奈良旅行の3日目最終日です。
またまた写真が多くなってしまいました。
4/4(水)
ホテルをチェックアウトして奈良駅からバスに乗り行く先は「平城宮跡」
平城宮跡でバスを降りたのは私たち2人だけ。
バス停のすぐ前が入り口で建物の中に入ると、そこは遺構展示館でした。
閑散として例にもれず人が少ない。
ボランティアさんが専属で説明してくれました。
どこに行っても拝観料がいるのに、嬉しいことにすべて無料でした。
お金かかっているのにすべて税金でしょう。
見ごたえあります~
発掘で見つかった遺構の実物を見ることができます。
遺構を埋め戻して保存し、その上部に型どりした遺構模型を展示する方法や、盛り土と植栽で建物の規模と柱の位置を示す
方法、建物の基壇や壁の一部まで復原する方法などがあるそうです。
ボランティアさんの話では、京都旅行のついでに1日だけ奈良に寄るというパターンが多いのだとか。
3日間も奈良観光してくれるのは嬉しいと喜んでもらえました。
懇切丁寧に説明していただきありがとうございました。
宮内省の復元建物です。
この植栽が遺構の柱の位置を表しています。
すごく広い場所、てくてく歩き右手に見えてきたのが復元された大極殿です。
大極殿の裏側です。
右手の方に車椅子でも入れるようにスロープが作られています。
嬉しいことに撮影可でした。
ここでも専属のボランティアさんの説明を聞けました。
200名位ボランティアさんは登録されているそうです。
皆さん高齢の方ですが、生き甲斐にしているようでした。
大極殿から朱雀門方面の眺めです。
はるか彼方に朱雀門が小さく見えていて、手前の中ほどは工事中です。
大極殿を出て朱雀門へ向かいます。
復元された大極殿は立派、こちらが正面です。
広い芝生では家族連れがピクニックしていました。
子供たちが駆け回っても目が行き届き安全です。
簡易的と思われる回廊はすでに出来ていて、それに沿って歩き途中で工事現場を通ります。
たぶん朝堂院を作っているのでしょう。
広壮な工事が全て完成するまでに20年かかるそうです。
出来上がったら素晴らしいと思うけど、たぶん完成は見られないでしょうね。
朱雀門が近づいてきました。
平城宮跡の中に近鉄の線路が通っています。
丁度電車が通過していきました。
朱雀門の中を素通りしてこちらが正面です。
朱雀門広場が完成していました。
その広場の脇に平城宮いざない館が完成してオープンしていました。
宮殿の復元方法を詳しく見ることができます。
奈良時代の宮廷の貴族の衣装や庶民の衣装も復元展示されています。
朝鮮や中国の影響が衣装に表れています。
ここは沢山の人がいました。
いざない館を出て東院庭園に向かいます。
庭園を見るためには、はるか彼方でまたスタスタと歩くことに。
朱雀門の回廊に沿って右に曲がり直進します。
いやはや遠いよね~
レンタサイクルはなかったのかな~ と思いながらただ歩く・・・
途中で左に折れてまた近鉄の踏切を渡ります。
遠くに大極殿が見えています。
踏切を超えると庭園が見えてきました。
最古の庭園が復元されていました。
桜はほぼ咲き終わっていましたが、植えられている植栽はすべて平城宮にあった植物だそうです。
拝観終わり裏門から出て、しばらく道なりに歩き法華寺に寄りました。
法華寺です。
本堂には公明皇后がモデルとされる十一面観音立像が本尊で尼寺です。
ラッキーなことに十一面観音立像が開帳期間で見られました。
枝垂桜が見事です。
お風呂場だそうです。
お花が見ごろの庭園に~
菊モモ
ミモザ
高温続きで藤が開き始めていました。
愛らしい利休梅
アネモネも可愛いけど、翁草? 珍しい色だこと。
トキワマンサク
咲き乱れる花に囲まれて満足の旅でした。
奈良最後の観光は法華寺でした。
バスで近鉄奈良駅に戻って、遅めのランチです。
お腹にやさしい和食にしました。
ならまちでこじゃれたカフェに入りたかったけど時間なし。
ランチを済ませて再びバスでホテルに戻り、預かっていただいたスーツケースを受け取り奈良駅へ。
奈良から京都へ。
帰りの新幹線は指定席で大正解でした。
ほぼ満席とアナウンスあり。
夕食は奈良駅中で買った地元の柿の葉寿司とわさび葉寿司にしました。
初めてのわさび葉寿司は葉っぱごと食べられて、わさびの味がほのかにして美味しい~
夕食にこんなに炭水化物を食べちゃ行けないけど、旅先なので許可。
すべてが予定通りで、夜8時半には帰宅でした。
やっぱり最後まで3日間歩き過ぎでしたが、楽しい奈良旅行でした。
夫は初めての奈良観光だったので、ついついあっちこっち行ってしまいました。
最終日は家まで歩き17737歩でした。
自分の足に感謝感謝でした~