甘野老って何と読むか分かりますか? 「あまどころ」と読みます。 へ~!私もこんな漢字を書くとは思いませんでした。
あまどころの花がこのうつむいた楚々とした白い花で、とっても可憐です。 花の先の方が緑色になっています。
(左の写真は撮り方が下手ですね、ピントを合わせるのが難しい)(右の写真はWikipediaからお借りしました、さすがプロ)
この花を「あまどころ」という人はあまりなく、花好きの方々も決まって「ナルコユリ」だわね、と言います。
(ナルコユリの方が知名度が高いという事か、でも私はあまどころと言う名前が好き)
15年以上も前に、知り合いから戴いた時は「あまどころ」と教えて貰ったので、いつも可笑しいな?と思っていました。
(今年は栄養不足か日陰過ぎたのか、2連に咲く花が少なかった・・・残念!)
疑問に思った時はネットで調べるに限ります。早速「アマドコロ」で検索してみると違いが分かりました。
近縁種
同属のナルコユリ(P. falcatum) とよく似ている。ナルコユリは、花と花柄のつなぎ目が緑色の突起状になるのに対して、アマドコロは突起状にならない。また、ナルコユリの茎は丸いが、アマドコロの茎には6本の稜があり触ると少し角張った感じがする。
なるほどね~、そこですぐ庭に出て茎を触ってみました。 角張った感じが確認出来ました。
ほらやっぱり「アマドコロ」でした。 もっと早く調べれば良かったわ。 でもこれですっきり! 長年の疑問が一気に解決しました。
アマドコロと良く似ていますが、もっと緑色の花「ホウチャクソウ」、アマドコロと同じように地下茎で増えていきます。
かなり下を向いている白い花は「稚児百合」で、チゴユリと読みます。その名のようにとっても小さい花で、1センチ位の花です。
小さいのでよく見ないと見逃してしまいます。 木の下など半日陰を好んで咲きます。
普通のニホンサクラソウより、若干遅く開花の「高嶺雪」です。 開花を心待ちしていた薄紫の可憐なサクラソウです。
そして右の写真、タニウツギかと思っていたら、「斑入りのハコネウツギ」でした。 3年前に1本枝を戴いて、挿し木で育てて今年初めて花がきました。
斑入りでないハコネウツギは、大きな木に成長していますが、かなり日陰にあるので、花はまだこれからです。
ハコネウツギは花の色が徐々に濃い色に映り変わっていくので、とっても楽しみです。 斑入りの葉は涼しげでいいですね、大事にしたいわ。
そしてこの花の名前も、調べて今日初めて分かりました。 フフフ~嬉しい!
3年ほど前から、木の下などで楚々と咲いているのを発見、これは何だろうと思っていたのです。「知っている人があったら教えて」と書くつもりでいました。
でもその前に、ネットで「薄紫の花」で検索して根気よく探してみると、ありました!!
「セリバヒエンソウ」でした。 やったね! 花好きとしては花の名前が分からないのは気持ちが悪いのです。
でもカタカナの名前だとなかなか覚えられません。漢字は?というと、「芹葉飛燕草」ですって。
漢字を見るとなるほどなと思いませんか? 葉は芹の葉に似ているし、燕がスイスイ飛んでいるような姿ですね。これで一度で覚えられました。
きっとこの名前のように、どこからか種が飛んできたのでしょうね。 ツバメが運んできたと思いたいです。
ネットの力をあらためて再確認致しました。 ありがとう!!
それでは品種名は何かと問われましても判りかねます。悪しからず。
4年ほど前に、伊豆高原で買い求めました。その時に付いていた名札を書き写しています。でもどこかで取り違えた可能性はあります。14日からまた伊豆高原に行ってきますので、写真を見せて名前を確認してもらいます。
ご連絡いただきありがとうございました。
やはりご指摘のように、高根雪は真っ白の花でした。この薄紫のサクラソウは「青海原」だろうとのことでした。写真を見て戴いてのことでしたので、たぶんということです。ありがとうございました。