俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『干し柿』

2008-11-14 21:41:21 | Weblog
秋もすっかり深まりました。
紅葉も大分身近に里へ下りてきたようです。

新米はとっくに頂きましたし、秋刀魚、秋鮭もワインも新酒も・・・梨、ぶどう、栗など秋の味覚であふれています。
そうそう、「塩炒り銀杏」と「山芋のむかごの塩茹で」も食べました。

・・・でも、日本の秋に最もふさわしい果物は、「柿」かも知れません。
青空に、たわわに実った柿の木には、どこでも出くわす光景です。


先日、「うちの庭で出来た柿だよ」と、甘柿を頂きました。
木ざわし柿は、ほんのりと品の良い甘さで、このところ毎朝頂戴しています。

これに対して渋柿は、焼酎などのアルコールで、さわして渋を取り甘柿にして食べます。
和歌山の富有柿、山形の庄内柿、静岡の次郎柿、愛媛の愛宕柿・・・
全国各地のどこでも産地です。(北海道では柿が出来ないと聞きましたけど・・・)

干し柿は、長野・伊那の市田柿、山形・上山の紅柿、福島のあんぽ柿・・・
朝晩の気温の差が大きく、湿度の低い内陸の盆地に多いようです。

☆       ☆       ☆       ☆

ワイフの実家の母が、「太平洋側の千葉は、今頃から冬場は毎日お天気が良くて空気も乾燥しているから、干し柿を作ってみたら」と、ダンボール箱いっぱいの庄内柿を送ってくれました。

今日は朝から町内会の用事での出掛けにワイフは、「干し柿作りは得意でしょ!」とばかりに云いおいて出かけてしまったのです。
「よっしゃ!昔取った杵柄!」で、あっさりとやってみました。(インデアンサマーの陽をあびた吊るし柿の写真です)


いい天気は続くかも知れませんが、凍えるような寒気はありません。
いや、「土・日は低気圧が日本列島を通って雨模様」と半井小絵さんがNHKの7時の天気ニュースで言ってました。

アオカビが生えたりはしまいか?
虫が来はしまいか?
車の排ガスは?
ほこりは?


二日酔いに効くという、ちょっと固い、あの糖度満点の、白い粉を噴いた「干し柿」が本当に出来るのでしょうか???