空は抜けるばかりの雲一つ無い晴天で、昨日強く吹いていた北風もおさまり小春日和です。
木枯らしに舞う赤や黄色の葉っぱが、そこいらじゅう一面埋め尽くしています。
毎日毎日出かけてばかりいたものですから、庭木たちに構ってやれませんでしたので伸び放題です。
落ち葉の季節には冬支度をしなければなりません。
それで、今日は庭木の枝切りをすることにしました。
では、うちの庭木たちを紹介いたしましょう。
庭の東南角に「赤松」が一本あるのですが、これは大宮に住んでいた新婚当時、ベランダのプランターに種が飛んできて実生で生えたもので、その後引っ越した仲町のマンションでは鉢植えで、そしてここに引っ越してから地植えにしたものです。
我々家族の一員として共にすごした思い出の木で、樹齢34年を経て、今では根元で直径20cmぐらいになりました。庭の日当たりが悪くなるので枝を半分ぐらい落としました。
「マキ」は千葉県の県木となっていて、どの家にもあるぐらいなので真似して植えてみました(これも実生で勝手に生えたものです)。
門かぶりの木に育てようとしていますが、なかなか思うようにいきません。
「スモモ」と「山椒」は棘があるので災いを防ぐ意味で北東角の鬼門に植えてあります。
枝を落として袋に詰め込むまでいつも一度は棘を手に刺してしまい飛び上がります。
今日も3度ほど「痛っ!」・・・です。
「カイヅカイブキ」は梨に赤星病を媒介するため植えてはイケナイらしいのですが、なぜか西側に二本ありまして、目立たぬように人の背丈ぐらいに切り詰めています。
敷地境界に沿ってお隣の物置が2つ並べて置いてありますので、それを覆い隠すために「南天」を植えています。
南天は「難を転ずる」といって縁起物ですが、根っこと種の両方で増えますので手がやけます。思い切って境界線に「一列に並べ」状態まで切り取ってしまいました。
「千両」も「お金が貯まる」という縁起物で、鳥が運んで来て実生のものが何本か生えていますけれど、まだ小さいのでそのままです。「もっこく」も鳥が運んできてあちこちに何本も生えています。
「柿」と「枇杷」は、頂いたものの種を植えたら生えたものです。
「桃栗3年、柿8年、枇杷の馬鹿野郎18年」といいますが、枇杷はたとえよりも早く5,6年で実がなりましたが、柿の方は15年にもなるのに全然実がなりません。「柿の馬鹿野郎!」と云いたいのですが、柿は接木をしないと実が生らないらしいのです
例年、「柚子」は柚子湯が何度も出来るほど沢山実をつけるのですが、今年は16個しか実がつきませんでした。けれど、我が家の鍋にはちょうどいいぐらいかな?
表の垣根の「山茶花」は、もう既に花つぼみがちらほら出ていて、もうじき真っ赤な花が咲きそうです。
「梅」は「南高梅」で毎年美味しいすっぱい梅干を一瓶とっています。
万遍無く日が当たるように、又、風通しをよくするために、「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」などと云われぬよう、かなりきつい剪定をします。
「七重八重 花は咲けども 山吹の 実の一つだに 無きぞ悲しき」の山吹は黄色い花をつけますが実がなりません。
「白山吹」は白い花が咲き、真っ黒のつややかな丸い実をつけます。
その他、春先に咲く暴れん坊のレンギョウ、垣根のいつも緑の正木、華やかな花水木の親戚の控えめな山法師、白い房と紫の房の藤棚、派手に真っ赤な大輪なのに何故か雨に弱い牡丹、色っぽい年増のように鮮やかな紫のつつじ・・・の手入れをしました。
いろいろと書き連ねてしまいましたが、どの木も思い入れのある木なのですけれど、ただの一本もまともな庭木と呼べるものはありません。
人間で言えば、スタイルもポーズも悪くて、お世辞にも美男美女とは云えません。
何となくごっつくて、ずんぐりむっくり・・・
風采の上がらない無愛想な家主に似てなくもありませんけどっ!
木枯らしに舞う赤や黄色の葉っぱが、そこいらじゅう一面埋め尽くしています。
毎日毎日出かけてばかりいたものですから、庭木たちに構ってやれませんでしたので伸び放題です。
落ち葉の季節には冬支度をしなければなりません。
それで、今日は庭木の枝切りをすることにしました。
では、うちの庭木たちを紹介いたしましょう。
庭の東南角に「赤松」が一本あるのですが、これは大宮に住んでいた新婚当時、ベランダのプランターに種が飛んできて実生で生えたもので、その後引っ越した仲町のマンションでは鉢植えで、そしてここに引っ越してから地植えにしたものです。
我々家族の一員として共にすごした思い出の木で、樹齢34年を経て、今では根元で直径20cmぐらいになりました。庭の日当たりが悪くなるので枝を半分ぐらい落としました。
「マキ」は千葉県の県木となっていて、どの家にもあるぐらいなので真似して植えてみました(これも実生で勝手に生えたものです)。
門かぶりの木に育てようとしていますが、なかなか思うようにいきません。
「スモモ」と「山椒」は棘があるので災いを防ぐ意味で北東角の鬼門に植えてあります。
枝を落として袋に詰め込むまでいつも一度は棘を手に刺してしまい飛び上がります。
今日も3度ほど「痛っ!」・・・です。
「カイヅカイブキ」は梨に赤星病を媒介するため植えてはイケナイらしいのですが、なぜか西側に二本ありまして、目立たぬように人の背丈ぐらいに切り詰めています。
敷地境界に沿ってお隣の物置が2つ並べて置いてありますので、それを覆い隠すために「南天」を植えています。
南天は「難を転ずる」といって縁起物ですが、根っこと種の両方で増えますので手がやけます。思い切って境界線に「一列に並べ」状態まで切り取ってしまいました。
「千両」も「お金が貯まる」という縁起物で、鳥が運んで来て実生のものが何本か生えていますけれど、まだ小さいのでそのままです。「もっこく」も鳥が運んできてあちこちに何本も生えています。
「柿」と「枇杷」は、頂いたものの種を植えたら生えたものです。
「桃栗3年、柿8年、枇杷の馬鹿野郎18年」といいますが、枇杷はたとえよりも早く5,6年で実がなりましたが、柿の方は15年にもなるのに全然実がなりません。「柿の馬鹿野郎!」と云いたいのですが、柿は接木をしないと実が生らないらしいのです
例年、「柚子」は柚子湯が何度も出来るほど沢山実をつけるのですが、今年は16個しか実がつきませんでした。けれど、我が家の鍋にはちょうどいいぐらいかな?
表の垣根の「山茶花」は、もう既に花つぼみがちらほら出ていて、もうじき真っ赤な花が咲きそうです。
「梅」は「南高梅」で毎年美味しいすっぱい梅干を一瓶とっています。
万遍無く日が当たるように、又、風通しをよくするために、「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」などと云われぬよう、かなりきつい剪定をします。
「七重八重 花は咲けども 山吹の 実の一つだに 無きぞ悲しき」の山吹は黄色い花をつけますが実がなりません。
「白山吹」は白い花が咲き、真っ黒のつややかな丸い実をつけます。
その他、春先に咲く暴れん坊のレンギョウ、垣根のいつも緑の正木、華やかな花水木の親戚の控えめな山法師、白い房と紫の房の藤棚、派手に真っ赤な大輪なのに何故か雨に弱い牡丹、色っぽい年増のように鮮やかな紫のつつじ・・・の手入れをしました。
いろいろと書き連ねてしまいましたが、どの木も思い入れのある木なのですけれど、ただの一本もまともな庭木と呼べるものはありません。
人間で言えば、スタイルもポーズも悪くて、お世辞にも美男美女とは云えません。
何となくごっつくて、ずんぐりむっくり・・・
風采の上がらない無愛想な家主に似てなくもありませんけどっ!