俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『秋深し』

2010-10-23 22:09:38 | Weblog
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今日は十五夜で見事な満月です。
秋も深まり、ちょっぴり肌寒い月見ですけど・・・

久しぶりに朝からすっきりと晴れ上がり、吸い込まれそうな青空に誘われて北総台地を車で駆け巡ってきました。

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         ♪ 夕焼け小焼けの 赤とんぼ 
           負われて見たのは いつの日か
         ♪ 山の畑の 桑の実を 
           小かごに摘んだは まぼろしか
         ♪ 十五でねえやは 嫁に行き 
           お里の便りも 絶え果てた
         ♪ 夕焼け小焼けの 赤とんぼ 
           とまっているよ 竿の先

コスモス畑には沢山の赤とんぼが舞っていました。
コスモスの花に必死でとまろうとしますが、風に吹かれて大きく揺れ動くので、なかなかとまれません。

諦めた赤とんぼは、小川に渡した木の踏み板にとまって休んでいました。


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田んぼはとっくの昔に稲刈りが終わり、その切り株から青々とした二番穂が出て、もう一度稲が育っているような感じです。
北総台地の畑では実りの秋の収穫に大忙しです。
さつまいも、ニンジン、長ネギ、大根、白菜、・・・

中でも千葉名産の落花生は日本一の生産高です。
掘り起こされて収穫された落花生は、根を上にして逆さに畑に並べて乾燥させます。
これを「地干し」と云います。

ある程度乾燥したら「ボッチ積み」と呼ばれる野積みにして、2ヶ月ほどかけてじっくりと自然乾燥させます。(ボッチとは帽子のことでしょうか?)


ブルーシートを載せたのが主流になりつつありますけれど、藁を広げで載せたのが保守本流のようで、牧歌的で哀愁を感じます。


11月11日は「ピーナッツの日」だそうです。
この頃に、さやをとって美味しい落花生の出荷となるのです。

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いりざや:殻付きの落花生
味付け:殻をむいた渋皮付きのほんのり塩味の落花生
ゆでまめ:採りたてのサヤのままの落花生を塩ゆでしたもの
いりまめ:乾燥させたサヤから取り出した渋皮付きの豆を、塩を入れてフライパンなどで煎った落花生
落花生豆腐:わさび醤油でいただきます。
焚きこみご飯、落花生せんべい、落花生甘納豆・・・

落花生を食べると、老化や動脈硬化を防ぎ、疲れ肩こりに効き、皮膚に潤いを与え、悪玉
コレステロールを減らし、血圧を下げ、脳の活性化、記憶力向上に効果があるそうです。

「天高く馬肥ゆる秋」です。
老化の気になる方は思いっきり食べてみませんか?