日本ほど四季折々、素晴らしい自然の姿を見せてくれる国はないと思っています。私はその美しい目の前の自然風景から「情景写真」を表現してきました。
風景と情景は、かんたんに言えばどちらも「けしき」のことです。
しかし意味こそ似ていますが、情景という漢字には「心」が入っています。そして「情」という字には「思いやりの心」や「なさけ」などの意味もあるのです。
【中略】
「ネイチャーフォトは宝探し!」 宝物は探さないと見つからないので、好奇心の目を持ってキョロキョロと探してみてください。探せばきっと「私を撮って」と自然のほうからシグナルを送ってくれるはずです。
【上掲の文はプロ写真家・米美智子先生の著書「情景探し」の「はじめに」から抜書きさせて頂きました】
*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*
・・・感化されやすいのです。
出かけなければ始まりません。
「宝探しの旅」に出ることにしました。
「日の出、日の入りの前後30分が写真撮影のゴールデンタイム」と云われています。
この時期の日の出は4時半ごろと朝早いので、この時間に自然の中に居るにはどうするかが問題です。
結論から言えば野宿しかありません。
でも、熊は出ないか、変人に出会いはしまいか、山賊はいないと思うけど強盗に襲われたりしないか、・・・と不安です。
山中で、ただ一人での野宿は、ちょっとさみし過ぎますよね。
インターネットで見ましたら、東名高速道の足柄SAと中央高速道の諏訪湖SAにスパがあるのがわかりました。SAならば野宿の場所として安全かも・・・
そこで、「宝探しの旅」に出る野宿の練習として、今まで何べんか行って多少勝手の知っている富士山周辺へ一泊の野宿の旅をすることにしました。
*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*
途中、大山阿夫利神社へ。
バス終点地点から遥拝し、参道を下り、大山小学校入り口の駐車場に車を停め,歓迎のアーチ越しに大山を撮りました。

車に戻ると、頭の上の崖の木がガサゴソ大きく揺れるじゃありませんか。
ビックリしてみると茶色っぽい物体が藪の中へ消えました。
熊じゃありません、カモシカかも・・・
ややっ! 影が消えた方の脇道を、猿がすたこらさっさと逃げて藪の中へ消えました。

秦野中井ICから高速に乗り、足柄SAへ。
箱根連山最高峰の金時山を越えて流れ来る渦巻く雲を見ながら「金時湯」にゆっくりと浸りました。

風呂上りにテレビを見ていたら、東海地震に備えての防災訓練が翌日あるとかで、地震の話ばかりが繰り返し流されていました。
SAの駐車場に停めた車で野宿です。
SAなのでアルコールは一切売っていません。
仕方が無いので、夕食後8時には寝袋に入って寝ました。
風邪をひいて薬を飲んでいようが、少々腹が下っていても、アルコール無しの日が一日たりとも無いアルコール依存症気味なのですが、やはり寝付きがよくありません。
東海地震は大丈夫か、大井松田断層は動かないだろうか、風が強くて車が揺れるけど動きはしないだろうか、明日の天気はどうだろうか、・・・
零時ごろ用をたしに表に出ると、トラックはほぼ満車、小型車の駐車場は95%が埋め尽くされていました。
キャンピングカーも何台か停まっていて、みんな野宿のようです。
・・・何台もの車が動き出す音で目を覚ましました。
3時半です。
洗顔、寝袋の片付けなど出発の準備をしました。
*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*
4時、出発です。
すぐの御殿場ICで高速を下り、山中湖を目指しました。
雲は厚く、お山は見えません。
4時40分には山中湖ICを出て、山中湖を左回りに回り、富士山を湖面越しに見える撮影ポイントを小道に入っては探しました。
ところが、霧が深くて何も見えません。
しょうがないので、霧の山中湖を撮ることにしました。

・・・と、お山の裾が見えるじゃありませんか!
【5:28:54】

【5:29:12】

【5:30:22】

【5:30:48】

ついに神秘のベールを脱ぎました・・・
この間、1分54秒・・・ 山の天気は変化が早いのにビックリです。
*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*
忍野八海、富士吉田・富士散策公園、恩賜林庭園、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖・富士芝桜まつり、朝霧高原、富士花鳥園、・・・
2日間の走行距離480km、富士ICから一気に帰って来ました。
行かなきゃわかりません、なんとかなるものです。
でも、観光地や観光名所は、“ネイチャーフォト”とは異質かも・・・
風景と情景は、かんたんに言えばどちらも「けしき」のことです。
しかし意味こそ似ていますが、情景という漢字には「心」が入っています。そして「情」という字には「思いやりの心」や「なさけ」などの意味もあるのです。
【中略】
「ネイチャーフォトは宝探し!」 宝物は探さないと見つからないので、好奇心の目を持ってキョロキョロと探してみてください。探せばきっと「私を撮って」と自然のほうからシグナルを送ってくれるはずです。
【上掲の文はプロ写真家・米美智子先生の著書「情景探し」の「はじめに」から抜書きさせて頂きました】
*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*
・・・感化されやすいのです。
出かけなければ始まりません。
「宝探しの旅」に出ることにしました。
「日の出、日の入りの前後30分が写真撮影のゴールデンタイム」と云われています。
この時期の日の出は4時半ごろと朝早いので、この時間に自然の中に居るにはどうするかが問題です。
結論から言えば野宿しかありません。
でも、熊は出ないか、変人に出会いはしまいか、山賊はいないと思うけど強盗に襲われたりしないか、・・・と不安です。
山中で、ただ一人での野宿は、ちょっとさみし過ぎますよね。
インターネットで見ましたら、東名高速道の足柄SAと中央高速道の諏訪湖SAにスパがあるのがわかりました。SAならば野宿の場所として安全かも・・・
そこで、「宝探しの旅」に出る野宿の練習として、今まで何べんか行って多少勝手の知っている富士山周辺へ一泊の野宿の旅をすることにしました。
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途中、大山阿夫利神社へ。
バス終点地点から遥拝し、参道を下り、大山小学校入り口の駐車場に車を停め,歓迎のアーチ越しに大山を撮りました。

車に戻ると、頭の上の崖の木がガサゴソ大きく揺れるじゃありませんか。
ビックリしてみると茶色っぽい物体が藪の中へ消えました。
熊じゃありません、カモシカかも・・・
ややっ! 影が消えた方の脇道を、猿がすたこらさっさと逃げて藪の中へ消えました。

秦野中井ICから高速に乗り、足柄SAへ。
箱根連山最高峰の金時山を越えて流れ来る渦巻く雲を見ながら「金時湯」にゆっくりと浸りました。

風呂上りにテレビを見ていたら、東海地震に備えての防災訓練が翌日あるとかで、地震の話ばかりが繰り返し流されていました。
SAの駐車場に停めた車で野宿です。
SAなのでアルコールは一切売っていません。
仕方が無いので、夕食後8時には寝袋に入って寝ました。
風邪をひいて薬を飲んでいようが、少々腹が下っていても、アルコール無しの日が一日たりとも無いアルコール依存症気味なのですが、やはり寝付きがよくありません。
東海地震は大丈夫か、大井松田断層は動かないだろうか、風が強くて車が揺れるけど動きはしないだろうか、明日の天気はどうだろうか、・・・
零時ごろ用をたしに表に出ると、トラックはほぼ満車、小型車の駐車場は95%が埋め尽くされていました。
キャンピングカーも何台か停まっていて、みんな野宿のようです。
・・・何台もの車が動き出す音で目を覚ましました。
3時半です。
洗顔、寝袋の片付けなど出発の準備をしました。
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4時、出発です。
すぐの御殿場ICで高速を下り、山中湖を目指しました。
雲は厚く、お山は見えません。
4時40分には山中湖ICを出て、山中湖を左回りに回り、富士山を湖面越しに見える撮影ポイントを小道に入っては探しました。
ところが、霧が深くて何も見えません。
しょうがないので、霧の山中湖を撮ることにしました。

・・・と、お山の裾が見えるじゃありませんか!
【5:28:54】

【5:29:12】

【5:30:22】

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ついに神秘のベールを脱ぎました・・・
この間、1分54秒・・・ 山の天気は変化が早いのにビックリです。
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忍野八海、富士吉田・富士散策公園、恩賜林庭園、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖・富士芝桜まつり、朝霧高原、富士花鳥園、・・・
2日間の走行距離480km、富士ICから一気に帰って来ました。
行かなきゃわかりません、なんとかなるものです。
でも、観光地や観光名所は、“ネイチャーフォト”とは異質かも・・・