俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『チューリップ』

2009-04-17 22:15:40 | Weblog
せんだって、印旛沼のそばの「佐倉ふるさと広場」のチューリップを見に行って参りました。

風車が勢いよく回って、オランダ国旗がはためいていて、チューリップも色とりどりにきれいに区画され、今が見頃と咲き誇っておりました。

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何で、印旛沼のほとりにオランダの国旗や風車、チューリップ畑があるの・・・?

佐倉とオランダの関係をご説明申し上げねばなりますまい・・・

佐倉とオランダの関係は、江戸時代の鎖国と関係があるのです。
江戸幕府はキリスト教を排除するために鎖国令を発し、外国との交流を閉ざしたのでしたが、オランダ、中国、朝鮮は例外で、長崎の出島を通じて交易がありました。ちなみに今年は日蘭交流400周年だそうです。


佐倉藩主の堀田正睦(ほったまさよし)は、幕末近くの天保14年(1843年)に蘭医・佐藤泰然を招いて蘭医学の塾「佐倉順天堂」を開いて全国各地から医学生を集め、オランダから西洋医学を学んで、「西の長崎、東の佐倉」と云われるように、日本の医学をリードする多くの人々が輩出されたのでした。

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こうして、この歴史的交流から佐倉日蘭協会が設立され、佐倉とオランダのつながりが今でも続いているのです。

そのシンボルとして、「本格オランダ風車」が3.7億円の市費を投じてオランダから輸入・建設され、又、輸入したチューリップが今では50万本も咲いているのです。

チューリップは希望者に売ってくれます。

佐倉と深く親しい交流があるということは・・・ オランダでも、佐倉名物「蔵六餅」が売られているのかなあ?


そんなことは無いようです。


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