俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『吉高の大桜』

2008-04-13 23:33:52 | Weblog
「吉高の大桜」は、実に、見事に満開でした!(2008/4/12)


その存在を、知らない方は知らないと思いますので、簡単に説明いたします。

所在地は千葉県印旛郡印旛村吉高930番地。
吉高にある農家で、二十代続く須藤家の所有。
樹種はヤマザクラ(品種は江戸錦)で、幹周り(目通り)6.7m、枝葉東西24m・南北26.8m、樹高約12mの稀に見る巨木。村の天然記念物。

土地の白寿の古老の話では、「樹齢400年と、子供の頃に聞いた」とのことで、さすれば樹齢500年と云うことになるのだが、定かでは無いらしい。年齢不詳。

菜の花の黄色と競い合うようにピンクの桜が満開でした。(例年も12日が満開)
大きな饅頭のような形で、畑の真ん中に一本だけで立っています。
古墳のように一段高く盛った小山の上から、木肌の黒い幹が曲がりくねって枝分かれしながら天空にのびている。花もすごいけれども、幹もすごい!

見物の老若男女、乳飲み子、わんこまで、大勢の人、人、人・・・

☆       ☆       ☆       ☆

しばらくの間、見とれていましたが、「花より団子」と、近くの「峠の茶屋」へ・・・
ここは竹の子の産地、近くの竹林で取れたての竹の子を使った竹の子御飯、竹の子の味噌汁が売り! が、しかし、すでに長蛇の列!
今度にすると、あきらめた。

数百メータル下がったところに、吉高の主婦たちの情報発信基地の場(昔ながらの井戸端会議が出来る場所)「さくら広場」があり、お茶のサービスもあって無料開放されておりました。
ここで買い求めてあったコンビ弁当をひろげた。

ここは、戦後まもなく建てられ、3年前まで駄菓子屋として使われていた平屋の建物で、梁や電線がむき出しで、昭和レトロの香りが漂う懐かしい佇まいでした。

「さくら広場」は進藤兼人監督の映画「三文役者」のロケに使われたこともあるという。その映画は進藤監督と人生を共にした殿山泰司の破天荒なその人生を映画化したもので、竹中直人、波野久里子らのロケハンの写真が飾ってありました。映画ではお酒も一杯やれる店で、昭和の日本の本当の田舎の味が出ていましたねぇ。

帰途は、ここから北印旛沼に出て、印旛沼サイクリングロードを追い風に乗って帰りました。

走行距離32km。ワイフは家に帰り着くと、ダウンです。
ワイは平気!




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