俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『春も近いよ?』

2010-01-14 17:36:38 | Weblog
今朝はこの冬一番の冷え込みでしたねぇ。

朝起きて顔を洗おうとしたら温水が出ませんでした。
ガス湯沸かし器が凍りついたのです。
幸い、水道は出ましたので、斬れるような冷たい水で顔を洗いました。

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よく晴れたので日が昇るにつれ暖かくなり、風もほとんど無いようだったので、カメラを担いでサイクリングに出かけました。
住宅街を抜けると直ぐに田んぼに出て、山裾を縫うように続く幅4mぐらいの舗装された農道を進みました。
ほとんど人に出会わないアップダウンの無い平坦な道です。

いわゆる里山の風情が溢れ、自然との調和を肌で感じることが出来ます。

今日はオオタカに出会えませんでした。
沢山の山鳩の番が田んぼに下りて、せっせと何かを啄ばんでいましたが、近づくとバタバタ飛んでは山の木の枝に止まって、豆鉄砲でも食ったように“きょときょと”してこちらを見ていました。


スズメも“ピイチクパアチク”さえずりながら、ヨシ原に群れていました。
ツグミはいつも一羽で田んぼに下りています。
近づくと両脚を揃えて“ぴょんぴょん”飛び跳ねて遠ざかります。

藪の中では、メジロが“チョコチョコ”忙しげに飛びまわっています。
ハクセキレイも尻尾を“チョンチョン”縦に振りながら周りを動き回ります。
シジュウカラやヤマガラも見かけます。

    *☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*

「日本の里山100選」の「結縁寺」では、露地栽培の菜の花がもうすでに咲いていました。
今冬一番の寒さと言いながら何ですが、明るい陽射しを浴びた黄色い花は目にも眩しく、春がもうすぐそこまで来ているようです。


そう云えば鳥たちが群れているのは、寒くてオシクラマンジュウしているんじゃなくて、恋の相手探しの合コンしているのかも・・・

♪もうすぐ春ですね・・・♪


何云ってんの? 
地球的規模の大寒波だと言うのに・・・
大寒もこれからだと云うのに・・・



『水元公園』

2010-01-09 22:29:49 | Weblog
葛飾区にある都立の「水元公園」へ行って来ました。

大場川の「小合溜(こあいだめ」という遊水地の畔(ほとり)の水郷公園で、敷地面積が878,995㎡もある広大な公園です。

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生きた化石と云われる落葉したメタセコイアの林は、真っ直ぐに天に向かって背比べをしていました。


沼には沢山のカモやサギなどの水鳥が遊んでいます。
バードサンクチュアリーの観察舎から、カワウやアオサギがひなたぼっこを楽しんでいるのが見えました。


観察舎でカメラを三脚に据え付けて、パイプの折りたたみ式腰掛に座ってタバコをくゆらせていた初老のカメラマンが居ました。
年季の入ったアマチュアカメラマンに見えました。

「カワセミなんかが居るんですか?」と話しかけたら、ぶっきらぼうに「来るよ」と一言発すると、ナップザックから取り出したA4版の写真ファイルをめくって、カワセミの大写しの写真を黙って差し出して見せてくれた。

「いやあ~、きれいに撮れていますね」と云うと、「500mmで撮ったのだ」と言う。
「それに画面いっぱいに良く写っていますね」と云うと、「大き過ぎて少しさがって撮ったんだ」と云う。

「大きかったらズームを縮じめればいいのに・・・」と、思ったが、「ピントもいいし、いい写真ですね」とお世辞を言うと、さっきまでの愛想の無い顔がにこやかになり、話が止まらなくなった。

「カメラを始めて40年、野鳥を撮り出して20年になる」
「カメラはCANON EOS 50D、シグマの150-500mm AF手ブレ補正付きのズームを装着しているけど、これで充分楽しめるよ」

「オオタカもやって来てあそこで水を飲むんだ」と、島の水辺を指差して教えてくれた。
「オオタカがやって来るとカラスがカアカア騒ぐので判るんだ」、「オオタカは朝9時頃と夕方3時ごろに来る、人間と同じで朝飯と晩飯を食いに来るんだ」

「良かったら、他のも見てよ」と20枚ぐらいのファイルを渡してくれた。
木に止まったオオタカが首をかしげて覗き込むようにしてしている写真を見つめていると、「カメラのシャッター音に反応してるのだ」と云う。

真っ青な空を大きく翼を広げて飛ぶ姿や、木の枝から飛び出した瞬間、力強く羽ばたく姿などオオタカが多かった。
多少ピントの甘いのもあったが、どれも大写しの鳥の写真ばかりだった。

「何ミリで撮ってんの?」と言うので、「18-200mmズーム」と返答すると、「200mmじゃ、無理無理!、やっぱり500mmは欲しいよ、このズームは10万円だけど安いだろ」と、のたまうじゃないですか!

「200mmじゃ、そこのところにルリビタキが居るから、撮ってみたら・・・、いっぱいカメラマンが居るから直ぐ分かるよ」と云う。
「よく分かりますね」と感心すると、「毎日来ているからね」と自慢げである。

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通りかかった夫婦連れが顔見知りらしく、「今日はどうですか?」と声をかけていた。「一昨日撮った写真だ」と例の写真ファイルを勧めていた。

引き揚げるに、ちょうど良い機会なので、礼を言ってルリビタキを見に行った。
枝から枝へ飛び移っている青い小鳥を撮って見ました。


やっぱり小さいですねェ、云われる通り「500mmは欲しい」と思いました。

でも、いかに“デジ一”でも、手持ちで撮れるかなあ?
俺はじっと待っている“待ち派”など出来ない“追っかけ派”ですから・・・




『おみくじ』

2010-01-05 20:02:23 | Weblog
茨城県鹿嶋市へ行ってきました。

昭和43年1月~3月頃水戸に住んでいた当時、銚子港へ向かうこの辺りから先の国道は未だ舗装されていなくて、
車で走ると砂漠の中でも疾走しているかのように砂塵が舞い上がって、口の中まで砂が入って来るような田舎道でした。
今ではすっかり近代的で快適な都市へ変身しています。

       ☆       ☆       ☆       ☆

ところで、鹿島市と云えば何を思い付かれますか?

鹿島石油コンビナートと答えられる方は地理・社会科が得意な方ですね。
鹿島アントラーズを思い浮かべる方は、熱烈なサッカーファンです。
太平洋を眺め見る鹿島灘の海水浴の思い出がある方は埼玉県、栃木県、群馬県の内陸県の方が多いようです。

「鹿島神宮」とお答えの方は信仰心の厚い方です。
常陸国一之宮です。

鹿島神宮の表参道を進むと、道の両側には屋台・夜店が並んでいました。
その間の石畳の道をゆっくり車で進みました。
途中、どの駐車場も800円の看板を出しています。

駐車場の呼び込みのお兄さんやオバサンが、“ここに入れ!”とばかりに旗を振って、大袈裟な身振り、手振りで招いています。
構わず無視して奥まで進んで、大鳥居の前を右折したところの駐車場に留めました。
ここは500円でした。300円儲け!(セコい?)

朱塗りの楼門(ろうもん)をくぐり、「本宮」にお参り致しました。


杉の巨木に圧倒されながら、鬱蒼とした森の中の長い荘厳な参道を更に進んで、「奥宮(おくのみや)」にもお参りいたしました。
なんか今年は良い事がありそうな・・・

       ☆       ☆       ☆       ☆

参拝のついでに運勢を占う「おみくじ」を引くことはよくありますよね?
あれれっ!「おみくじ」と「みくじ」があるじゃないですかぁ・・・


お札やお守りを“売っている”いえ、“授けている”可愛い巫女さんに聞いてみると、“えっ?”と言って、しばらく考え込んでから、
“「くじ」の中には「おみくじ」と書いてありますけど・・・”と云う。

今度はコチトラが「おみくじ?みくじ、それとも、くじ?」と考え込んで、更に一層こんがらかりました。

仕方が無いので家に帰ってから辞書を引くと、〔おみくじ【御御籤】〔「お」「み」は接頭語〕神仏に祈って、事の吉凶を占うために引くくじ。〕と有りました。


巫女さんをからかったからか、引いた「おみくじ」は“凶”でした・・・



『箱根駅伝』

2010-01-03 21:03:59 | Weblog
「箱根駅伝」を見物に行きました。

今日は復路、神奈川県芦ノ湖から東京大手町まで109.9km、5区間、19大学と関東学連選抜の20チームが参加して行われました。

復路のゴール付近での観戦の模様をお伝えしましょう。

       ☆       ☆       ☆       ☆

車で12時半頃、永代通りと中央通りの交差点に差し掛かると、歩道には見物客がもうすでに鈴生りです。
日本橋を渡り左折してすぐの三越の立体駐車場へ入庫し、ゴール付近を目指しました。

途中、各大学の応援合戦を見ながら、シャッターを切りました。
ブラスバンドの大音響がビルの谷間に響き渡る中、応援のチェアガールのお姉さんたちのピチピチの太腿に圧倒されながら、シャッターを切っては、押し合いへしあいしながらゴールのある地点を目指して進みました。


可愛い“黄色い声”の応援も、お腹の中から絞り出す“だみ声”の声援も、見物客の“押すな、押すな”の声に負けるぐらいに混雑ぶりです。
群衆の波に押されて歩道に並べられたコンクリート製の花壇に脛をぶつけて倒れそうになったり足を踏まれたり・・・
身の危険を感じましたので、裏通りに回ってゴールへ急ぎました。


やっと辿り着いた読売新聞本社横の復路のゴール付近も黒山の人だかりです。
ここもすでに身動きの取れない混雑振りでした。
これでは、ゴールする選手の劇的な写真など撮れそうにもありません。


しからばと、地下鉄の地下道を通って丸の内線のA5出口へ出ました。
でも、やはり歩道は身動き出来ません。
再び裏通りを回って永代通りに出て日本橋方面へ進むと、山手線と日本ビルの間の通りが空いています。

先導車が役目を終えて、コースから外れる所らしく、コースがすっかり開いて見えましたので、ここでカメラを構えました。

ランナーがすぐそこのゴールを目指して最後の力走で駆け抜けます。


東洋大学が昨年に続き2年連続優勝を飾りました。

       ☆       ☆       ☆       ☆

ブラスバンドの軽快で勇壮なリズム、天にも轟く応援団のエール、チェアガールの華やかで俊敏な動作、音を立てて小旗を打ち振る見物客の声援、それらが駅伝コースのビルの谷間で完全に一体化して雰囲気をいや応なしに高めてくれます。

若者たちの名誉を懸けてひた走る姿を見て興奮しました。

年の初めに、久々に“深くときめく感動”を覚えたのであります。



初詣

2010-01-02 21:24:18 | Weblog
正月2日、成田山へ初詣に出かけました。

国道296号線は、初詣客の車で例年混雑で渋滞します。
勝手知ったる道です。裏道から裏道でスイースイでした。

       ☆       ☆       ☆       ☆

市役所の駐車場に車を止め、ここからは歩きです。
多分、表参道は押し合いへし合いのぶつかり合い状態じゃないかと思いましたので、電車道(でんしゃみち)を歩いて行きました。

電車道とは、その昔、成田山と宗吾参道を結ぶ成宗鉄道という路面電車が走っていた道路で、
今でも途中に二箇所のレンガ造りのトンネルが残っているレトロな道です。
年始の交通規制で車が通れないため、時々路線バスが通るぐらいで、散策にはちょうど良い1kmぐらいの道程でした。

ところが新勝寺の総門に辿り着くと、表参道からの人人人の人波で埋め尽くされていて前に進みません。
決断の早いワルポン君はすぐに諦めて、遥拝(ようはい)いたしました。


持ってきた古いお札とお守りは、総門前の門前広場の奥にある信徒会館内の聖徳太子様へ納めました。
そこで新しい交通安全のお守りを買い求めました。

       ☆       ☆       ☆       ☆

あまりにスムーズに事が運びましたので、久方ぶりに犬吠埼へ行くことにしました。

昼食は成田空港の周りにある名のあるホテルで豪華に食事でもしようかと思いましたが、
年金生活者であることが頭をよぎったので、コンビニ弁当にしました。

快晴のいい天気です。ドライブ日和です。
どうしたことか、道路は、またもやスイースイでした。
無料になった犬吠埼への道もスイースイ・・・

「地球が丸く見える丘展望台」に登りました。
太平洋の真ん中に突き出した丘の上から四方を見渡すと、果てしなく続く大海原と輝く太陽の
大自然の大きさの中に抱かれて、しばし茫然と佇んでいたのでありました。

どうですか!本当に水平線が“まあるく”見えませんか?


       ☆       ☆       ☆       ☆

新春を寿ぎ、神仏に感謝して初詣も済ませましたし、心が広がる大自然の大きさにも触れることが出来ました。
今年こそ、何か良い事がありそうな気分です・・・


「いや、手抜き参拝はお見通しだぞ!」という“不動明王”の大音声が聞こえて来そうです。
「へ、へ~ぇっ」



『初日の出と元日の月食』

2010-01-01 13:19:43 | Weblog
明けましておめでとうございます
今年も良い年でありますよう、心よりお祈り申し上げます

これからも駄文のブログをお見限り無きよう、よろしくお願い申し上げます

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九十九里浜・白子海岸の太平洋に昇る初日の出をどうぞご覧下さい。

遥か水平線上には雲が山並のように連なっていましたが、お日様が顔を出すと
天空は真っ青に晴れ上がり一片の雲もない快晴、正に日本晴れのお天気でした。

(F5 1/400 ISO200 82mm RAW+FINE)

本須賀海岸の駐車場は満車、焚き火がどんどん燃やされて人だかりが出来ていて、
豚汁300円、ココア100円、甘酒は無料で振舞われていました。
片貝海岸も、白里海岸も車が渋滞で入れませんでした。

細い裏道から、やっと入った白子海岸も駐車場の一番奥の空きスペースにやっと入った最後の一台でした。
初日の出を拝む人たちも、新年の希望を祈っておりました。

(F5 1/100 ISO200 40mm RAW+FINE)

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バナナの叩き売りじゃございませんが、新年の特別サービスで、もう一枚貴重な写真をご提供いたしましょう。

元旦に月食が見られるのは、日本史上初めてとのこと。しかも満月です。
最大に欠けるのが8%程度と僅かではありますが、最大になるのが4時23分と新聞にありましたので、
4時23分06秒に撮ったのが、この写真です。

(F6.3 1/200 ISO200 200mm RAW+FINE)

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月食に初日の出、何んとも元日早々御目出度くございませんか?
何か今年は良い事がありそうな気分になりませんか? どうですか?

何?浮かれているのはお前だけだって?
・・・お正月だから、おめでたい奴で結構!