四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

僕のラジオの青春_9

2024-08-26 17:40:24 | 僕のラジオの青春
前回の僕のラジオの青春_8にコメントしていただいた方、ありがとうございました。
皆さんラジカセでエアチェックされていたんですね。
そして当時の番組タイトルを読むとあの頃が蘇りました。
皆さんと同時期に青春時代を過ごしたかと思うとなんだかうれしくなりました。

あの頃に録音したカセットテープ。
今はもう処分して手元にありません。

しかし、私の亡き友人が「パイオニアサウンドアプローチ」で
高石ともやとザ・ナターシャーセブンが出演された回を録音していて
そのカセットテープからCDにして生前にいただきました。

「パイオニア・サウンドアプローチ」
ゲストがスタジオで演奏する番組で、自分もたまに聴いていた覚えがあります。
彼もフォークファンでこの番組をよく聴いていて録音していたみたいです。
そのカセットテープからCDに変換していたみたいですが、残念ながら癌で亡くなってしまいました。

高石ともやさんの訃報を知ったとき、久しぶりにこのCDを聴きました。
番組では、イントロから始まりMCに続いて「私を待つ人がいる」からスタートしてます。
「想い出の赤いヤッケ」「私に人生といえるものがあるなら」「山と川」「街」
「春を待つ少女」など11曲をMCをはさみながら陽気に歌っています。

高石ともやさんもあの時代を駆け抜けた人。
この「私を待つ人がいる」を聴くと陽気な高石さんと亡き友人の姿が脳裏に浮かびます。

私を待つ人がいる
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僕のラジオの青春_8

2024-08-23 10:02:33 | 僕のラジオの青春
高校生の頃だったかと思う。
FM愛知の平日の午後から「あなたにお茶と音楽を」という番組があった。
(もしかしたら番組タイトルが間違っていたらごめんなさい。)

2時間番組で最初の1時間が邦楽。後半の1時間が洋楽であった。
1アーティストの特集でLPなどを流していた。

当時、エアチェックという言葉が流行った。(今では死語である)
ラジオから流れてくるカセットテープに録音するのである。
レコードが高かった時代。
自分の小遣いではそんなにも買えない。
だけど聴いてみたい。
だから、こういいう番組は貧乏な自分にとっては重宝だった。

金曜日だったか土曜日の夕刊にはFMの一週間分の番組表が載っていた。
本屋に行けばFMレコパルなどの雑誌もあり立ち読みもしていた。
夏休みなど長期の休みのときは新聞や雑誌をチェック。
好きなアーティストや聴きたいアーティストのときは必ずと言っていいほど録音をしていた。

FMラジオとカセットテープ。
そしてエアチェック。
これも僕にとってのラジオの青春だと思う。
情報の少なかった時代だからこそ今でも記憶に残っているのかもしれない。

「あなたにお茶と音楽を」
テーマソングはエルトン・ジョンの『ユアソング』だった。
この曲を聴くたびにあの頃の青春が蘇ります。

Your Song
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僕のラジオの青春_6

2024-07-31 16:28:46 | 僕のラジオの青春
中学に放送部というクラブがあった。
給食の時間に学校からの案内とレコードなどを流していた。

深夜放送とフォークソングがブームだった頃である。
当然部員たちはラジオ放送のまねごとをしている。
そしてレコードはフォークが主流。
レコードを部室に持っていけば、
〇年△組の誰々さんからのリクエストと紹介してくれていた。

新曲もあればヒット曲も。
給食を食べながら、あの組のあの人はあんな曲を聴いているのか。
そんなことを思っていたりもしていた。
またDJのまねごとだから、聴いている側もなんだか気恥ずかしさを感じることもあった。

自分も放送室にレコードを持っていったこともあった。
今でも覚えているレコードがある。
当時最年少フォークデュオ チューインガムの『風と落ち葉と旅びと』
自分と同年代ということもあって好きだった。
この曲を聴けば中学時代を思い出す「僕のラジオの青春」の1曲である。

チューインガム 『風と落ち葉と旅びと』 1972年
コメント (4)
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僕のラジオの青春_5

2024-07-25 17:41:36 | 僕のラジオの青春
中学2年生のころだったかと思う。
兄といっしょにCBCラジオのスタジオに行って、
日曜日のお昼からの人気番組「オー!サンデー」の公開生放送を見に行った。

初めて見るスタジオ。
思ったよりも狭く感じた。
司会は板東英二さんだった。

ラジオから流れてく声がまじかで聴けておもしろかった。
ゲストも出演して生で歌っていた。
覚えているのはチェリッシュ。
名古屋出身のフォークデュオ。
間近で見るチェリッシュ。
何を歌ったかは覚えていないが、少し感動した。

ラジオの公開放送でおもしろいな。
それから僕は、友だちを誘って公開放送を見に行くようになった。
10代半ばのころのラジオの青春であった。

毎日暑い日がつづく。
車の窓から見えるひまわり畑。
ふとこの歌が浮かぶ。
チェリッシュの「ひまわりの小径」

チェリッシュもよく名古屋のラジオ番組にでていた。
だからチェリッシュの歌はよく覚えているのかな、、、。

ひまわりの小径
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僕のラジオの青春_4

2024-07-21 17:34:58 | 僕のラジオの青春
ラジオから聴こえてくるDJさんの声。
やさしく語りかけてくれる。
辛く感じたときは、元気を与えてくれた。
さみしさを感じたときは、独りではないんだと教えてくれた。
大いに笑わせてくれたDJさんもいた。

リスナーさんから届くハガキ。
DJさんが心を込めて読む。
その内容は共感することが多かった。
それがラジオの魅力なんだということがわかった。

リスナーさんからのリクエストハガキ。
メッセージと共に曲目が書いてある。
それをDJさんが読んで曲がかかる。
ヒット曲もあればアルバム収録曲も。
そこからいろんなジャンルの曲も知った。

自分自身もリクエストハガキを書いてだしてみよう。
ペンネーム(当時はラジオネームという言葉はなかった)は、何にしよう。
DJさんへのメッセージ。
そしてリクエストハガキ。

ラジオ局にはきっと多くのハガキが届く。
少しでも目立つにはどうしたらいいのか。
派手な色を使ったこともある。
ふちを赤で塗ったこともあったかな。

深夜ラジオを聴きながら書いていたこともあれば、
授業中にこっそりと書いていたこともあった。
そしてポストに投函。
ほとんどがボツになった。

そんな中、初めて(たぶん)採用された曲を今でも覚えている。
FM愛知の番組でDJは柴田チコさん。
ラジオから流れてくる自分が書いたメッセージ。
なんだかとても照れ臭く感じてしまった。
そしてリクエスト曲がかかった。
泉谷しげるさんの『春夏秋冬』

この歌を聴くとラジオっ子になったころを思い出す。
僕のラジオの青春の1曲でもある。

春夏秋冬
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