吉田拓郎 『マラソン』

最近、人生について考えることがある。
ここ最近の僕のブログには、「人生」という言葉を何度書いている。

若いころ２０代に聴いた歌を今聴くと心に沁みたり共感したりする。
あの頃と今とでは自分自身の歌の解釈も違ってきているにかもしれない。

今、僕は吉田拓郎さんの『マラソン』という歌をものすごく気にいっている。
とくに後半の詩が好き。何か心に突き刺さるものがあるんだよね。

♪きっと本当は誰だって　人の人生を見つめはしない
　心が病んだり　ゆれる時　話し相手にはなってくれるけど
　自分の旅がつづく限り　自分の明日を追いかける限り
　苦しさにたえて　そこにただ　立ちつくすだけの時もある

　僕はあの時　風になり　大空をくるくる回りながら
　このまま死んでしまいたいと　またひとつ　小さな夢を見た
　ふり返れば　そこに僕がいて　お調子者だと笑ってる
　子どもの頃も　今もまた　壁にしがみつくだけだった
　
　　今はもう忘れかけた　出来事だけど
　　そんなひとつひとつが　重なりあって
　　人はいつか走れなくなるまで
　　はるかな夢を抱いて　旅を続ける

最初にこの歌を聴いたのは２０代の半ばころだった。
人生なんて考えてもいなかった。
どちらかと云えば「今はまだ人生を語らず」。

あれから３０数年。
人生という名の旅を続けてきた。
心が病んだこともあった。
苦しさもあった。
僕を支えてくれる人たちもいた。
恩返しに恩送り。
柔らかな気持ちで歩きつづけよう。

夢を鞄に詰めて「人生という名の旅」をまだ続けるだう。

悲しい返信ハガキ

小学校のクラス会の返信ハガキが毎日届いてる。
出席の人、欠席の人、そして宛先不明で戻ってきたハガキ。

その中に１枚、悲しい返信ハガキが届いた。
たぶんご主人さんが書かれたと思う。
「９年前に死去。もし、生きていれば出席したと思います。」
とても丁寧な文章に、読んでいて哀しみが湧いてきた。

５１歳という若さ。
おとなしい彼女だったけど印象に残っている。
クラス会の案内ハガキが、
ご主人さんにとって辛い思いをさせてしまったら申し訳ないなと思う。

みんなで楽しくクラス会。
そして還暦祝い。
６０歳という節目で元気な姿を確認したかった。

昨日、この話をピッチFM「ピッチハッピーマーケット」にメッセージを送った。
自分自身の気持ちをパーソナリティの鈴木亜紀子さんに聞いた欲しかったから・・・。

そして天国にいる彼女に聴いて欲しい歌もリクエストした。
松山千春さんの「人生（たび）の空から」

♪まわり道でも　旅の終りに
　君にもう一度　会えたならいいね

メッセージを読まれた後、この歌が流れた。
聴いていてなんだか涙ぐんでしまった。

彼女に、心からご冥福をお祈りします。

おいしいメロンパン

私の好きなラジオ番組ピッチFMの
「ピッチハッピーマーケット」の
パーソナリティ鈴木亜紀子さんが、
東浦ドミー隣りのダイソーさんの前に先月オープンした
「おいしいメロンパン」の店を紹介していた。

メロンパン、「好きなパン」ベスト５に入る。
ラジオを聴いていてなんだか食べたくなった。

で、先日の休みに嫁さんと買いに行った。
僕が選んだのは抹茶のメロンパン。
嫁さんはイチゴのメロンパン。
衝動買いでアップルパイも買ってしまった。

あの香り。
抹茶とも合うんだな。
う～ん美味しい。

コミュニティFMだから地域の身近な情報が耳に入る。
だからこの「ピッチハッピーマーケット」は好きな番組の一つである。
とくに月曜日。
パーソナルティ鈴木亜紀子さんのさわやかな声と心地良い音楽。
リスナーからのメセージ。
そのコメントが上から目線でなく、柔らかな心で感想を言ってくれる。
そこがいいね。
だからまた、メッセージを送りたくなってきてしまう。

明日の月曜日の午前１１時。
ピッチFM83.8 メガヘルツ。
時間のある方、聴いてください。
そしてメッセージも送ってみませんか。
優しさに満ち溢れていますよ。

ただ今、鈴木亜紀子ファンクラブ会員募集中です。
今年の目標、ぜひファンクラブの集いをやりたいのです。

小室等 『比叡おろし』

寒い！今日も寒い！！
今年に入って雨もおしめり程度。
乾燥している。
口の中はカラカラ。
お茶とのど飴は必須。
暖冬と云われていたけど、やっぱり寒いな。

寒くなるとこの歌を思い出すんだよね。
小室等さんの『比叡おろし』

♪風は山から降りてくる
　レタスのかごをかかえて
　唇はくびれていちご
　遠い夜の街を超えて来そうな
　うちは比叡おろしですねん
　あんさんの胸を
　雪にしてしまいますえ

　風は琵琶湖に落ちてくる
　北山杉を下に見て
　夕焼けはよそゆきマント
　光る銀の靴をはいていたそうな
　うちは比叡おろしですねん
　あんさんの胸を
　雪にしてしまいますえ

　風は今夜も吹いている
　死んでは駄目よといいながら
　さよならは小さなみぞれ
　そっと京都の闇に
　捨ててきそうな
　うちは比叡おろしですねん
　あんさんの胸を
　雪にしてしまいますえ

　※作詩、作曲は松岡正剛さん

京都の方は、この比叡おろしで身が染みると聞く。
この地方とは比べようもない冷たい風。

この歌を聴いているとそんな寒さが伝わってくる。
なんとなく昔の京都、滋賀地方の情景が浮かぶ。
ヒット曲ではないけど、名曲である。
後世に伝いたい歌の一曲かと思う。


　

クラス会 案内はがき

３月に小学校のクラス会＆還暦祝いを行う。
６０歳という節目の年を記念して・・・
クラス会は約１０年ぶりぐらいだ。
その幹事をやることになった。

男子から１名、女子から１名。
昨年末から準備を進めている。

今日、やっと案内ハガキを作り終えたので投函した。
作っている時、宛名の名前をパソコンで打ちこんでいると
一人一人の顔が浮かぶ。

案内には卒業アルバムから集合写真をスキャンして貼り付けた。

♪古いアルバムの中に隠れて　想い出がいっぱい
　無邪気な笑顔の下の　日付は遙かなメモリー

　※H２O『想い出がいっぱい』から

たまに会う連中もいるけど、みんなどうしているだろう。
男子は定年退職、そして再雇用。
女子は孫の世話かな。
きっと、いろんな人生を歩んできたことだろう。

担任の先生は癌で亡くなった。
葬式以来に会う子もいるかもしれないなぁ。

初恋の子も来るかな。
来てほしいな。

♪あの頃何やら覚えて居るのは
　あの娘の笑顔と冷たさと
　不思議な胸のどよめきと
　あっけらかんとあっけらかんと
　みんなみんな　許せた毎日

　※さだまさし『木根川橋』から

小学校６年生の時といえば、大阪で万博があった年。
「人類の進歩と調和」
あの頃からみれば、時代は夢のように進歩してきた。

でも、きっとみんなで会えば、心はあの頃にすぐに戻るだろう。
今からものすごく楽しみにしている。
だから、幹事も苦にならない。
タイムマシンに乗って、楽しい一日にしたいなぁ。