四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

丸栄が閉店する前に・・・

2018-06-28 21:05:38 | 日記
今月30日で閉店する名古屋の老舗百貨店丸栄。
とくに強い想いはないけれど、閉店が近づいてくるとなんだかさみしい。

「もう最後だから自分の記憶の中に残しておこう」と、
きょう嫁さんと行ってきました。

8階催事場から地下まで各階のフロアを見て回りました。
値引き商品が多数ありましたけど、とくに欲しいものもなかったから
何も買わずに見るだけ・・・。

30数年前にオリエンタル中村が名古屋三越に。
そして、4M戦争という言葉が生まれた。
当時は百貨店も華やかな時代。
松坂屋は敷居が高い。
三越は東京の風が入ってきた。
だから栄地区の百貨店では、丸栄が庶民的だった。
そんなイメージが僕の頭の中にある。

時代は変わってきた。
強気の百貨店ではなくなってきた。
丸栄もテナントショップが多数入っているんだと
今日、改めてそれを感じた。

完全閉店までもはや秒読み段階。
店員さんの淋しさが何となく伝わってくる。

この後、建物はどうなるんだろうか。
一部、保存という話しも出てはきているが。
でも「丸栄」という名前は消えてしまう。
やっぱり淋しいね、老舗百貨店の名前が消えるってことは。

「オリエンタル中村」という名前がまだ記憶の中に残っている自分。
「丸栄」とう名前もいつまでも記憶の中に残しておきたいと閉店する前に思った。

コメント (2)
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『思い出のバカレコード大全』

2018-06-27 17:44:04 | 


こういう本、大好きなんです。
資料本としてもおもしろい。
こんなレコードが実際に販売されていたのか、
それも大手のレコード会社から。

本書は五つのカテゴリーからバカレコードを紹介している。
第1章 偶然と無自覚が生んだ有機バカレコード
第2章 郁郁たるセクシャルバカレコード
第3章 血湧き肉踊るアスリートバカレコード
第4章 確信犯的バカレコード
第5章 反逆のツッパリレコード

今に時代では考えられないようなタイトル。
ジャケット写真を見ただけでも笑ってしまうようなレコード。
え~、あの人がレコードを出していたんだと再発見。

本書でも書かれているが、揶揄したり、バカにしたり、
批判などはしていない。
作品すべてに敬意を表しながら、改めて評価している。

イラストレーターのみうらじゅんさんがこんなことを言っている。
「バカレコードは自分との対峙だと思うのですよ。
 最近の人は歌を聴いて元気貰ったりするらしいですけど、
 逆に元気が有り余ってるから買うのがバカレコードなんです。
 元気じゃなかったら、こんなの買わないですからね。」

う~ん、なっとくできる言葉である。
落ち込んでいたり、苦しかったり、辛かったときには
こんな本には興味はわかないだろう。
だとすると、この本に興味をもっている僕は元気の証しなのだろうか。

紹介されているレコードはほとんどが廃盤だと思う。
でも歌手名(グループ名)と曲目を検索すると
ユーチューブで聴くこともできる歌も何曲かある。
暇つぶしにバカレコードを聴いている僕は、やはり元気なんだろう。

自分が気にいったバカレコード10曲

胸の谷間にうもれ隊『スケベ!』
トミー・ジュン『倖せの黄色いティッシュ』
ペア・スズラン『あげてよかった』
あい杏里『恋が喰べたいわ』
順弘子『さっそく振込ありがとう』
きゃんきゃん『なに?お巡りさんが・・・』
桃色豚豚『赤いウインナー逃げた』
五月みどり『熟女B』
小松みどり『こちょこちょ娘』
WeWe『酔っぱらいキライ!』

興味がある方はご視聴を・・・。
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1968年生まれの人気もの

2018-06-25 11:00:41 | 新聞記事から
昨日の中日新聞サンデー版
「あれから半世紀 1968年生まれの人気もの」

50年前の食べ物や漫画、映画などが紹介されている。
食べ物でボンカレーが紹介されている。
あの頃、両親が共働きで土曜日の午後、学校から帰ってくると
ボンカレーが置いてありそれを温めて食べていた。
だから土曜日の昼はボンカレーが定番であった。

マクドナルドも50年か。
日本での出店は1971年。
マクドナルドで初めてハンバーガーを食べたのは
たしか高校生の頃だったかと思う。
名古屋に遊びに行ったときに初めて入った。
食べて、「あ~、これが都会の味か」と思った。

コメダ珈琲店も50年前の開業。
喫茶店と云えば「コメダ珈琲店」。
東海地方の喫茶店文化を牽引している。
自分の住んでいる周辺にも4店舗もある。
人と待ち合わせなどする時などは結構利用している。

漫画では「明日のジョー」や「巨人の星」、「ゲゲゲの鬼太郎」が紹介されている。
テレビっ子だったあの頃、よく見ていたな。

50年、長い年月が過ぎて行った。
そして、
50年前に生まれたものが今でも頭の中に残っている。
こういう新聞記事は好きである。
桶屋金之助、10歳の年であった。
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こんな歌、知っていますか

2018-06-21 18:39:49 | 音楽
『親父俺だよ』/杉野強
  ↓
『お金をちょうだい』/美川憲一
  ↓
『さっそく振込ありがとう』/順弘子
  ↓
『でも、何かが違う』/鈴木ヒロミツ


「思い出のバカレコード大全」という本に紹介されていた歌から
こんなイメージがわいた。
振込詐欺には注意しましょう。

本当にこんな歌があるんだな。
上記4曲すべてユーチューブで聴くことができる。
便利な世の中である。

「思い出のバカレコード大全」の本には
思わず笑っちゃうようなタイトルの歌などが
多数紹介されている。
近いうちにこの本についてブログに書いてみます。
よろしく・・・。
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高木麻早 『コーラが少し』

2018-06-20 10:39:09 | 音楽
たまに行く中古レコード屋さん。
レコードを買うわけではない。
レコードジャケットを見ながら、
店主と雑談するのが楽しいのである。

売り上げには全く貢献していない。
でも店主は、来てくれるだけでそれでいいという。
レコードを通していろんな話をする。
音楽談議、情報交換。
店も半分以上は趣味でやっているようなもの。
だから1時間ぐらいはぺちゃくちゃとしゃべっている。

先日この店で、思い出のレコードを見つけた。
高木麻早さんの『コーラが少し』

♪グラスに残したコーラが少し
 短くなったストローと
 机にこぼれた煙草の灰が
 あなたの居たのをおしえている
 
 さっきすわった腰掛けの
 あなたのかすかなぬくもりだけが
 冷たくなった私の指に
 あなたが去ったのを教えている

 早く行ってしまって
 後ろを見ないで
 私の小さな幼い恋が
 大人のあなたには届かなかったの

 グラスに残したコーラが少し
 短くなったストローと
 机にこぼれた煙草の灰が
 あなたの居たのをおしえている
 

作詩・作曲は名古屋で活躍していた山名敏晴さん。
高木麻早さんも名古屋出身。
地元名古屋コンビでの作品。

高校のころ、ラジオの公開放送で
高木麻早さんのこの歌を生で聴いた。
なんか素敵なおねえさんという感じがした。
レコードジャケットを見ていたら、
そんなことを思い出させてくれた。

高木麻早さんといえばヤマハのポプコンの先駆け。
この後に八神純子さんや岡村孝子さん(あみん)などが出てくる。
名古屋地区のポプコン系のレベルは高かったなぁ。

 
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