四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

嫌な夢

2018-08-31 11:49:21 | 心の病を患って
今朝、嫌な夢を見た。
思い出したくない夢。
どんな夢かは、ここでは書きたくない。

適応障害、不安神経症、うつ、引きこもり
いわゆる心の病。

6年前の盆過ぎ。
職場に行くことができなくなった。
心療内科に行って診断。
休職することになった。

実はこの時季になると当時の引きこもり状態のことを思い出すのです。
なぜ、心の病を患ってしまったか。
その因果関係。
原因はなんとなく分かっている。
そのことは、もう頭の中から消し忘れたい。

なのに・・・
夢に出て来たんだよね。
嫌な夢が。

外は先ほど急に叩きつけるような強い雨が降っていた。
雨よ、嫌な夢を流してくれ。
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ことばの贈りもの

2017-07-08 10:34:12 | 心の病を患って
ちょっと古い話ですが、2011年12月19日の朝日新聞に
「うつ病の私や家族を支えてくれた“ことばの贈りもの”」が掲載されています。

うつ病のとき、私を支えてくれた「ことば」が、誰かの支えになりますように。
周囲からの支えの「ことば」を募集し、その一部が紹介されてます。

「やまない雨はないよ。心の天気が悪い時は、家でじっとしてればいい。
 きっと晴れ間がでてくるよ。」

「今は長い人生の中での必要な休養の時間だから、ゆっくり休養してね。」

「以前のように戻られる日が来るまでゆっくり止めて、待ってあげてください」

経験者だから強く思います。この「ことば」が・・・。

5年前の夏、僕も心の病を患い心療内科に行きました。
休職。そして退職。働きたくても体は動かない。
2年間、何もやらずに引きこもっていました。
今思えば、それは休養です。
薬は4年間、飲み続けていました。
今は、「晴れ間」の状態でしょうか。

「ことば」って人を傷つけることもある。
だけど支えてくれることもあります

僕も家族からそして友人からいろんな「ことば」をかけていただきました。
それが救いでした。その「ことば」がうれしかったのです。

周囲に心の病を患っている人がいたなら、やさしく声をかけてあげてください。

“ことばの贈りもの”に関心のある方は、
「うつ病 ことばの贈りもの」で検索してみてください。

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うつ病と職場復帰

2016-12-21 10:57:03 | 心の病を患って
2011年(平成23年)3月27日付け、中日新聞サンデー版
特集は「うつ病と職場復帰」。
※我が家には、なぜか過去数年分の新聞が保存されている。

まだこの時期は心の病にはなっていなかった。
当時、この紙面を読んだかどうか記憶にはない。
改めて読んでみる。

あらゆる見出しが目に付く。
ストレスの蓄積によって発症
再発率の高い病気
年々増える休職者

第1ステージ「要治療期」
第2ステージ「リハビリ期」
第3ステージ「職場環境調整期」
第4ステージ「職場復帰後、再発予防期」

自分自身すべて経験しているから内容が身に染みる。
健康の人には記事の内容がピンとこない個所もあるかもしれない。
データはすでに古くなっているが、2006年度の精神疾患による求職者は2001年度の倍近くになっているという。
きっと今年2016年はもっともっと増えていることだろう。

どうしてこんな世の中になってしまったのだろうか。
息苦しい世の中。不安。ストレス。煩わしい人間関係・・・。
今は薬が無くても生活できているけど、いつ再発するかわからない。

新聞の資料によると、世界保健機関が社会全体に対する各病気別の経済的損失をまためた報告によると、
2030年にはうつ病がHIVやがんに代って第1位になると予測している。
そう記している。

いやな世の中になってしまう。
そうならないために・・・。
うつむき加減の人をみたら声をかけてあげよう。
そして「心の病」を正しく理解して、支援していきませんか。
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後悔はしていない

2016-11-10 10:58:10 | 心の病を患って
心の病を患って・・・其の拾弐

ふと思い出すことがある。
4年前のあの頃を・・・。

心の病を患って、引きこもり状態。
何もやりたくなかった。
すべてが面倒くさかった。
ただ、ボーっとしていた。
それで一日が過ぎていく。

運動不足になるから夕方、暗くなってから散歩に出かける。
人目を避けるように、うつむき加減で歩いていた。

たまに体調がよいと知り合いの店で音楽談議。
ここで「元気」というものをもらっていた。

今は薬を飲まなくても、一日を過ごせるようになった。
自分の記憶の中に「あの頃の現実」がある。
あの頃を思い出すと悲しくなる時もある。

辛い仕事、人間関係、不安、ストレス。
いろんな要因があって、心の病を患ってしまった。

でも、後悔はしていない。
心の病を患って・・・、いろんなことも学んだから。
人の辛さや悲しさも分かる人間になったから。

あの頃の自分に対して、後悔はしていない。
「休む」ことの大切さも分かった。
心が折れたら・・・。
心が疲れたなら・・・。
思いっきり休んでみよう。




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時には自分をホメテあげよう

2016-10-12 15:06:13 | 心の病を患って

『心の病を患って・・・其の拾壱』

「時には自分を大いにホメテあげようではないですか」
この言葉は、吉田拓郎さんのDVD「歩道橋の上で」に付いている冊子に書かれています。
僕が引きこもり状態のころ、とても励まされた言葉です。

昨日のブログ「心の病は心の風邪」にもっちゃんさんからかめぞうブログサイトにこんなコメントがありました。
心の病も予防が必要と言われますが、どんなことが予防になるのでしょうか。
無理をしないように過ごすと言われますが、どんなことが、どこまで行ったら無理なことをしているのでしょうか。

心の病の予防
一言でいえばストレスを溜めない事。
ストレスを溜めないようにするには、睡眠をとること。
疲れをとる。気分転換に楽しい事、好きなことをする。
いろんなことを抱え込まない。
嫌なことは口にだして吐き出す。信頼できる人に話を聞いてもらう。
など、いろいろあります。
でも、これって一般的。
人それぞれ、自分にあったストレスを溜めない方法を考えてみることが必要かと思います。

無理をしない。
がんばらなくてもいい。豪いなと思ったら休めばいい。
休む力も大切です。長い人生の中には、一休みする時期だってあるのではないでしょうか。
休まずに走り続けたら誰だって疲れてしまいます。
自分のペースで歩くことが無理をしない事だと僕は思っているのです。

心が折れそうになったら、自分で自分をホメテあげよう。
よくがんばった。ここまでできたんじゃないか。
自分自身のご褒美に欲しかったものを買おう。
信頼できる人と美味しいものを食べに行こう。

自分の存在は、自分自身が一番分かっているのです。
自分を大切に生きてみませんか。
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