四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

ザ・ディランⅡ 『男らしいってわかるかい』

2021-01-31 13:26:46 | 音楽
♪変わっていくなんてきっとないよ
 君の世界なんてほど遠いよ
 でも俺をこんなに変えてくれた
 昔の友がいるんだ・・・
 朝日はもうのぼるよ
 すこしづつだけどね
 その時その日のこそ 自由になるんだ

男らしいって何だろう?
女らしさとは何だろう?

女々しいとは、どういうことだろう。
例えば軟弱っということだろうか。

♪奴らは楽な方をとるのさ
 誰とも手をつなぎながら
 でも俺は断じて俺の考え通りにうごくんだ
 朝日はもうのぼるよ
 すこしづつだけどね
 その時その日のこそ 自由になるんだ

 男らしいってわかるかい ピエロや臆病者のことさ
 俺には聞こえるんだ彼らの おびえたような泣き声が
 朝日はもうのぼるよ
 すこしづつだけどね
 その時その日のこそ 自由になるんだ

強くて、たくましい人間ではない自分。
「男らしく生きろ!」
そんな言葉を言われたこともあったけ。
「でも、男らしさって何だ?」

「男らしさ」やっぱりピエロや臆病者のことだと思うこともある。

ザ・ディランⅡの『男らしいってわかるかい』
原曲はボブ・ディランの「アイ・シャル・ビー・リリースト」
初めて聴いた時、歌の世界に体が入っていった・・・。
それぐらいこの歌詞に興味を持った。
考えさせられた、男らしさとは。
いつ聴いてもこの歌詞は胸に突き刺さってくるね。

男らしいってわかるかい
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高田渡 『失業手当』

2021-01-30 10:10:56 | 音楽
♪ひとばんじゅう まんじりともせず
 愛のことで 愛のことで
 
 明るい昼が ボクをつかまえた
 しらないまに ねむりこけて

 また 仕事 おくれたな
 おやかたはいう お前は首だ

 そしてボクは ベッドにもどった
 そしてたのしい 夢をみた

 君の頭を 君の頭を
 ボクのうでを 下にして

今朝の中日新聞1面見出し
「求人倍率 45年ぶり下げ幅」
「コロナ失業 世代、職種問わず」

コロナは人の命だけを奪っただけではない。
仕事も奪った。
コロナ感染者が増えると同時に失業者も比例して増えていく。

倒産、解雇、雇止め。
職を求めてハローワークへ。
しかし求人している企業は少ない。

失業手当をもらいにハローワークへ。
しかしすぐには、もらえれない。

生活に苦しむ私たち。
庶民ではいけれないような高級レストランに行く政治家さんたち。

これが国のトップの考えか。
「最終的には生活保護の仕組みがある」

生活保護に陥らせないようにするのが、政治家の仕事ではないだろうか。
何かが狂いだした今の世の中。
せめて楽しい夢だけは見たいと思う。

高田渡 - 失業手当 (クビだ)
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友部正人 『大阪へやって来た』

2021-01-29 10:45:56 | 音楽
息子の車に乗せてもらった。
車内は僕の知らないシンガーの音楽。
ラップ調で言葉を吐き捨てるように熱く語りかけている。
鋭いメッセージが心に突き刺さる。

思えば自分が若いころもこんなメッセージを聴いていた。
友部正人さんの『大阪へやって来た』
初めて聴いた時は身震いがした。
すごく感動した覚えがある。
でも本当に歌詞を理解していただろうか。

友部正人さんの詩は心に突き刺さるメッセージがある。
彼の詩が本当に理解できたのは50を過ぎていた頃かもしれない。

吟遊詩人と呼ばれているフォークシンガー。
名古屋熱田高校卒業後、大阪へ行ってしまった。

もう少し名古屋で活躍してほしかったなぁ・・・。

大阪へやって来た
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遠藤賢司 『待ちすぎた僕はとても疲れてしまった』

2021-01-28 14:17:41 | 音楽
今日の午前中は総合病院で肺炎の検査と診察。
血液検査とCT検査の結果がでてからの診察になるから、
予約の診察時間よりも1時間ぐらい早く行かなければならない。

検査が終わってからは診察室で待つ。
約1時間、半分眠りながら待つ。
予約の時間になっても呼ばれない。
予定の30分ぐらい過ぎてから、やっと呼ばれる。

一時に比べると待つ人たちは少なっているかと思う。
これもコロナの影響か・・・。
でも診察室の前にある椅子はほぼ埋まっている。
一人空けて座っては、いない。密状態。

診察が終われば会計。そして薬。
ここでもやはり待つ。
総合病院に行くと半日がつぶれる。
待ちすぎた僕はとても疲れてしまった。

遠藤賢司さんの『待ちすぎた僕はとても疲れてしまった』
アルバム「満足できるかな」に収録。
僕が中学の時、代表曲「カレーライス」が流行った。
友人がこの「カレーライス」が収録されているLPレコード「満足できるかな」を持っていて
貧乏人の僕は、彼からレコードを借りてカセットに録音。
当時、テープが擦り切れるぐらいよく聴いていた。

エンケンさんの歌を聴くようになった最初のレコード。
今、この復刻盤CDを聴いてみる。
70年代の空気が漂ってくる。
好きなアルバムの1枚です。

待ちすぎた僕はとても疲れてしまった
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加川良 『伝道』

2021-01-27 13:37:35 | 音楽
心の病を患って引きこもっていた頃、
70年代から80年代のフォーク・ニューミュージックを聴きまくっていた。
それが自分にとっての心の薬だったかもしれない。

あの頃の歌で、癒されたり元気がでたりしていた。
歌で前向きになって活力もついたこともあった。

加川良さんの『伝道』
♪悲しい時にゃ 悲しみなさい
 気にすることじゃ ありません
 あなたの だいじな 命に
 かかわることも あるまいし

 そうです それが 運命でしょう
 気にすることじゃ ありません
 生まれて 死ぬまで つきまとうのは
 悩みというものだけなのですよ

あの頃のぼくの応援歌だった。
良さんのやさしい詩が心に響いていた。

もう、あれから何年経っただろう。
良さんの1stアルバム「教訓」。
改めて聴きなおしてみる。
やっぱりぼくにとっての心の薬かもしれない

伝道
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