『地球が静止する日』
2008年公開 キアヌ・リーブス主演
以前友人からこのDVDをもらった。
もらった時に観たけど、良くもなく悪くもない。
とくに感動することもなかった。
巨大な謎の球体と共に地球に降り立った宇宙からの使者クラトゥ。友好か侵略か。
全てが謎に包まれたその真相を解き明かそうと政府や科学者たちは奔走する。
やがて地上では衝撃的な惨劇が繰り広げられ、見慣れた光景は一変。
その破壊力は、人類のテクノロジーをはるかに超えるものだった。
目の前で進む崩壊になす術もない人類。一方で謎はさらに深まっていく。
果たして人類は、地球崩壊のカウントダウンを止めることができるのか?
謎の球体をコロナウィルスと置き換える。
人類とコロナウィルスとの対決。
視点を変えてそうやって見ると結構おもしろい部分がある。
パンデミック、ロックダウン、クラスター、ソーシャルディスタント。
テレワーク、オンライン、自粛、不要不急、新しい生活様式、アベノマスク。
今年に入って次から次へと新しい言葉が飛び交った。
映画でもロックダウンのシーンもある。
政府の対応。
コロナウィルスによって地球が静止する。
今年の春ごろが地球上の各国がこのような状態だった。
まだ終息はしていない。
もしかしてこの映画は今の状況を予言していたのか。
そんなふうに解釈して観ると映画が面白くなる。
外は猛暑。
部屋の中でエアコンを入れ、涼しく一人DVD鑑賞。
ここ最近の楽しみになってきてしまった。
「地球が静止する日」本予告