四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

板東英二『燃えよドラゴンズ!』

2022-09-30 10:11:18 | 音楽
今季、中日ドラゴンズ最下位確定。
立浪監督に少しは期待したが残念だった。
来季に期待したい。

昭和49年夏の終りから9月にかけて
坂東英二さんの『燃えよドラゴンズ!』が盛んに聴こえてきた。

この年の中日ドラゴンズ。
巨人のV10を阻止して20年ぶりのリーグ優勝。
街は大賑わい。
まるでお祭り騒ぎであった。

中日ドラゴンズが優勝すれば経済効果もばっちり。
あの熱気が今では夢のようだ。

『燃えよドラゴンズ!』
作詞・作曲は安城市出身の山本正之 さん。
板東英治さんが担当していたCBCラジオ「ばつぐんジョッキー」に
デモテープを持ち込んで、ディレクターが気に入って番組に流したらリクエストが殺到したという。

今、改めて聴くと元気が出る歌だなと思う。
ちょっと暗い世の中、こういう歌がもっとあればいいのになぁ。

板東英二 - 燃えよドラゴンズ!(1974)
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あいみょん『ハルノヒ』

2022-09-28 16:20:32 | 音楽
あいみょん、名前は知っていた。
「変わった名前のアーティストだな」
ただ、それぐらいしか思わなかった。

「マリーゴールド」の歌は聴いたことがあった。
誰が歌っているかは知らなかった。
「いい歌だな」
ただ、それぐらいしか思わなかった。

あいみょんと「マリーゴールド」が
結びついたのが1年ぐらい前だった。

ちょっと興味がわいた。
レンタル店に行って
「おいしいパスタがあると聞いて」と「風とリボン」の
2枚組ベストアルバムを借りた。

じっくりと聴いてみる。
いいじゃん、なんとなく昭和に聴いたような曲も感じた。

しばらくして分かった。
お父さんが吉田拓郎さんの大ファンだったことを。
そうか、拓郎さんの歌を聴いて育ったのか。
だから、どこかノスタルジーも感じたのか・・・。

還暦過ぎのオヤジがあいみょんを聴く。
大きな声でみんなの前で言えなかった。
なんとなく照れ臭い。
だから僕は、隠れファンだった。

7月に放送された「ラブラブ愛してる 最終回スペシャル」
拓郎さんとあいみょんの会話。
これを境に同世代の友人もあいみょんファンと公言するようになってきた。

な~んだ、君もあいみょんのファンだったのか。
そうか、もう隠れファンでもなくていいんだ。
堂々とあいみょんファンですと言っていいんだ。
あいみょんの『ハルノヒ』が大好きですと言っていいんだ。

今では周囲にあいみょんのファンですと言っています。

あいみょん – 【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
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松岡直也『ミ・アモーレ』

2022-09-27 16:25:37 | 音楽
この時季になると聴きたくなる曲がある。
松岡直也さんの「夏の旅」「9月の風」
そして『ミ・アモーレ』
松岡直也さんの心地よいサウンドが心に響く。

若いころ、カセットテープに録音して
それを聴きながら知多半島をドライブ。
9月の海は静かだった。
隣の席は誰もいない。
一人きりのドライブだった。

『ミ・アモーレ』
中森明菜さんが歌って大ヒット。
作曲者は松岡直也さん。
自身も演奏している。

中森明菜さんの歌も確かにいい。
でも、松岡直也さんの演奏の方がもっといいと個人的に思う。

松岡直也グループ【MI AMORE】
1989 中野サンプラザ
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中島みゆき『地上の星』

2022-09-26 16:58:03 | 音楽
中島みゆきさんは、詩人だと思う。
一つ一つの言葉が胸に突き刺さる。

前向きになる詩。
背中を押してくれる詩。
心が癒される詩。

自分自身が明るい時よりも、
精神的に暗い時によく聴く。

『短編集』というアルバムがある。
まるで一冊の詩集の様でもある。

「夢の通り道を僕は歩いている」「後悔」
「粉雪は忘れ薬」「ヘッドライト・テールライト」・・・。

どの詩も心に響く。

アルバム1曲目は『地上の星』
20世紀の名曲が「時代」ならば
21世紀の名曲は『地上の星』だろう。

誰でもが認める名盤だと思う。
好きなアルバムの1枚でもある。

地上の星 / 中島みゆき [公式]
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三木聖子『まちぶせ』

2022-09-25 15:17:56 | 音楽
若いころ、取引先からいろんなことを云われた。
仕事のクレームなら仕方ない。
しかし、どうでもいいようなことも云われると腹が立つことも多々あった。

相手は取引先。自分よりも年上。
上から目線でバカにしたように言ってくる。
こちらはただ頭を下げたり、うなづくだけ。
そんな時、「いつかは見返してやりたい」と心の中で思っていた。

付き合っていた彼女。
突然の別れ話。
好きな人ができたという。
きっと相手は僕よりもいい男だろう。
そんな彼女を「いつかは見返してやりたい」と心の中で思った。

ユーミンが作詞、作曲した『まちぶせ』という歌がある。

♪もうすぐわたしきっと あなたをふりむかせる

このフレーズを聴くと「いつかは見返してやりたい」と思っていた若い頃を思い出す。

『まちぶせ』
元は、三木聖子さんのデビュー曲だった。
しかし売れなかった。
歌手としてデビューするちょっと前にTVドラマに出演している。
沢田研二さん主演の「悪魔のようなあいつ」
3億円強奪事件を題材にしたドラマ。
犯人役の沢田研二さんの妹役である。
約1年ぐらいの芸能活動をして引退。

その後、石川ひとみさんがこの歌を歌って大ヒット。
もし、石川ひとみさんが歌っていなかったら。
この歌は日の目を見なかったのかもしれない。
知る人ぞ知る隠れた名曲となっていたのかな・・・。

この石川ひとみさんヒットで三木聖子さんが少し話題になった。
自分が歌った時はヒットせず、石川ひとみさんがヒットしたことに
ショックだったと何かで読んだことがある。

でも、石川ひとみさんに対して「見返してやりたい」とは思わなかったという。
正式に芸能界にも復帰していないから・・・。

二人の歌を聴き比べてみる。
個人的には、三木さんの方が大人の女性という雰囲気で切なさが心に沁みてくるかな。

三木聖子・まちぶせ
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