一昨年の秋、肺炎を患って危篤状態を体験した。
といっても、集中治療室で人工呼吸器を付けていたことなんて覚えていない。
目が覚めたら集中治療室の中。
体中に点滴や心電図のコードが付いていた。
一度、死にかけた人間。
退院してから考え方が変わってきた。
無理をして生きて行かなくてもいじゃないか。
好きなことをやって生きて行きたい。
「いまさら」もがいてもしょうがない。
「いまさら」後悔することもない。
考え方が変わったら、
自分自身と向き合うことも多くなってきた。
肩の力も抜けてきた。
「いまさら」かっこつけることもない。
「いまさら」誰が何と言われようが気にしない。
自分自身に正直に生きていければそれでいいじゃないか・・・。
小椋佳さんの『いまさら』
アルバム「夢追い人」に収録されている。
高校生のとき、このアルバムをカセットテープにダビングしてもらった。
確か1曲目だったかと思う。
女性のコーラスで始まる。
インパクトがあった。
青春時代のなつかしい1曲である。
いまさら:小椋 佳