東映グループ会長の岡田裕介さんが先日亡くなられた。
岡田裕介さん、映画「赤頭巾ちゃん気をつけて」でデビュー。
森 和代さんとの共演。
この二人の共演映画は他にもあったかと思う。
タイトルを忘れてしまったが、小椋佳さんの歌が流れていた記憶がある。
小椋佳さんの1stアルバム「青春」
「しおさいの詩」から「さらば青春」までの全8曲。
曲間に、岡田裕介さんと森和代さんのコンビでナレーションが入っている。
青春を意識し、その中での自分を見つめ、自分の生き方に疑問をもち、
行くべき道を懸命に探しだそうとしている少年の姿をナレーションと歌で記録したもの。
*ライナーノーツから抜粋
この少年を演じているのが岡田裕介さん。
半世紀前のアルバムだが聴くと今でも瑞々しさを感じる。
ライナーノーツに岡田裕介さんが “青春” についてこう書いている。
俺たちは一生懸命走る。事の良し悪しなど関係ない。
結果など関係ない。体に充満する爆弾を投げつけることだ。
俺たちの特権はこれしかないのである。
そして青春を謳歌することだ。それこそほんとうの青春ではないか。
読んでいると70年代のエネルギーが伝わってくる。
このエネルギーがあったからこそ、のちに名プロデューサーになったのだろう。
訃報の新聞記事は、何か70年代の青春をあの頃の若者たちに伝えていた気がする。
まさに「さらば青春」である。
心よりお悔やみ申し上げます。
写真は岡田裕介さんと森和代さんです。
小椋佳 さらば青春 1976 歌詞付
岡田さんは東映グループの会長さんと知ったのは、
渥美清さんの半世紀を綴った本でした。
渥美さんと昵懇の仲で温泉なども良く行ってたそうです。
まだ若いのに残念です。
まだ映画政策途中だったとお聞きしてます。
ご冥福をお祈り申し上げます。
「初めての旅」教えていただきありがとうございました。
この映画の挿入歌で『屋根のない車』が流れていたような記憶があるのです。
映画と歌がマッチして感動した覚えがあります。
もう一度、観てみたい映画です。