四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

中島みゆき 『強がりはよせヨ』

2018-02-16 10:31:59 | 音楽
先日BSジャパンで放送された「あの年この歌~時代が刻んだ名曲たち」
♪昭和51年(1976年)研ナオコ、中島みゆきを語る

研ナオコさんと中島みゆきさんといえば「あばよ」。
今、聴いてもぜんぜん色あせていない名曲である。
この番組を観て思い出したのが、『強がりはよせヨ』という歌。
「あばよ」のB面曲である。
坂崎幸之助さんもチラッとコメントしていたけど、名曲である。

♪強がりはよせヨと笑ってよ
 移り気な性質(たち)よと答えたら
 それならば唇かみしめて
 なぜ目をそらすかと 問いつめて

 いつからこんなふうになったのか
 子どものようには戻れない
 強がりはよせヨと笑われて
 淋しいと答えて 泣きたいの

この歌を知ったのは友だちからもらったカセットテープ。
研ナオコさんの「あばよ」と「強がりはよせヨ」が入っていた。
最初聴いたときはただたんにいい歌だなぁ、その程度しか思わなかった。

それから3年ぐらいして中島みゆきさんがセルフカヴァーのアルバム「おかえりなさい」が発売された。
このアルバムには「あばよ」も「強がりはよせヨ」も収録されている。
この頃は中島みゆきさんのアルバムをよく聴いていた時代であった。

♪生意気をいうなと笑ってよ
 ひとりが好きなのと答えたら
 それならこの俺の行くあてを
 どうしてたずねると問いつめて
 
 いつからこんなふうになったのか
 やさしい女に戻れない
 強がりはよせヨと笑われて
 淋しいと答えて 泣きたいの

10年ぐらい前にこのアルバムをCDで買って聴いてみた。
『強がりはよせヨ』
じっくりと聴いたみた。
すごいいい歌。詩がすごくいい。
せつない女心が伝わってくる。

若いころに聴いたときには分からなかった
女性の心情が50前後になって分かったのです。

今の中島みゆきさんもいいけど、
若いころの作品も今聴いてみると新たな発見もあっていいですね。

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