今日は、硬貨インシュレーターシリーズの新章として、
「新・硬貨インシュレーターの実力」の第一弾をお送りします。
そもそも、硬貨インシュレーターというのは、
身近にある「10円玉」「5円玉」「1円玉」をインシュレーターとして使用すると、
けっこう良い結果がでるよ。 という話でして、
2011年に日記を書いて以来、多くの方に読んで頂いています。
「硬貨インシュレーターの実力!(2011年04月 . . . 本文を読む
2017年もあっという間に過ぎて、残すところあと数日となりました。
そこで、この2017年のオーディフィル活動を振り返ってみようと思います!
・ 1月「PR-83Solの発表!&第3回試聴会」
今となっては、定番ラインナップにある「PR-83Sol」ですが、
実は、製品版になったのは1月の話。
そのお披露目会として、「第3回試聴会」を開催しました♪
・ 2月「公式webページ」
. . . 本文を読む
さて、今日は「ミューズの方舟 自作スピーカーコンテスト」を振り返って、話を進めてみようと思います。
こちらのブログでも紹介したミューズの方舟コンテストは、
自身のスピーカーを、思い思いの楽曲を鳴らしてアピールします。
私もいくつか持参しまして、
例えば、アマンダマクブルームさんの「Portraits」。
そして、Aqoursの「未来の僕らは知ってるよ」。
前者はいわゆる優秀録音な . . . 本文を読む
少し時間が空きましたが、先週は「ミューズの方舟 自作スピーカーコンテスト2017」に参加してきました!
今回のレギュレーションは、「Scanspeak 5F/8422T01 または 5F/8422T03(Stereo誌2013年8月号付録、オントモ・ヴィレッジ取扱商品)一発」です。
今年も沢山のお客さまが来てくださいました!
そして、カノン5Dの「s-066サムシング」も元気に鳴ってくれま . . . 本文を読む
さて、今回はミューズの方舟コンテスト出品作の、
最終調整についてお話ししようと思います。
<出品作 「S-066 サムシング」>
最終調整としては、音の「煮詰め」といえる部分になり、
好みの音になるように、頑張って進めていきます。
まず1つ目は「PST回路」です。
実は、カノン5Dは以前から「非PST回路派」だったのですが、
今回初めて実装してみることにしました。
理由としては、2w . . . 本文を読む
前回の続きで、ミューズの方舟コンテスト出品作「S-066」についてのお話です。
前回は、スピーカー内部の設計についてお話ししたので、
今日は塗装についてです。
スピーカーの外装を決める時は、何かしらのモチーフを決めてから取り掛かります。
例えば、「S-052ツインウィング」では、センターに黒を配し、高級スピーカー風に。
こちらの「S-051」では、明るめの赤茶色で、華やかな雰囲気に . . . 本文を読む
さて、前回のコンセプト発表に続きまして、
今回は実際の工作を交えて紹介しようと思います。
まず、設計のベースになるのが小型バスレフ箱です。
この段階で、様々なダクト径や箱容量をテストしました。
その中で、以下のようなインピーダンス特性が得られたのが、箱容量1.2L、ダクト直径15mm、ダクト長さ7.5cmの状態でした。
この注目ポイントは、左側のピーク。
しっかりとしたピークがありな . . . 本文を読む
さて、12月10日の「ミューズの方舟自作スピーカーコンテスト2017」に向けて製作を開始しているカノン5Dです。
今回のレギュレーションは、「Scansperk 5F/8422T01 または 5F/8422T03(Stereo誌2013年8月号付録) 一発」ということで、
5cmフルレンジから、いかに低音を取り出すかがカギになると考えています。
さて、カノン5Dの低音再生といえば共鳴管ですね . . . 本文を読む
今日は、共鳴管型スピーカーの共鳴をコントロールする方法について説明しようと思います。
以前にちょっとお話ししたように、共鳴管はそのままでは500Hz~1kHzの中域までを増幅してしまう特性があります。
ハイ上がりなユニットに対して中域からの音圧が欲しい長岡型共鳴管とは異なり、この連載で対象としている一般的なユニットにとっては「低音だけの増幅」という特性が必要です。
そこで、何らかの形で中低域~中 . . . 本文を読む
連載5回目の今日は、「管の折り返し」について考えてみます。
長岡先生の著書をはじめ、何となくは書かれている項目ですが、
実際に「管を折り返すと、何が起こるのか」を確認してみましょう。
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180°の折り返し
まずは、基本となる180°の折り返しパターンから。
ここでは、二つの断面積で、直管と180°折り返し管を比較してみます。
それぞれ . . . 本文を読む
今日は、共鳴管型スピーカーの作り方、その4をお話しします。
お題は「共鳴管の断面積」です。
共鳴管の断面積は、「振動板面積の2~3倍」と言われることが多いですが、
これは本当でしょうか。
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断面積の効果とは?
共鳴管の断面積は、イメージ的に低音の量感に効いてきそうなのは理解できるかと思います。
管が太ければ、より共鳴が大きくなり . . . 本文を読む
今日は、いよいよ共鳴管の設計に入ってきます。
お題は、「共鳴管の長さ」です。
共鳴管型スピーカーの設計の基礎ともいえるポイントなので、
じっくり説明していこうと思います。
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基本となる公式
基本となる公式は、「片開口共鳴管」の式です。
※上記式は誤りです。正しくは「 f0=340÷(L×4) 」です。
細かいことを言えば「開口端補 . . . 本文を読む
今日は、「共鳴管型スピーカーの作り方」の『その2』をお届けします。
共鳴管型スピーカーの設計で、一番に大切なのは、
やはり「スピーカーユニット(以下、ユニット)の選定」です。
ポイントとしては、
「バスレフ型で使えるくらい、低音が出るユニット。そのなかでも、フルレンジタイプが好ましい。」
というところです。
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長岡派の共鳴 . . . 本文を読む
唐突ですが、「共鳴管型スピーカー」について、しばらく連載していこうと思います。
今まで40台以上の音響管スピーカーを作ってきましたが、
最近は、バスレフ型スピーカーばかり作っています(汗)
そうしていると、やはり共鳴管型の音が恋しくなって、
またもう一度取り組んでみようか、と思っています。
「AudiFill BX-200」
そこで、この機会に、
今までの知識を整理してみようと思いまし . . . 本文を読む
今年のサウンドウェスティバルの発表は、前半が「コンテストの注目作品を聴く」、後半が「アクリルスピーカーの可能性を聴く」「メーカー製SP vs 長岡バックロードSP」という3本立て。
今回は、その後半をレポートします!
「アクリルスピーカーの可能性を聴く」では、ミューズの前田氏と田中氏が作成した、
アクリル製エンクロージュアのスピーカーを聴くことができました。
「クリスタル・ミニ」
ALPI . . . 本文を読む