オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

スピーカー工房「オーディフィル(AudiFill)」の公式ブログ。
リアルで心地よい音の【ひのきスピーカー】を製作中。

反射壁にしてみた・・・

2008年03月16日 22時50分02秒 | オーディオ
「音を反射する壁と何ぞや」ということで、やってみました。

前回日記に書いたサーロジックのページによれば…
左右の壁面は『単純反射』とすることで、吸音壁のようにデッドにならず、かつ拡散反射壁のように不必要な反射音の増大を抑えられる。
フラッターエコー防止のために、左右の壁は3°以上傾けること。

と言った感じのようです。

そして、
タペストリーやカーテンといった吸音性の物の上に、簾(すだれ)を設置することで、『3°斜めの単純反射壁』に近い効果を得る事もできる。
とのこと。


んで、やってみました。
季節的に大量の簾(すだれ)を安価に入手できないので、『ビニル袋(48L)を切り裂いて作ったビニルシート』で代用w
単純反射をして、適度に斜め(若干のしわにより可能)という条件を『ビニルシート』は十分満たしていると思います。

んで、写真のように。。。
写真は右スピーカー壁面を写したもので、カーテンの上に半透明のビニールシートが貼り付いているのが分かるでしょうか。
部屋を覆い尽くす『壁紙』も高音吸収作用があると考えられるので、とりあえず、リスニングポジション左右壁をビニールシートで覆うwww


音は…
滑らかで、刺激感は大幅減少。音場は広大に広がる。特に、オーケストラの「ジャン」は極上ww

ただ、欠点もあるようです。
左右の反射特性が異なると、かなりの違和感。これは、聴感上左右均等な音の広がりが得られるように、丁寧にシートの位置を修正すればOK。そして、何か固有の響きなのか、音の気配が微妙www


おそらく、ビニルシート固有の響きが悪影響を及ぼしているのだと思います。そして、急に聞き慣れない音響特性に部屋が変化した事と、台所がら取って来たビニールシートに臭いが付着していた事も原因かと思います。


とりあえず、しばらくこのままにしようと思います。どうしても違和感が残るようであれば除去するかも。

ただ、今日体感したAB比較だと除去は考えられない……と思う



ちなみに、これはSP背面壁が散音性であることが前提条件なので、もしやるなら、簾(もしくは緩衝材の『プチプチ』)でSP背面壁を覆ってからが良いと思います。

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