フライングモール社の無料アンプ貸し出しサービスにて、「CA-S3」を借りたカノン5Dであります。
連載4回目となる今回は、電源供給を見直してみます。そして、そこから浮かび上がる真実とは!?
今回はAとBの2パターンを試しました。
<Aパターン>
壁コンセント→ノイズフィルター(オーディオテクニカ製)→アンプ+CDプレーヤー
<Bパターン>
壁コンセント→延長ケーブル(オーディオテクニカ製AT-PC600 1m)→アンプ
↓
ノイズフィルター(オーディオテクニカ製)→CDプレーヤー
今までデノンアンプ使用時に好結果だったAパターンで聴いていたのですが、Bパターンへ変更。
<試聴感想(変更前と比較して)>
情報量の増大により、今まで苦手と感じていた弱音部への対応が可能となったようだ。これによってクラッシック音楽も未だ軽さを伴うが、十分聴けるようになった。JAZZは、より鮮度が高くなり、積極的な鳴り方となるが緩急もあるので単調な鳴り方にならない。「もってけセーラー服」等の盤も今まで通り楽しめる。
一方、今まで気にならなかったが高音の強調感感じられるようになり、耳に付きやすい。「Beautiful Amulet」の女性ボーカルも若干ハスキー。金管楽器の音も張り出しすぎか。
<理由の推察・・・>
パターンBへ電源供給ラインを変えてみたところ、クラッシック音楽への対応力が上がったのは全くの予想外でした。おそらく、本デジタルアンプから電源へ流れ出ていたノイズがCDプレーヤーを直撃しなくなった事と、フィルターを外したためより本アンプへの電源供給がスムーズになったと考えられます。個人的には前者の影響が大きかったのではないかと思うのですが、確かな事は分かりません。一方、高音の誇張感が生まれてしまった事に関しては、しばらく使っていなかった電源延長ケーブルを使用した事によるエージング不足や、蛍光灯等から流れ込んでくるノイズが本アンプを直撃したためだと思います。
<結論と総合感想>
今回の試聴で分かったように、この「CA-S3」は電源系に敏感なアンプなようです。そして、他の機器との電源ライン共有は厳禁。本機はノイズ発生源ともなりうる事を忘れてはいけないと思います。
今一度、フライングモールの製品ラインナップを見てみると、電源クリーナー「デジタルパワーコンディショナー」を発売しています。おそらくアンプ側の電源に影響されやすい(影響を与えやすい)特性を考慮した製品ラインナップなのでは?
基本的な事項として、電源極性の影響もあり、正しくない向きだと「音色が単純になり、音楽のメリハリが無くなる」という音になりました。
少なくとも本アンプの能力を生かすには、電源系の吟味を十分にする必要があるように感じました。(まあ、どのアンプにもいえることですがw)
連載4回目となる今回は、電源供給を見直してみます。そして、そこから浮かび上がる真実とは!?
今回はAとBの2パターンを試しました。
<Aパターン>
壁コンセント→ノイズフィルター(オーディオテクニカ製)→アンプ+CDプレーヤー
<Bパターン>
壁コンセント→延長ケーブル(オーディオテクニカ製AT-PC600 1m)→アンプ
↓
ノイズフィルター(オーディオテクニカ製)→CDプレーヤー
今までデノンアンプ使用時に好結果だったAパターンで聴いていたのですが、Bパターンへ変更。
<試聴感想(変更前と比較して)>
情報量の増大により、今まで苦手と感じていた弱音部への対応が可能となったようだ。これによってクラッシック音楽も未だ軽さを伴うが、十分聴けるようになった。JAZZは、より鮮度が高くなり、積極的な鳴り方となるが緩急もあるので単調な鳴り方にならない。「もってけセーラー服」等の盤も今まで通り楽しめる。
一方、今まで気にならなかったが高音の強調感感じられるようになり、耳に付きやすい。「Beautiful Amulet」の女性ボーカルも若干ハスキー。金管楽器の音も張り出しすぎか。
<理由の推察・・・>
パターンBへ電源供給ラインを変えてみたところ、クラッシック音楽への対応力が上がったのは全くの予想外でした。おそらく、本デジタルアンプから電源へ流れ出ていたノイズがCDプレーヤーを直撃しなくなった事と、フィルターを外したためより本アンプへの電源供給がスムーズになったと考えられます。個人的には前者の影響が大きかったのではないかと思うのですが、確かな事は分かりません。一方、高音の誇張感が生まれてしまった事に関しては、しばらく使っていなかった電源延長ケーブルを使用した事によるエージング不足や、蛍光灯等から流れ込んでくるノイズが本アンプを直撃したためだと思います。
<結論と総合感想>
今回の試聴で分かったように、この「CA-S3」は電源系に敏感なアンプなようです。そして、他の機器との電源ライン共有は厳禁。本機はノイズ発生源ともなりうる事を忘れてはいけないと思います。
今一度、フライングモールの製品ラインナップを見てみると、電源クリーナー「デジタルパワーコンディショナー」を発売しています。おそらくアンプ側の電源に影響されやすい(影響を与えやすい)特性を考慮した製品ラインナップなのでは?
基本的な事項として、電源極性の影響もあり、正しくない向きだと「音色が単純になり、音楽のメリハリが無くなる」という音になりました。
少なくとも本アンプの能力を生かすには、電源系の吟味を十分にする必要があるように感じました。(まあ、どのアンプにもいえることですがw)
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