昨夕、5時ごろに石川県の小松基地から飛び立った自衛隊機が日本海上で突然レーダーから消え墜落したのではないかと捜索活動が行われています。
上空に赤い玉が見えたという目撃情報もあります。
機体はF-15戦闘機で乗員は2名、その安否が心配されています。
この機は訓練飛行で飛び立ったということですが、機体トラブルなのか、操縦ミスなのかは分かりません。
何年かに一度は、こうした事故が起こっているのですが、未然に防げるものなのか、それとも人知では致し方のないものなのか。
おおよそ3年に一度くらいある事故は、以前の事故から時間が経過して、気が抜けた時期に起こっているような気もします。
整備隊員の方は、手を抜いてる訳ではないのでしょうが、一瞬の気の緩みはなかったでしょうか。
それともパイロットが無理な飛行を行ったのか…。
この機が所属する部隊は、戦闘機パイロットの訓練するための特殊な任務についていたそうで、パイロットの腕は航空自衛隊の中でも有数のものらしく、通常の飛行で墜落なんて考えられません。
多分、なにかしらの機体トラブルがあったか、パイロットの体に変調をきたしたか…。
このような事故がなくなるように祈りたいです。
中国などから飛来する機体にスクランブルしたり、海上をパトロールしたりと任務は多岐にわたり気の抜けない厳しい職業です。
こうした自衛官に私たちは、守られてノホホンと暮らしています。
財政が厳しくて最新鋭の機体が中々配備できない情勢も踏まえ、日本を守るためにはどうしたらいいのか考える時期に来ているでしょう。
同盟国として米軍に依存しながら国防を充実させることに焦点を当てるのか、それとも外交戦略で対応するのか。
平和憲法を維持しながら、どちらに重きを置くのかを決めるのは我々日本国民です。