昨日行われた北京冬季五輪のスキージャンプ混合団体で1回目に100メートル以上の大ジャンプをした高梨沙羅選手がスーツの規程違反で失格となり「自分のせいで」と大きなショックを受け、小林選手らから慰められていたとか…。
スーツはスタッフから渡されたものを着用していたということで、スタッフも「自分らのミス」というてるそうです。
ジャンプ競技のある施設は寒さが厳しく試合直前のバンプアップが上手くいかないと筋肉が縮こまって、ぴったりしたスーツが規定に違反してしまうこともあるとか(同じスーツでジャンプした2日前の試合では問題なかった)。
同じ競技でオーストリアやノルウェーの女子選手も失格したということで、ジャンプ競技に強い国の選手がやり玉に挙げられているのではと勘繰ってしまいます。
この団体戦で日本は、結局4位でメダルに届きませんでした。
まあ、仕方ないわね。
メダルを獲ることだけが目標の大会じゃないから…。
日本人は、なんかあるとすぐに「勝てよ、負けるな」と大声で騒ぎたてる国民性を持っています。
勝とうが負けようが、彼らが日本代表として頑張ってる姿を見て感動できないもんでしょうか。
頑張った先に、副産物としてメダルが付いてくればメッケモンぐらいの気持ちで見てた方が、勝った時に嬉しいもんね。
沙羅ちゃんの失格は残念だけど、団体競技に参加した選手たちが互いに励まし合い4位になったのは素晴らしいと思います。
そしてこの日、国会の予算委員会ではこれまでワクチン接種回数の数値目標を言及してこなかった岸田総理が野党から追及されて「2月の早い時期に1日100万回を目指す」と言いました。
自衛隊の大規模接種や各自治体での接種が始まりましたが、ファイザー製のワクチンが少なく、モデルナ製のワクチンが主流でこれを嫌った人々がワクチン接種に積極的ではなく、なかなか接種率が伸びないことに不安が募り、さらに菅前総理がワクチン接種100万回をぶち上げて批判を浴びたようなことにならないためにという逃げの姿勢が目立ちワイワイ騒がれて、それに焦っての発言ではないかと政界雀たちがピいピイ鳴いています。
相変わらず、あっちへフラフラ、こっちへフラフラしてる岸田さん…。
決断力がないというか、フラついてばかりというか、国民の声をヘンに聞き過ぎてるのか分かりませんが、国会では野党の質問にアヤフヤな答えをノンベンダラリとしてるばかりで大丈夫なん(逃げれんくなって、やっと決断するような発言するとか)?
検査キット不足やあいまいな陽性判断を是として入院感染者を抑制し医療崩壊を阻止してる中、高齢者の死亡数が激増してるのは誰のせい?
岸田さんは(というより政治家や官僚たちは)、沙羅ちゃんみたいに「自分のせい」とスタッフを庇うような優しさが足りない責任回避ばかりの外道なんだと思います。