日本政府がロシア軍のウクライナ侵攻を「侵略」と認定したとか。
アメリカにおんぶに抱っこの日本が「侵略」だと言ったところで、プーチンさんが攻撃をやめるはずもなく、何とかしてウクライナを併合したいという考えに迷いはないようです。
ロシアの抑圧的な支配から逃れたい親ロシア派の住民以外は、欧州民主主義の自由な社会を求めているのに、旧ソ連時代の支配欲に駆られたおじさんは、民族の血統みたいな話を持ち出して、ウクライナもロシアの中の一つの民族だという表明なんぞを手前勝手にしています。
日本のような島国でも、純粋な日本人だけでなく大陸系や北方系、南方系の人種の混血人の集合体…。
ましてや地続きの欧州系やアジア系、中国系などの血が複雑に混じった人々がいる国で血縁を語っても仕方ないことだと気づいていても、それを根拠にするぐらいしか正当性が見いだせないロシアのウクライナ侵略劇です。
欧米や日本など多くの国が、この暴挙に批判の声をあげていますが、そんな声はあって当たり前と意に介さないプーチンさん…。
この時代に、前時代的な思想をぶり返す様な行動には世界の国々からソッポを向かれても仕方ありません。
欧米諸国がロシア経済を潰そうと色々やっていますがほとんど効果はなく、ドイツやイタリアなどはロシアのエネルギー資源を止められると大変なことになると中々協調姿勢を示せません。
なんせ広大な面積の国土を持つロシアですから、持ってるエネルギー資源という財産が半端でなくチットやソットじゃ~参ったと言わないでしょう。
全面降伏するまで攻撃の手を止めないというプーチンさんに対しゼレンスキー大統領は「武器は捨てない」と対抗しています。
ウクライナ軍に反撃されて、ロシアの侵攻が遅れているとアメリカ政府が発表していますが、どれほど持つのか分かりません。
結局、NATOへの加盟前の国を助ける方法が武器提供ぐらいしかなく、プーチンさんらの個人資産の凍結を図ったところで屁とも思っていないんでしょうから、始末に負えない絶滅危惧種のアムールトラみたいに凶暴なおじさんに成すすべない国際社会の情けない面々です。