ayameじいちゃんの日記かな?

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袴田さん、無罪確定です

2024-10-09 11:18:43 | 日記
1966年に清水市であった一家4人強盗殺人事件で死刑が確定していた袴田巌さんの再審で無罪が言い渡されていた判決について、検察は控訴断念の方針を明らかにしました。

逮捕から58年、そして死刑確定から44年。

この間、袴田さんの無罪を信じて何度も再審請求をし、長い刑務所暮らしを強いられてきたご本人と再審請求で頑張ってきた支援者のことを思うとホントに良かったと言うしかありません。

この件に関して畝本検事総長は、判決の際の「5点の衣類」を捜査機関の捏造と認定した地裁判決に「強い不満を抱かざるを得ない」と批判しました。

検事総長としては、こう言わざるを得なかったのでしょう。

しかし「結果として(袴田さんは)長期間に渡る法的地位が不安定な状態に置かれてきた。控訴してその状況が継続することは相当でないと判断した」と説明しました。

この裁判の物的証拠が事件から1年以上後に味噌樽から発見されたという事が、この事件を複雑なものにしてしまいました。

事件直後の捜査を徹底してやっておけば、こんなことにならなかっただろうと思うものの、証拠がない状態で袴田さんの自白のみに頼る裁判では検察の主張が持たないと誰かが「証拠の捏造」をしたと思われても仕方ない。

自白をさせるために、もの凄く酷い状態に置かれた袴田さんが遂に自白を始めた時には、捜査官は諸手を挙げて喜んだでしょう。

しかし、それからが大変でした。

「自白は強要されて仕方なく」と無罪を主張した袴田さんが死刑確定後に再審請求したのには困ったでしょうね。

鼻っから「あいつがやった」という筋書きで動いていたからこんなことになったのでしょう。

政治関連の賄賂事件でも、よく筋書きのままの捜査が行われているようで、まったくこの国の検察組織は何をしようとしてるのか…。

疑惑を掛けられた容疑者も捏造すれすれの証拠で自白させようとする捜査員も、嘘つきばかり…。

こんな人たちに陥れられんように、日々誠実に生きてなければいけません。

不埒なことをしてると、何もしてないのにイキナリ刑事が家に逮捕に来ちゃったりするかもしれないからね。

それにしても、58年間も袴田さんに固執して、ホントの犯人を取り逃がしてる捜査員には呆れます。

もう死んじゃってるかもしれんけど、ズゥ~と隠れ、息を潜めていたんでしょうね。

ホンボシも辛かったかもしれません。

この際、警察に自首して、死刑判決を受けた方が死刑の後、天国に行けるかもよ。

※内容の一部に新聞記事を引用しました。
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