ayameじいちゃんの日記かな?

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被団協にノーベル平和賞

2024-10-12 09:14:47 | 日記
日本原水爆被害者団体協議会(被団協)に、ノーベル平和賞が授与されることになりました。

昭和20年に広島・長崎に原爆が投下され、多くの市民が犠牲になり、またその数倍の人たちが一生残る傷を負いました。

それから11年後に誕生した被団協は、国内だけでなく世界中で核廃絶の運動をリードしてきました。

この受賞は、遅すぎるぐらいです。

非核三原則を表明した佐藤栄作元首相が平和賞を受賞してから50年…。

日本政府は、政治家が核についての規制を推進することには大賛成でしたが、被団協の活動には不満を持ってたでしょう(アメリカさんに盾突く行動だからね)。

それが、長い間被団協の活動にノーベル賞が与えられなかった結果を招いてきたのだと思います(なんで同じような主張をしてるICANが先に貰ったのか不思議です)。

石破首相も口では「長年、核兵器廃絶に向けて取り組んできた同団体への需要は極めて意義深い」なんて言ってますが、総裁選中には米国の核を日本で運用する「核共有」に言及していました(いくら周辺国が怖いからと言って原爆を投下された国としての威厳はないのか)。

自らの意志と反する国内の1団体がノーベル平和賞を受賞したことに、苦虫を噛み潰すような気持だったんじゃないでしょうか。

そのアホな意思を打ち砕いたのが、今回のノーベル平和賞だったと思います。

まあ、最近の石破さんは、総裁選での言葉を覆してばかりで、今回もその一つと考えれば、昨今の石破さんらしいと言えば言えますね。

普通の国だったら核兵器を落とされ多数の犠牲者が出れば、相手に対して敵意をむき出しにするか、国を挙げて核兵器廃絶に走るはずなのに、日本政府はその相手の米国に戦後80年も頭を踏みつけられて、黙って過ごしてきました。

そして、今度は「核共有」なんてことまで言い出す始末…。

いくら周辺国が危険だからと言って、米国の庇護頼りで生きていかねばならない国民感情をどう思っているのか?

「我が国は敗戦国だから、負けた米国はお頭様だ」といつまで踏みつけられていなければいけないんでしょう。

「ダメなものはダメ」と言える国家観を見失った政党に、この国の民はどこまで牛耳られていればいいんでしょう。

最早死に体の自民党を今回の衆院選で一度下野させなければ、またぞろ「禊は済んだ」と言い出しそうで怖いです。

愛知選挙区でも現在15選挙区のうち野党は4つしか取れていませんでした。

今回はせめて15区のうち半分くらいは、野党勢力に変わらんもんかと思います。

ウクライナや中東で戦争が行われて、ウクライナを攻撃するロシアは核兵器で脅しをかけている今、被団協に平和賞が授与されるのには大きな意義があると思います(イスラエルやイランも同じ)。

一気に大量殺人が可能な核兵器すべてを無くすこと…。

それが人類が生き残るすべかもしれないことを忘れてはいけないと思うのです。

※内容の一部に新聞記事を引用しました。
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