原子力規制委員会が運転開始から50年になる関西電力高浜原子力発電所1号機の国内初の50年を越える運転を認可したという朝刊の記事がありました。
その内容としては、今後10年間の管理方針を定めた保安規定を認可したという事で、運転開始後60年までは稼働が可能という事です。
原発の寿命は、基本的に50年という基準があった?はずなのに、原子炉の状態が良いからと認可するのは、どうなんでしょうかね。
もし今後何ぞかの問題があったら、原子力規制委員会が責任を持ってくれるということなんでしょうか。
しかし、多分だけど…、問題が起こったら、それは関電の対策に問題があったからと逃げるんでしょうね。
政治家や国からの圧力があって、規制委員会もこの方針を認めたという事でしょうが…。
原発のある自治体や住民の中にも、反対する人もいるでしょうが、やはり地元経済のために認めざるを得なかったのではないでしょうか。
原発がなくなれば、その分の莫大な税金もなくなるでしょうし(実際には、廃炉事業や新原発の建設で当面なくなることはないでしょうが)、保守点検などで地元の経済が傾くという懸念もあるでしょう。
じいちゃんは、むか~しむかし、この原発の調査映像の撮影ために1週間ほど滞在したことがあります。
もう30年も前のことで、原発がこの町に溶け込んでる風景をフィルムに焼き付けた思い出があります。
この原発の建設や後の点検作業で民宿や町の商店街は潤い、支払われる税金や交付金で町は住みやすくなりました。
しかし、原発ができるまでの住民らの意見の相違での争いは、大きな分断を引き起こしたことも間違いありません。
あの頃は、まだその遺産のような争いが生き続けていました。
賛成派と反対派の話を聞くと、本当に大きな隔たりがありましたが、両者に共通するのは地元の将来を守りたいという強い気持ちでしたね。
この運転期間の延長が、地元の経済を潤し、住民が幸せな暮らしを継続できることを祈っていますが、それは原発事故という危険性を孕んでいることを忘れて欲しくないと思うのです。
そして、原発稼働を推進する関電や政府・政治家たちには、事故が起こった時の対応策を早く決めて欲しいです。
今は、どうやって逃げるかさえ決まってない状態ですからね。
原発事故の怖さは、福島第一の爆発事故で分かってるはずなのに、稼働か停止かでの議論ばかりで、なんだか不安になってしまいます。
作ったはいいけど、廃炉にすることができない(廃炉後の処理方法が未定だから)原発に未来はあるのでしょうか。
重大事故が起きる前に、廃炉にした方がいいのではないかとじいちゃんは思います。
そして、使用済み核燃料や核汚染された資材の長期間の保管には、地中何千メートルの穴を掘って保管するしかない状況を打破する研究を真剣にして欲しいと思います。
それが、原発を推進した者(受け継ぐ者)の責任だと思います。
※内容の一部に新聞記事を引用しました。
その内容としては、今後10年間の管理方針を定めた保安規定を認可したという事で、運転開始後60年までは稼働が可能という事です。
原発の寿命は、基本的に50年という基準があった?はずなのに、原子炉の状態が良いからと認可するのは、どうなんでしょうかね。
もし今後何ぞかの問題があったら、原子力規制委員会が責任を持ってくれるということなんでしょうか。
しかし、多分だけど…、問題が起こったら、それは関電の対策に問題があったからと逃げるんでしょうね。
政治家や国からの圧力があって、規制委員会もこの方針を認めたという事でしょうが…。
原発のある自治体や住民の中にも、反対する人もいるでしょうが、やはり地元経済のために認めざるを得なかったのではないでしょうか。
原発がなくなれば、その分の莫大な税金もなくなるでしょうし(実際には、廃炉事業や新原発の建設で当面なくなることはないでしょうが)、保守点検などで地元の経済が傾くという懸念もあるでしょう。
じいちゃんは、むか~しむかし、この原発の調査映像の撮影ために1週間ほど滞在したことがあります。
もう30年も前のことで、原発がこの町に溶け込んでる風景をフィルムに焼き付けた思い出があります。
この原発の建設や後の点検作業で民宿や町の商店街は潤い、支払われる税金や交付金で町は住みやすくなりました。
しかし、原発ができるまでの住民らの意見の相違での争いは、大きな分断を引き起こしたことも間違いありません。
あの頃は、まだその遺産のような争いが生き続けていました。
賛成派と反対派の話を聞くと、本当に大きな隔たりがありましたが、両者に共通するのは地元の将来を守りたいという強い気持ちでしたね。
この運転期間の延長が、地元の経済を潤し、住民が幸せな暮らしを継続できることを祈っていますが、それは原発事故という危険性を孕んでいることを忘れて欲しくないと思うのです。
そして、原発稼働を推進する関電や政府・政治家たちには、事故が起こった時の対応策を早く決めて欲しいです。
今は、どうやって逃げるかさえ決まってない状態ですからね。
原発事故の怖さは、福島第一の爆発事故で分かってるはずなのに、稼働か停止かでの議論ばかりで、なんだか不安になってしまいます。
作ったはいいけど、廃炉にすることができない(廃炉後の処理方法が未定だから)原発に未来はあるのでしょうか。
重大事故が起きる前に、廃炉にした方がいいのではないかとじいちゃんは思います。
そして、使用済み核燃料や核汚染された資材の長期間の保管には、地中何千メートルの穴を掘って保管するしかない状況を打破する研究を真剣にして欲しいと思います。
それが、原発を推進した者(受け継ぐ者)の責任だと思います。
※内容の一部に新聞記事を引用しました。