衆院が解散され、石破さんは最初の外遊でASEANの会合に出かける中、自民党が選挙公約を発表しました。
使途公開が不要な政策活動費の将来的な廃止などありましたが、小野寺政調会長は記者会見で「政治資金問題は、信頼回復の一丁目一番地だ」と言いました。
この「○○は一丁目一番地」というフレーズは、政治家が何かを語る時によく使うものです。
まあ、政策の「最優先課題」という意味でしょう。
政界だけが使うこのフレーズ…、なんとも嫌味な言葉に聞こえてしまうのはじいちゃんだけでしょうか。
上記のような意味ならきちんと「○○は、我が党の公約の中でも最優先課題です」と言えばいいのに、なんだか煙に巻かれたような言い方で、ホントにやる気があるのがどうなのか分からんような感じです。
要するに「最優先課題」ではあるけど、実現できるかどうかは分からないという時に使うような気がします。
このフレーズ、少し調べてみたら1980年代から使われているようで、高齢有権者には聞きなじみがあるものですが、若い有権者には一体何を言ってるのかと思われてしまうでしょう。
つまり、自民党の政調会長は、今回の選挙では若年の有権者はホッといて、自党の固定客のような高齢の有権者に頼っているという事です(こんなだから若い有権者に投票をして欲しいのだ)。
このフレーズは、政治家らしい言葉と勘違いしてるのか、野党の政治家もよく使っているようです。
「必ずやります」とは言えないので、言葉に比喩を使って、「有権者には全部じゃなくても分かる人は分かるのだ」と言いたいんでしょう(つまり分かる人は「これはやらんことだろう」と理解できる)。
要するに、自民党の公約で「政治資金問題は有耶無耶にするんだよ」と暗に言ってるようなもんじゃないでしょうか。
それに冒頭の「使途公開が不要な政策活動費の将来的な廃止」なんてのも、「将来的に」という文言が付いた途端に、これはやる気がないものだと普通の人は気づきます。
それが自民党議員と彼らを応援する有権者の暗黙の了解になっています。
しかし、最近の自民党応援する有権者の人たちも、アホではありません。
TVインタビューなんかでキツイ言葉で批判する方も増えています。
そんな人たちが、自民党を見限ってくれればいいんですが、地方では何と言っても「オラが先生」なんですね。
自民党議員も代替わりして、ほとんどが東京育ちのボンボン世襲議員ばかりになって、政治家は先祖代々の我が家の仕事なんて思ってる、ある意味育ちの悪い人ばかりになってしまいました。
まったく、こんな政治家が2代、3代と続く現状では、政策は失敗した前例を踏襲するばかりのもので、新鮮で斬新なアイディアなんて生まれてきません。
地方創生なんて、一体いつの時代の話なんだと、石破首相の所信表明を聞きながら、ガッカリしましたね。
大企業の優遇政策や政治家自身が儲かるような法案ばかり作ってないで、口先だけじゃない国民の幸福を目指すための法案を作れるような政治家に当選して欲しいと切に願います。
※内容の一部に新聞記事を引用しました。
使途公開が不要な政策活動費の将来的な廃止などありましたが、小野寺政調会長は記者会見で「政治資金問題は、信頼回復の一丁目一番地だ」と言いました。
この「○○は一丁目一番地」というフレーズは、政治家が何かを語る時によく使うものです。
まあ、政策の「最優先課題」という意味でしょう。
政界だけが使うこのフレーズ…、なんとも嫌味な言葉に聞こえてしまうのはじいちゃんだけでしょうか。
上記のような意味ならきちんと「○○は、我が党の公約の中でも最優先課題です」と言えばいいのに、なんだか煙に巻かれたような言い方で、ホントにやる気があるのがどうなのか分からんような感じです。
要するに「最優先課題」ではあるけど、実現できるかどうかは分からないという時に使うような気がします。
このフレーズ、少し調べてみたら1980年代から使われているようで、高齢有権者には聞きなじみがあるものですが、若い有権者には一体何を言ってるのかと思われてしまうでしょう。
つまり、自民党の政調会長は、今回の選挙では若年の有権者はホッといて、自党の固定客のような高齢の有権者に頼っているという事です(こんなだから若い有権者に投票をして欲しいのだ)。
このフレーズは、政治家らしい言葉と勘違いしてるのか、野党の政治家もよく使っているようです。
「必ずやります」とは言えないので、言葉に比喩を使って、「有権者には全部じゃなくても分かる人は分かるのだ」と言いたいんでしょう(つまり分かる人は「これはやらんことだろう」と理解できる)。
要するに、自民党の公約で「政治資金問題は有耶無耶にするんだよ」と暗に言ってるようなもんじゃないでしょうか。
それに冒頭の「使途公開が不要な政策活動費の将来的な廃止」なんてのも、「将来的に」という文言が付いた途端に、これはやる気がないものだと普通の人は気づきます。
それが自民党議員と彼らを応援する有権者の暗黙の了解になっています。
しかし、最近の自民党応援する有権者の人たちも、アホではありません。
TVインタビューなんかでキツイ言葉で批判する方も増えています。
そんな人たちが、自民党を見限ってくれればいいんですが、地方では何と言っても「オラが先生」なんですね。
自民党議員も代替わりして、ほとんどが東京育ちのボンボン世襲議員ばかりになって、政治家は先祖代々の我が家の仕事なんて思ってる、ある意味育ちの悪い人ばかりになってしまいました。
まったく、こんな政治家が2代、3代と続く現状では、政策は失敗した前例を踏襲するばかりのもので、新鮮で斬新なアイディアなんて生まれてきません。
地方創生なんて、一体いつの時代の話なんだと、石破首相の所信表明を聞きながら、ガッカリしましたね。
大企業の優遇政策や政治家自身が儲かるような法案ばかり作ってないで、口先だけじゃない国民の幸福を目指すための法案を作れるような政治家に当選して欲しいと切に願います。
※内容の一部に新聞記事を引用しました。