今更なにを、石破首相

総選挙で惨敗した石破首相が記者会見で「国政の停滞は許されない」と強調し、政権継続に意欲を示したとTVニュースやワイドショーで流れていました。

今更、このオッサン何を言ってるんだろうと頭にきてしまいました。

一体誰が一番国政を停滞させたのか。

首相になってから、党利党略で「国政を停滞させる」総選挙を推進したご本人が何をかいわんや。

組閣後に国会で予算委員会を開けば「裏金問題」を追及され、総選挙に不利だという計算から選挙を急いだのに、それが不発に終わって党勢を崩すことになったのに、何の反省もないんかい！

能登地震や豪雨からの復旧・復興対策のために、最初にやらな如何ことは予算委員会を即座に開いて「補正予算を組む」ことじゃなかったのか。

これが「国政を停滞させない」ことの第一で、国民はそれすらしないで選挙に突き進んだ首相と自民党のやりようにNOを突きつけたんじゃないかと思わんのでしょうか。

石破さんは、自分が関わってない裏金問題で足を掬われたと被害妄想に駆られているのかもしれんけど、党内の意見の尻馬に乗り、カネの問題の影響がチョットでも少ないうちにと早急な総選挙を選んだのはご本人でしょう。

それを今更「国政を停滞させない」ためにとは、誠に古い体質の政治家らしい言い分です。

この発言をほとんどのニュース番組や新聞、SNSで取り上げたのは、各社がじいちゃんと同じように首相に対し大きな疑問を抱いたからに他なりません。

立憲は別として、国民や維新と是々非々で対応すると言ってますが、両党の議員は自公に取り込まれんように、国会での議論をシッカリとして欲しいです。

「この国にとって今一番重要な問題は何か」を当選した議員さんたちには熟考して欲しいです。

能登の復興なのか、経済なのか、国防なのか、国民が最も必要としてることは多岐に渡ります。

まずは、必要不可欠な問題に対して順を決めることから始めてください。

それも決められずウロウロしてるような議会はいりません。

当選した議員さんたちは勝利に浮かれてないで、最初の仕事をすぐに考えて！

与野党伯仲状態になり、政権を奪おうと闘争を始めるようなアホなことは置いといて、苦しんでる国民に本気で寄り添うような政治をして下さいね。

※内容の一部に新聞記事を引用しました。