石破首相の所信表明

ドラゴンズがベイスターズに敗れ、グランもアビスパ福岡に負けた昨日、石破首相の所信表明演説が行われました。

じいちゃんは、朝刊でその内容を読みましたが、総裁選での石破さんが話したことと大きな違いがあり、唖然としましたね。

今朝のワイドショーでも、コメンテーターが期待を裏切られたという憤懣を現わしていました。

それにしても、総裁・総理になった途端にこの変貌は何たることか。

いくら党内にお友達が少ないからといって、党内融和のためか知らんけど、これはないだろう。

野党党首から「スカスカ」とか「薄っぺら」と非難を浴びるのも仕方ない。

総裁選で彼の主張してたことで、言葉に出たのは「防災庁の新設準備」と「地方創生」くらい…。

後は、ぜ～んぶ言葉を濁すか、総裁選公約？から削ったものばかり…。

国民から反発を受けるであろう「アジア版NATO」はいいとして、日米安保に関わる「地位協定の改正」なんて触れずに、これじゃ～国民の期待値もガクッと下がることでしょう。

それに、総選挙の立候補者の裏金問題にも手を付けないようで、このまま代表質問と党首討論で総選挙に突入すれば、もしかしたら下野することになるやもしれません。

しかし、その受け皿になる野党がこれまた分裂状態で、立憲や共産はほぼ全選挙区に候補者を立てるようだし、他の野党は統一候補を拒否してる始末…。

この野党分裂選挙で得するのは、カネまみれの自民党候補者でしょう。

まったく、このチャンスを生かそうとしない野党は何を考えているんだろう。

維新や国民民主なんて、自民党が負けたら奴らと連立を組む気でいるのか。

まったく先が見えない状態で、有権者も誰に投票すればいいのか分からんでしょう。

政治家たちは、党利党略しか頭に無いようで、全然国民の幸せなんて考えてないんじゃないか。

石破さんも、あれだけ支持率の低かった岸田前首相の政策を受け継ぐなんて言わないで、これまでの持論で勝負してくれれば、国民はもっと分かりやすく賛否を判断することができるでしょうに…。

※内容の一部に新聞記事を引用しました。