なぜかサガンに弱いグラン

今年のカレンダーも残り1枚になってしまいました。

あ～、今年もダラダラと過ごしてしまった1年になりそうです。

さて、昨日のグランパス×サガンのゲームは０‐３でグランが負けました。

サガンは、今季のJ１最下位で来季J2への降格が決まっています。

グランパスは、なぜかこのサガンを苦手としていて、通算成績は8勝同士なんですが、このところは引分や負け試合が多く感じてしまいます。

ホーム最終戦の昨日は、長良川でのゲームでしたが、前半10分までに2点を入れられガッカリしましたね。

年間では数少ないNHK総合で中継されましたが、全国のサポーターに見苦しいゲームを見せてしまいました。

サガンの前半の8分・10分の得点は両方ともパスミスからの自滅のようなゴールで、一体どういう姿勢で試合に臨んでいるのか…。

このゲームは、全体的にまったく迫力のないもので、いつものマンツーマンの守備が完全に狂っていて、相手の動きについて行けずどうにもならん状態でした。

ボールは持てるものの、ゴールに迫る気迫に欠けて、最終ラインで跳ね返されてばかりの攻撃では盛り上がりません。

当然のことながらサポーターの歓声が聞こえる場面も少なくて残念でした。

ルヴァン杯で優勝してから、何だか腑抜けのようなチームになってしまい、J１での順位も下がっていくばかり…。

ホーム最終戦に出場した今季で退団するGKランゲラックに有終の美を飾らせることもできませんでしたね。

やる気があるのかないのか分からんような先発メンバーでは困ります。

いっそのこと、若手に出場機会を与えるのも一考だったかもしれませんが、長谷川監督は主力メンバーで勝ちに出て、完全な失敗に終わりました。

来季も監督を続けることになりましたが、名古屋に来てからは以前とはスピリットが劣っているように感じます。

パトリックも寄る年波に勝てずに退団するようで、長谷川監督との黄金コンビもこれまでです。

今季のグランパスのチーム状況は怪我人も多く、監督の思い通りにはいかなかったのかもしれませんが、他チームでそこそこ活躍して移籍してきた選手が実力を発揮できずに終わってしまいました。

生きのいい生え抜きの若手選手が少なくて、力が衰えかけた名ばかりの選手が多かったのも長丁場のJリーグを戦うには厳しかったのかもしれません。

相馬君を町田ゼルビアに獲られてしまい、ホントに今後のチームづくりが不安です。

できれば、新たに活躍できる若い選手が三人ぐらいは欲しい所ですね。