今年度補正予算、衆院通過

自公政権が少数与党になり、政府が提出した予算案が国民や立憲の修正が加えられて、衆院を通過しました。

参院は、自公で過半数以上の議席があるので、すんなりと成立するでしょう。

与党の予算案が修正可決されるのは28年ぶりだそうです。

これまで長い間、自公政権がいかにやりたいようにやってきたかを物語るお話ですね。

国民が公約し拘っていた「103万の壁」についても、今後与野党で話し合われることになりました。

立憲の修正案も反映されたようですが、立憲は取りあえず反対票を入れたようです。

野党で賛成したのは、国民、維新です。

まあ、自公が少数与党になって、与野党でシッカリと議論が行われる普通の状態になったと言えるでしょう。

安部政権下では、自民が圧倒的な強さを見せて、日本はドンドン右傾化しましたが、その中で安保法制など、国民を縛り付けたり、安全保障絡みの国策を国民に秘密にしてしまう法律が成立してしまいました。

要するに、日本が戦争できるような状態に、法律上も一歩近づいたということです。

それに加え、岸田内閣は防衛予算の倍増を目指し、石破内閣がそれを引き継いで、再来年ぐらいから法人税やたばこ税などの税率が上がる見込みです。

国家を守るためとはいえ、あまりに国民負担が多すぎやしませんか。

せめて、消費税を10％から少し減らすとか、多くの国が採用してる生活必需品には消費税を掛けないということにならんもんでしょうか。

それもこれも政治家と財務省の官僚たちや他の省庁の官僚どもが、途方もない金食い虫だからです（なんせ省益のために国民のカネを分捕り続けてる奴らですから）。

膨大な国家予算を使って、目に見えるように日本の経済が回復したとか、生活に困ってる人が助かったという声が全く聞こえてこないのは、なぜでしょうか。

防衛予算だって、従来からある自衛隊の装備品の補修ができないとか、隊員が集まらないなどの問題を抱えているのに、アメリカから輸入されるバカ高い新装備品を買うための予算ばかりが増加してるのがホントのとこでしょう。

特に、トランプ政権になったら、沖縄や日本各地にある米軍基地のために、これまで以上の負担も増えていくことでしょうね。

そんなことなら、日本を守ってやると押しつけがましいアメリカとの縁を切って、隣国の中国と仲良くした方がいいと考える人も増えてくるかもしれません。

じいちゃんは、どっちも嫌だけどね。

まあ、取りあえずは習さんと北の金さんがトップにいる間は、トランプさんの強引なやり方にお付き合いするしかないんでしょう。

でも、ホントにそれもイヤだなぁ～。

※内容の一部に新聞記事を引用しました。