花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

ヒナキキョウソウ

2013年05月22日 | 夢の島公園
ヒナキキョウソウが!こんなところで気持ちよさそうにみんなで立っていました。
キキョウ科 キキョウソウ属


ここで咲くなんて思っていなかったので夢中になりました。
茎の上に花がひとつ 下のほうはほとんど閉鎖花だそうです。



咲き始めの頃 雄しべからは花粉が出ているみたい


もう少し後の花 花粉は大分なくなって雄しべはしおれているように見えます。
雌しべの柱頭は開きたくてうずうずしてるみたい



いざ!とばかりに柱頭全開 これでほかの花の雄しべからの花粉待ち態勢


役割を終えた雄しべは横になってだらんとして見えました。

雌性期の花の拡大


花が3つも咲いた株がありました!なんだか小さいながら豪華に見えて♪


ヒメコバンソウもわんさかと大にぎわい







夢の島公園でもいつもは通らない道を行ってみたお陰でのヒナキキョウソウの群生でした。
窓が開いてそこから種がこぼれ落ちるという小さな現象がここでも繰り広げられるのでしょう

熱帯温室にて

2013年05月21日 | 夢の島公園
ピタンガ フトモモ科  赤い花が咲いているのかと思ったら果実でした。
ピタンガはポルトガル語でブラジル先住民族の言葉では赤い実を意味するのだそうです。
果物として生で食べたりジャムやアイスクリームの原料にもなったりとブラジルでは
人気があるそうです。別名がブラジル・チェリー




白っぽい色からオレンジ色 赤に変って熟していくみたい
丁度ヤシの木がバックになって枝が下がっていました。






花のときに出会えなくて残念です。花は雄しべがいっぱいの白い花♪ 
ここでも咲いたのかもしれないのに見られなかった。



もうひとつは ホウガンボク サガリバナ科 幹から花枝が出ています。



つぼみ

面白い花でした!



木の周りに落ちていた花  砲丸のように大きな果実はつくのかな?



ホウガンボクの説明がついていました。
幹から直接花枝を出して咲きます。花の姿と砲丸状の果実が特徴で各地の植物園で栽培されています。
花は10センチ前後の大きさで朝早く咲き、夕方には落ちてしまいます。芳香があり香水原料として
研究されています。20センチほどの果実は表面が硬く容器などにも利用されています。

スモークツリー

2013年05月16日 | 夢の島公園
何の木の花? 後で聞いてみたらスモークツリーの花でした。  ウルシ科
ケムリノキとかハグマノキともいわれています。




こんな形の葉に見覚えがあると思っていたらほかで紅葉したときに見ていたのでした。
スモークツリーの花は初めてです。葉の色が紫色を帯びているのも初めて




調べてみたら雌雄異株だそうです。どっちなのか花を見てもよく分かりません。







花が小さすぎて拡大しても分かりにくい。
雄しべがあるのはどうにか見えるので雄木かもしれないです。
更に調べを進めてみたところ紫色の葉をしているスモークツリーは雄木なのだと
いうことが記されていました。 
となるとこのスモークツリーからは煙は立ち昇らないということになるのでしょう。



ギンヨウアカシアにサヤが下がっていました。

葉の先が紫色のギンヨウアカシア・プレプレアにも下がっていました。
サヤの色は葉の色に合わせているところが愉快でした!



サラノキ(沙羅双樹)の花

2013年05月09日 | 夢の島公園




★夢の島温室の解説から
大温室・Aドームに入ってすぐ、クワ科のインドボダイジュの隣に、ジャケツイバラ科のムユウジュとともに
サラソウジュは鉢で展示しています。その3種の植物は、お釈迦様にまつわる仏教の三大聖樹とされています。
サラソウジュはインド原産で、現地ではサラノキ(ショレア)属は重要な木材となり、
広く利用されています。なお、日本の寺院などで見られる沙羅双樹は、ツバキ科のナツツバキで代用して
植えられていることが多く、このサラソウジュとは別のものです。

お釈迦様が入滅した時に生えていたというサラソウジュは耐寒性がなく、日本の屋外では栽培できません。
また樹高も35~45メートルにもなる高木であることから、なかなか温室でも育てにくく、
その上花となれば更に珍しいと言えるでしょう。
当館のサラソウジュは樹高は約3メートルと低いですが、樹として充実したのか、この度、開花しました!!
開花の記録は、夢の島熱帯植物館の25周年目にして初めてのことです。
ぜひ、実物が見られるこの機会をお見逃しないよう、ご来館をお待ちしております!









まさか沙羅双樹の花を見る機会に恵まれるなんて思ってもいなくて・・・
お釈迦様からの施しを受けることができたようでありがたく感謝の気持ちを抱きました。
木のてっぺんのふた枝に花が付きました。どうにかこうにか写ったに過ぎないのですが
満足しています。

仏教三大聖樹のもう1本は インドボダイジュ



葉先に特徴があるのかな!亀さんのしっぽみたい




残りの1本は

インドボダイジュの隣りのにある鉢植えです。

淡いピンク色をした若葉  だいだい色で派手めの花が咲く



ツバキ3種

2013年03月16日 | 夢の島公園
夢の島温室のホールに展示されていたツバキ3種類
中国原産の黄色の花を咲かせるツバキ 開いている花がなくつぼみだけだったのは残念



上の黄色い金花茶と白鳳という品種が混ざったら 「黄鳳」になって!
ちなみに白鳳というツバキは大輪の八重咲き(親は不明らしい)







更に一番上の金花茶とその下の黄鳳をかけあわせたら「黄の旋律」になりました。
バラの花のような咲き方でした。でもこれは終わりを迎えつつあって残念。




血のつながった親族同士が一堂に会してお互いの健闘を祈っているみたいでした。
私たち姉妹同士も一堂に会して久しぶりに群馬で親交を深めることに!
それぞれが勝手にしゃべりだして止まらないかもしれない 人の話は意に介さず
同時におしゃべりするのではたで聞いている人はおかしいと言います。
夜は上毛(じょうもう)カルタのお勉強会になりそうです。

ヒスイカズラ

2013年03月15日 | 夢の島公園
高い位置から見たヒスイカズラ マメ科


青い房が下がっています!


太くなった蔓がくねくねしていました。




白い粒々の房はまだつぼみ


この翡翠色はたまらない


トレーに集められた花

ヒスイカズラはオオコウモリによって受粉してもらうそうですが
まだよく解明されていないこともあると聞きました。花を見ても雄しべや雌しべは見えません。
コウモリが花の中央あたりに頭を突っ込むとはずみで花の先から雄しべ・雌しべが
出てくるそうです。 翡翠色の内緒  秘話(翡話)はそっとしておきましょう

スイセン

2013年03月09日 | 夢の島公園
3種類のスイセン  みんな同じほうを向いてうれしそう














原っぱや道端を代表する早春の花 ミチタネツケバナ 根生葉があります。


雄しべ4本










果実は茎に沿うようについて!

毎年のように同じことを復習しなくっちゃ!なんでも忘れることが多くなりました。
似ているタネツケバナの果実は外側に広がるようにつく
区別するにはここを見ればすぐに分かりそうです。

オウギバショウモドキ

2013年03月07日 | 夢の島公園
写真に撮りたいと思っていたオウギバショウモドキの花が咲きました。

上の写真の向こう側からだと花が見えます。




べとべとしているような液体が流れた後がついてる


オウギバショウモドキの葉 きれいなラインでした。


裏側から見てみると   さざ波


スカラップ


オウギバショウモドキとオウギバショウの違いについて職員さんから説明がありました。
オウギバショウモドキは背が高くなると葉が垂れ下がってきてやがて倒れてしまうそうです。
一方のオウギバショウはずんずん上に高くなってもそのままでいられるということでした。
花を咲かせてくれた「モドキ」も倒れる日がそのうちやってくるらしい。
左の画像には左にオウギバショウ、右にはオウギバショウモドキが並んでいます。
オウギバショウは天井にとどくほど高いので花が咲いても容易には撮れないのです。



マカダミアナッツができていました!上のほうには茶色になったナッツ(穀果)


下の枝にはまだ緑色をしたナッツが3つできました。

思っていた以上の大きさでした。

ユーカリノキの葉

2013年03月05日 | 夢の島公園
ユーカリノキの新芽! 変った葉に見えたので急ぎ足でそばへ行きました。


今まで見ていたのと違って丸みのある葉!


赤い色をしていました。  寒さ焼けかも・・・でも色がきれい!


幼い頃は丸い葉だったのに成長するとやや丸みのある細長い形になっていました。


多く見られる葉の形はほっそりしています。


古くなった皮をはいで真っ白の幹になっているのは丸い葉のユーカリ
少しぼろついて古い皮の残っているほうは細長い葉のユーカリノキ



ユーカリノキのそばのギンヨウアカシアは花が咲き始めていました。笑顔になれる~~~




野の花遊び  もしゃもしゃ ハート  コアラの鼻



原っぱにもカラーが混ざりはじめて♪ やっと野の花の出番になったみたい

コウモリラン

2013年03月03日 | 夢の島公園
温室ドームの入り口前にコウモリランが吊り下げられるようになりました。
ビカクとは雄の鹿の角のこと 胞子葉の形が似ているのでビカクシダになったそうです。
こうもり 鹿の角 どっちともいえるようないえないような・・・




枯れている状態が上からのぞけるのでよく見てみたくなりました。
葉脈だけが残るとレースみたいです。









温室内ではヘゴのマルハチに居座って着生しています。


大きく丸く広がっている葉は栄養葉


鹿の角のような形をして下がっているのが胞子葉


こっちのビカクシダも着生しているのですが、


マングローブやほかの植物もからみあってくんずほぐれずといったところ


ここから下はリラックスして撮る面白さを味わっていたときの写真