NOTEBOOK

なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

27歳

2010-10-19 | 仕事
高校生の頃、ロックにかぶれていた頃は27歳で死ぬと思っていたけど、ところがどっこい生きている。そんな話を恥ずかしげに妹にすると、「ロックな生き方していないんだから、なわけないじゃん」と。確かに。ただニートという生き方はある種ヤクザな、ロックな生き方であると思うけど、基本的には妹の言うとおりだった。



27歳で死んだロックな人々の先頭には十字路で悪魔に魂を売ってギターの超絶な演奏技術を手に入れたロバート・ジョンソンがいて、ジミー・ヘンドリクスがいて、シド・ビシャスがいて、カート・コバーンがいて、尾崎豊なんかもいたりする。ただみんな毒を盛られたロバート・ジョンソン以外はみんなドラッグで死んでいる。ぼくはタバコすら吸わないし、まったくロックじゃない。


で、28歳になってしまった。特段にロックじゃない、むしろ普通の人よりもしょっぱい27歳が終わった。そしてニートじゃなくなって、普通になっていくんだろうか。ニートって最高だったな。