
誉田を読むつもりだったが、前にその他買い込んだ中から
これを先に読み終えた。第29回横溝正史ミステリー大賞
大賞受賞作だ。
大変面白かった。雪冤って言うのは冤罪(無実の罪)を晴
らすという意味で、そのテーマに沿って物語は進む。
舞台は「そうだ!京都行こう」と言ってこないだ行ってきた
ばかりの京都。知った地名も行った場所も多く登場した。
登場人物の多さ、キーマンをある有名な物語の登場人物の
名に置き換えての展開に所々混乱したが、最後まで息のつけ
ない内容には十分満足。
映画にはしにくいだろうなー。でもあえてするなら主人公は
山崎努だろう。
一度読んでみてください。大変面白いからねっ!