二〇一七年二月六日作。
(1)殺されてみたいスカート丈の黄金比
(2)エプロン姿でキッチンがない
(3)下着は不死鳥また汚す
☞「たとえば、さまよえるユダヤ人やミニョン、約束の異郷、情欲を呼び起す美女、雑婚を想わせるために忌むべきものとして放逐された獣。こういったものが、文明の痛ましい過程をけっして完全には押し進めえなかった文明人の破壊欲を呼び寄せる」(ホルクハイマー&アドルノ「啓蒙の弁証法・P.359」岩波文庫)
「生活の見地は、実践の見地は、認識論の第一のかつ基礎的な見地たるべきものだ」(レーニン「唯物論と経験批判論・中巻・P.22」岩波文庫)
「《真理》もまた客体に一致するところの知識として積極者である。しかし、知識が他者〔客体〕に対して否定的に関係し、この客体を浸透するものであり、従って客体の知識に対する否定性を止揚するものであるという意味では、真理はこのような自己同等性である」(ヘーゲル「大論理学・中巻」・「ヘーゲル全集7・P.75」岩波書店)
「詩人とは自分の屍骸(しがい)を、自分で解剖して、その病状を天下に発表する義務を有している」(夏目漱石「草枕・P.36」新潮文庫)