あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

鉄っちゃん、いいかげんルールは守れよ

2015年02月01日 03時03分46秒 | 写真

 

先日、特急「あいづ」号の警笛ホーンに接着剤をかってに塗っていた

鉄道ファンのニュースが流れていました。

気持ちはわかる、でもダメでしょやっぱり。

私はなにも今回の件だけで怒りを覚えているのではないのです。

 

私の住んでいる会津では毎年今の時期、恒例のSLが走るんですよ。

当然、近県から多くの人が集まります。

郡山-会津若松を走るのですが、撮影ポイント満載!

と思うでしょ?

でもファンから言わせると、いいポイントはそれほどないそうです。

そのいいポイントが磐梯町-翁島間。

坂とカーブが多くてSLのダイナミックさが出るそうです。

 

しかし、この場所は県道が通っているだけの普通の田園風景。

駐車場などありません。

従ってみんな路肩に違法駐車。

危ないので警察とJRがパトロールしています。

あと、季節が冬のため雪で道路と田んぼの境界がはっきりしない。

みんな勝手に入っていくけど、空き地だと思ってんの?

みなさん、田んぼと言えど他人の土地ですよ。

不法侵入です。

それだけならまだしも、列車がくるまで食べたり飲んだり吸ったり・・・

まわりはゴミだらけ。

冬だから雪が降るとわかんなくなっちゃうんだよね。

そして田植えの季節になると持ち主が愕然とするそうです。

ですから地元で「立ち入り禁止運動」がおこったほどです。

おまえら、自分がいい写真が撮れればそれでいいのか?

ちょっとはゴミ拾いをする農家の人、必死に頭を下げるJR職員、

おまえらに罵声を浴びながら安全を確保する警察官、

その人たちの身にもなってみろ。

「運転手が白い拡声器を持っていて画にならない」

って言っていたけど、それはおまえら自身のせいだからな、勘違いするな。

 

あとカメラマン同士の喧嘩も多いです。

仮にAさんとBさんがいたとしましょう。

二人とも望遠レンズです。

この場合の図がこれです。

黄色いところが画角(写真に写る範囲)です。

この場合、なんの問題もありません。

 

しかしAさんが広い範囲を写せる広角レンズを使っていたら

どうでしょう。

その場合の図がこれです。

BさんがAさんの写真に写り込んでしまいます。

そこで「おまえ、じゃまだ!」となります。

しかしBさんの方が先に場所をとっていた場合どうでしょう。

「後から来て、何いってやがる、おまえがどっか行け」

となりますよね。

撮り鉄はこだわりが多く、なかなかゆずらないのでこういう

喧嘩が多いのです。

 

おまけ

 

会津若松駅はめずらしいスイッチバック式の駅です。

ですから、河東町あたりでは猪苗代-会津若松間の上り線と

会津若松-喜多方間の下り線が近い間隔で2本通ってるわけです。

当然、会津若松-喜多方間でカメラを構えていても、SLは来ない。

しかしいるんですな、間違っている人が。

かわいそうなので、教えてあげましたよ。