ABE GUITARS

ギター・ウクレレ制作
フレット楽器全般 修理調整

Gibson J-45 ナット調整

2011年07月15日 | ナット・サドル作成・調整
J-45をお預かりしました


まずはロッド調整でネックの反りを修正し(ということは、ヒーター修正が必要ない程度の反りだという事です)


ナットの溝調整


高さ調整し


磨きます
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Larrivee C-10M フレットすり合わせ

2011年07月14日 | ネック関連
フレットはそれなりに窪みが目立つので、すり合わせを行います


指板のマスキングし


平面を出し


ファイルで成形


マイクロメッシュで磨いて


完了


前の工程
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Paker P8EN フレットすり合わせ

2011年07月13日 | ネック関連
フレットのすり合わせに入ります


平面を出した後


ファイルで成形


マイクロメッシュで磨きます


前の工程
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2009 Martin OOO-16GT ナット作成・サドル調整→完了

2011年07月12日 | ナット・サドル作成・調整
ナットの溝が深くなってしまったため、作り直しです。

高さの目安をつけて


弦間を割り出します。{1.380"-(0.016"+0.024"+0.032"+0.042")}÷5=0.2532"→補正して0.254"です。


溝を切り込み


高さ調整し


磨きます


若干のオクターブの補正をして完了です。
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2009 Martin OOO-16GT フレットすり合わせ

2011年07月11日 | ネック関連
昨年末にお預かりしたマーチンのOOO-16GT、再び修理となりました。ネックがまた反ってきたため、またヒーター修正し、それも限界があるためフレットのすり合わせを行うことになりました。

マスキングをして平面を出し


ファイルで成形


磨いて完了
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Larrivee C-10M ネックヒーター修正

2011年07月09日 | ネック関連
ラリビーC-10をお預かりしております


先日のモーリスと違ってヒーター修正が必須、というわけではありませんが、通常よりも低めの弦高をご希望ということで、実施することとなりました。


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Taylor 615 ナット・サドル調整→完了

2011年07月08日 | ナット・サドル作成・調整
ネック折れの部分を目立たなくさせるため、若干カラーリングし、ツヤ消しを吹いて塗装終了


ペグを取り付けて弦を張り、ロッド調整


ナット溝を調整します


高さ調整し


磨きます。色が落ちてグラデーションになってしまいました…


その後、サドル底の平面を出し、弦を交換して修理完了しました

前の工程

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1970's Morris B-45 ネックヒーター修正

2011年07月07日 | ネック関連


ご多分に漏れずヒーター修正ですが、かなりの反りがあるので、一度では済まず、何度かやる必要がありそうです。


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Paker P8EN ネックヒーター修正

2011年07月05日 | ネック関連
サイド割れの塗装を乾燥させている間、ネック関連の修理を進めます。まずはヒーター修正から…。



前の工程

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Epiphone Casino ナット作成・オクターブ調整

2011年07月04日 | ナット・サドル作成・調整
エピフォン カジノをお預かりしております。


メインはペグの交換なのですが、ナット溝が深くなっているので交換します。


取り外し


トラスロッド用溝の部分をマホガニーで埋めて、スロット全体をクリーニング


牛骨で作成します


1・6弦の位置は指板エッジから共に1/8"


弦間を割り出します。{1.347"-(0.011"+0.016"+0.026"+0.036")}÷5=0.257"→補正して0.259"です


溝を切り込み


高さ調整し


磨きます


オクターブ調整をしましたが


4・5・6弦のサドルを最大限前にしてもフラットしてしまうので


サドルを外して上下入れ替えます


これで合いました


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Paker P8EN 塗装完了

2011年07月03日 | 塗装剥離・再塗装
パーカーの塗装完了し、マスキングを剥がしました。1週間~10日ほど乾燥させます。その間、ブリッジ貼り直しやその他の修理を進めます。



前の工程

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ASIA&GAL

2011年07月02日 | その他
ここ数年、特に昨年後半くらいから、己の技量・知識・経験の無さと至らなさを痛切に実感し、もっと研鑽に励まなければ…という思いが募っています。ローマは一日にして成らず、一朝一夕に身につく類のものではないことはわかっていても、何か新しい展開の必要性を感じ、昨年末、ASIA(Association of Stringed Instrument Artisans)とGAL(Guild of American Lutherie)にメンバー登録しました(正確な日本語訳は困難ですが、字義に忠実に訳すとすれば前者は「弦楽器職人協会」後者は「アメリカ弦楽器製作家協同組合」とでもなるでしょうか)。リベッキー工房にいた時にも登録していたのですが、帰国後、更新せぬまま時が過ぎてしまい、改めての登録となりました。

メンバー登録自体は、技量の向上を保証してくれるものではありません。結局は己自身の努力によってでしか向上はありえませんが、双方の定期刊行物には楽器制作上の技術的に有益な情報が盛り込まれているので、大いに意欲を喚起されます。メンバーであることは「努力と意欲の促進剤」を補給してもらっているようなもの、と考えています。

年頭に送られてきたASIAの冊子"guitarmaker"のバックナンバー


近年はカラーで写真主体になっていますが


10年前はモノクロ且つ文章中心、という感じです。

これはトム・リベッキーの寄稿文↑

こちらはGALの今年度春号


同じく、10年前のものはモノクロ


これはリベッキー流アーチトップ製作の記事です↓


意欲を喚起されたら早く作れ、という声が聞こえてきそうですが…精進します。

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Charvel CJCE-650/N ナット・サドル作成

2011年07月01日 | ナット・サドル作成・調整
シャーベルのアコギをお預かりしました。初めて見ましたが…ナット・サドル作成です。


ナットはいい加減に取り付けられているので


外してクリーニング


牛骨で作成します


1弦の位置はエッジから5/16"、6弦は3ミリです


弦間を割り出します


{1.335"-(0.016"+0.024"+0.032"+0.042")}÷5=0.2442"→補正して0.246"となりました


溝を切り込み


高さ調整


磨きます


オリジナルのサドル↓


これも牛骨で作成


完了しました


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