ABE GUITARS

ギター・ウクレレ制作
フレット楽器全般 修理調整

#017 スロット作成→パーフリング接着

2012年08月27日 | 制作過程
ようやく箱になりました


パーフリング・バインディング用のスロットを作成し


パーフリングを接着します







ボトム部分も溝加工して挿入します


前の工程

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Ibanez PM35 ナット作成

2012年08月22日 | ナット・サドル作成・調整
アイバニーズPM35をお預かりしました


6弦の位置がエッジから3.5ミリですが、新規作成で2.5ミリに変更します


ナイフを入れて


取り外すと、ロッドの部分がむき出しなので


メイプル材で埋めて


スロットをクリーニング


6弦の位置を決め


弦間を策定し


溝を切り込みます


高さ調整し


磨きます


サドル・オクターブ調整をして完了です


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#017 バック接着

2012年08月19日 | 制作過程
カーフィングにブレイシング用のホゾ加工をして


何度かリハーサルをし


バックを接着します


前の工程

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温湿度考

2012年08月13日 | ギターの保管
現在、トップ再塗装の修理を抱えています。普段はそう高くない湿度が今日は結構高かったので、白濁を防ぐためにリターダー(乾燥を遅くする溶剤)を加えて塗装。質に変わりはありません。

ギターを作る、修理する、所持するにあたって、温湿度管理は重要なファクターです。それがあたかも金科玉条のように叫ばれることがあるようですが、私は割りと楽観論者で「厳密な管理」にこだわってはいません。結論は「極端な高温多湿・高温低湿・低温多湿・低温低湿を避け、必要に応じて室温調節・加湿・除湿する」、当たり前のことですが、それだけです。というか、個人レベルにおいては、それ以上はできないと思うのです。

たとえ厳重に管理できるシステムがあり、そこで制作・修理・保管し、理想の状態を保つことができるとしても、ギターをそこから出して温湿度管理されていない場所に移したとしたら、その環境に適応できず、かなりの狂い生じてしまうのではないでしょうか。木材で作られ且つ張力が生じている以上、狂いが生じるのは当たり前、不都合が生じたら修理調整する、というのがギターと付き合っていく上での大前提で、できるだけ狂いが生じないような努力は必要だとしても、それと同時に、ギターを道具としてアクティブに使うのであれば、恒常的に完璧な温湿度管理は絶対にありえない、と悟ることも必要だと思います。

普段から特別なことをしないというのが最善の策で「ギターを温室育ちにしてはいけない」というのが私の考えです。科学的な根拠は、ありません。

*過去にも同じような論考がありました→こちら

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2007 Martin OOO-28EC PU取付・サドル作成→完了

2012年08月09日 | アコギPU取付
フィッシュマンEllipseを取り付けます


ジャック加工


トランスデューサーの長さと、サドル溝の長さが違うので、引き込み穴の位置には気を遣います。

↓これだと6弦部分に穴を開ける事になり、バランス崩れの恐れあり


↓これでは逆に1弦の位置に届いていないので、1弦の音量が小さいであろう事は予見できます


ということで、左右均等になるような位置に穴開け


配線の根元はやや太くなっているので


若干穴を拡げてやります


溝底の壁面は、若干内側に台形型になっている時があるので、少し拡げておきます


プリアンプに繋いで


取り付けました


サドルを作成し


オクターブ調整もやり


完了、バランス良好です。写真はピンボケで失礼します。


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2007 Martin OOO-28EC ナット作成

2012年08月05日 | ナット・サドル作成・調整
OOO-28ECをお預かりしました。ナット・サドル作成他、です。


オリジナルを


外して


クリーニング


弦間を割り出して


溝加工


高さ調整


完成写真は撮り忘れです、悪しからず。

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2009 Martin OOO-28M ナット・サドル作成

2012年08月04日 | ナット・サドル作成・調整
OOO-28Mをお預かりしました。ナット・サドル作成です。


オリジナルナットを


外して


スロットのクリーニング


弦間を割り出し


溝加工


高さ調整し


磨きます


オリジナルのサドルです


牛骨で作成


オクターブ調整をし


できました


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Ovation 5868 ELITE サドルシム作成→完了

2012年08月03日 | ブリッジ関連
サドルはプラスチック製のシムでかさ上げされていますが、若干低いので


ローズで作成します


元々の弦高よりも


ほんのわずかですが高くなり、適正な弦高になりました


前の工程

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Ovation 5868 ELITE ナット作成

2012年08月02日 | ナット・サドル作成・調整
ナットは牛骨で新規作成です


1弦の位置は、指板エッジから7/64"(約2.8ミリ)だったのですが、もう少し内側に、ということで9/64"(約3.5ミリ)に変更


弦間を割り出します


{1.324"-(0.015"+0.023"+0.030"+0.039")}÷5=0.2434"→補正して0.245"


溝を切り込み


高さ調整


磨きます


前の工程

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Ovation 5868 ELITE フレット入れし→すり合わせ

2012年08月01日 | ネック関連
フレット溝が浅くなったので深く加工し


フレットを入れ直します


マスキングをしてすり合わせ


ファイルで成形し


マイクロメッシュで磨きます


前の工程

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