ABE GUITARS

ギター・ウクレレ制作
フレット楽器全般 修理調整

Legend FG-280 ナット・サドル調整

2011年01月30日 | ナット・サドル作成・調整
Legend FG-280をお預かりしました。弦高が高いので、ナット・サドル調整で低く設定します。
 

ナットの溝を深く加工し


高さ調整して


磨きます


サドルの底はかなり湾曲していたため、平面を出しましたが


そうすると今度は弦高が低くなったため、付き板を貼ってかさ上げすることで、適正な弦高に仕上げました。
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2007 Martin OOO-16GT ピン穴リーマー加工 他

2011年01月29日 | ブリッジ関連
ブリッジは無事接着されました


プラスチック製のブリッジピンを


エボニー製に交換しますが


ピン穴のテーパーと合っていないため、しっかり押さえ込めないので


リーマーで加工します


ピン穴にしっかり入りました


そして、弦用の溝も加工します


前の工程
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TOKAI 180F ピックアップ取付

2011年01月28日 | アコギPU取付
昨年末に修理したTOKAI 180FにLRバッグスiBeamを取り付けることになりました。



エンドピンの穴を


拡げてリーマーで加工
 
従来ドリルビットで最後まで開けていましたが、今回はリーマーを採用しました

ケーブルをタイでまとめて取り付けます


トランスデューサーは通常サドルの下に貼り付けますが、Xブレイシングの位置がサドル寄りのため無理なので、ピンの後ろ側に貼り付けます


ジャックを固定し


ボリュームを貼り付け、出力をチェックして完了しました。
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2007 Martin OOO-16GT ブリッジ貼り直し

2011年01月27日 | ブリッジ関連
ブリッジの貼り付けを行います。ナイフを入れて


接着部分に残っている塗料を取り除き


ブリッジ本体の底もクリーニングし


接着します


数時間後、はみ出た接着剤を取り除き、更にクランプします
 

前の工程
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2007 Martin OOO-16GT ブレイシング剥れ補修

2011年01月26日 | ブレイシング剥れ補修
久々の写真付ですが・・・

バックのブレイシングが剥れていますので


接着剤を注入し


ジャッキで固定します。計4ヵ所、ありました。


前の工程
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Takamine NPT-012 サドル作成→完了

2011年01月20日 | ナット・サドル作成・調整
オリジナルのサドルを外し、新規作成します


ダブルサドルは実は結構面倒です。さらに、スルータイプのブリッジは弦を外せないので、これまた実は面倒です。まずは巻弦用を
 

そしてプレーン弦用を作ります
 

磨いて完了
 

ちなみに、弦高が6弦2.5ミリ、1弦2.0ミリの条件下で、3-6弦ではほぼ±0でオクターブ調整できましたが、サドルのピークを最大ネック寄りにしても2弦は-5セント、1弦は-8セントという値になりました。改善するには、1・2弦の弦高を上げるか、サドル溝の位置自体を変えなければいけません。

前の工程
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Takamine NPT-012 ピッチ計測

2011年01月19日 | ナット・サドル作成・調整
タカミネのエレアコをお預かりしております
 

ナット位置を補正するスペーサーがつけられているのですが


そうすると、12フレット上でのオクターブもずれてきてしまうので、サドルを作成することになりました


チューナーで計測すると


スペーサー無しの場合は、オクターブのズレ幅(単位:セント)が6弦から順に+10・+3・±0・+3・±0±0で、それなりに合っているところがあるのに対し、スペーサーをつけると+20・+10・+5・+2・+5・±0と、ズレ幅が大きくなっています(*)。

ちなみに、ナット側の音程のズレ(1フレット上)は、スペーサーなしで6弦から順に+20・+10・+5・+2・+5・±0ですが、スペーサーをつけると+10・+3・±0・+3・±0・±0で、改善がみられます。が、弦の太さやスケールなどの因子も関わってくるので、同じ形状のスペーサーで全てのギターに対応できるわけではないことは、自明の理と言えます。

(*)弦高によっても変わり、また、押弦の強さには個人差があるので、数値は絶対的なものではありません。
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2007 Martin OOO-16GT ブリッジ取り外し

2011年01月18日 | ブリッジ関連
ブリッジに隙間が生じていますので、外して貼り直しをします


ヒーティングブロックで過熱し


ナイフを入れて


取り外しました


前の工程
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2007 Martin OOO-16GT ナット作成

2011年01月17日 | ナット・サドル作成・調整
牛骨で新規作成します


弦の位置を決めて


溝を切り込み


高さ調整し


磨きます


前の工程
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2007 Martin OOO-16GT フレットすり合わせ

2011年01月16日 | ネック関連
フレットのすり合わせの前に、ナットを外しておきます。ナイフを入れて


ヒーティングブロックで過熱


外します


スロットのクリーニングをしておきます


平面を出して


ファイルで成形し
  

マイクロメッシュで磨きます


前の工程
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#016 ブレイシング補強材接着

2011年01月15日 | 制作過程
制作の方は、本当にぼちぼちです。トップのXブレイシングを削り


ジョイント部分を補強します。ガーゼのようなものを貼り付けるパターンが多いのですが


スプルース材を接着します。この方が、ジョイント部分がより強固になると考えています。
  

前の工程
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2007 Martin OOO-16GT ネックヒーター修正

2011年01月14日 | ネック関連
2007年製のOOO-16をお預かりしております。そういえば、2009年製を先日やりましたが…
 

御多分に洩れず、ヒーター修正となりました
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1998 Martin D-18VM ブリッジ取り外し

2011年01月13日 | ブリッジ関連
ブリッジには隙間が生じています。すぐに全部剥れるということは、まずないのですが、貼り直しておくことになりました


ヒーティングブロックで過熱し


ナイフを入れて


外します


メーカーが違えば当然ですが、同じメーカーでも時期によって使っている接着剤ややり方が違ったりするので、取り外し易さはまちまち。ササッと剥れることもあれば、どんなにがんばってもナイフが入らず、やめようかと思うくらいのものもあったりです。今回の難易度は「中」くらいです。
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1998 Martin D-18VM サドル溝加工

2011年01月12日 | ナット・サドル作成・調整
ブリッジに隙間が生じているので、ブリッジを取り外し貼り直しをします。その前にサドルを取ろうとしたら、取れません。つまり、接着してあるということなのです。サドルは交換できるようにしておくのが筋、だと思うのですが…

仕方が無いので削るしかありません。ヤスリでブリッジの高さまで削り


そしてルーターで削ります


何度かに分けて少しずつ…


加工完了


前の工程
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サドル作成シリーズ!S.Yairi YD-303篇

2011年01月11日 | ナット・サドル作成・調整
サドルを作成します。これがオリジナル↓


溝が少し浅いので、深く加工します


牛骨で作成します


できるだけオクターブを合わせるようにピークを調整しますが、2・6弦はピークを最大限ピン側に持っていっても、シャープしてしまいます


磨いて修理完了です


前の工程
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