ABE GUITARS

ギター・ウクレレ制作
フレット楽器全般 修理調整

Headway HD-115 ナット・サドル調整

2011年06月30日 | ナット・サドル作成・調整
ヘッドウェイをお預かりしました。ナット・サドルの調整です。


溝を深く加工して


高さ調整し


磨きます


サドルの底は湾曲しているので平面を出し


表面を磨いて完了


さらっとやっているように見えますが、これがそう簡単ではありません。特にナットの溝は、ヤスリの僅かなストロークでビレが生じたり、逆にビレを解消できたりと、かなり繊細な作業なのです。
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Paker P8EN サイド割れ補修→クリヤー塗布へ

2011年06月29日 | 塗装剥離・再塗装
サンディングシーラーの塗布完了し、トップコートの塗布に入りました。



サイドのマスキングをはずしました。最後にペーパーがけする時に、境界部分の平面を出そうとしてマスキングしていた方の塗装が取れてしまうことがあり、そのリスク回避の意味があります。今回追加した材の部分は普通に吹き付け、周縁部はミスト状にします。オリジナルの塗装と新しい塗装との境界をわかりにくくするためです。

前の工程
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Taylor 615 ネック折れ 塗装開始

2011年06月26日 | 塗装剥離・再塗装
無事接着されましたので


マスキングをして塗装に入ります


前の工程
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Paker P8EN 補修部成形→塗装へ

2011年06月25日 | その他リペア
接着は無事完了し


成形します


マスキングをして

↑この広告を見せたいわけではありません

塗装に入ります


前の工程
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Paker P8EN サイド割れ補修

2011年06月24日 | その他リペア
パーカーP8ENをお預かりしております


プリアンプ兼ジャック部分の破損補修です


まずはピックアップを取り外します


考慮した結果、一部を削り取ることに


マホガニー材で補強し


メイプル材で塞ぎます
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1997 Martin D-28 ブレイシング剥れ補修→完了

2011年06月22日 | その他リペア
ブレイシングが剥れています


接着剤を注入し


ジャッキで固定


硬化後、周辺部をクリーニングして完了、修理も完了です
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1997 Martin D-28 バインディング剥れ補修

2011年06月21日 | その他リペア
バックのバインディングが剥れてきているので補修します


接着剤を注入し(*)


テープで固定


硬化後、テープを剥がしてクリーニング


(*)以前はバインディング用の接着剤を使用していましたが、塗装に影響して部分塗装が必要になった経験を踏まえ、最近はタイトボンドを使用するようにしています。

前の工程
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#016 バック接着面加工→ライニング接着

2011年06月20日 | 制作過程
トップは無事接着されました


はみ出た部分を削ります


バック接着面を加工


ライニングを接着します


前の工程

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#016 トップ接着面加工→トップ接着

2011年06月19日 | 制作過程
昨日の#014納品は、滞りがちな制作を進める端緒を開いてくれました。

トップ接着面を加工し


ブレイシング用のホゾ加工をします


トップには一部ブレイシングを追加し、ブリッジプレートも追加して厚めにしました。というのは、もともとトップが薄めだったので、強度を増す必要があると考えたからです。


で、接着となりました。


前の工程
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#014 ARTISAN OM-C 納品となりました

2011年06月18日 | その他
#014が本日納品となりました。世の中に数多あるギターの中から、選んでいただけたというのは大変ありがたいことです。

ギターを納品する時は嬉しくもあり寂しくもあり、二律背反的な感情が常につきまといます。とはいえ、感傷に浸っているわけにはいかず、唯一手元にあったギターを納品したということは「在庫が無い」ということであり、それは経理的には良き事ですが営業活動には支障をきたすことでもあるので、早急に試奏用を作らなければなりません。と同時に修理もあり注文品もあり、多忙な日々は尚続く…。

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Antonio Sancaez Profesor-3 ナット作成

2011年06月17日 | ナット・サドル作成・調整
アントニオ・サンチェスをお預かりしました


ナットは接着されていませんでした(*)。そのまま接着すれば溝調整で十分だったのですが、溝の底面は凸凹しているので平面を出した方がよく、そうすると溝が深くなってしまうため新規作成することになりました


クリーニングして


平面を出します


牛骨で新規作成、高さの目安を出します


1弦と6弦の位置は、ご希望によりそれぞれ1ミリ外側に


弦間を割り出して


溝を切り込みます


高さ調整し


磨きます。その後サドル底の平面を出して完了。


(*)「ナットは接着しない方がよい」という意見もあるようですが(その根拠が何なのかは不明です)、指板の幅より微妙に小さかったり大きかったりする場合、接着されていなければ弦交換の都度、弦の位置が変わってしまいかねないので、接着すべきと考えます(そもそも、ナットは指板の幅にピッタリと合わせて作られるべきで、幅が違うこと自体がまずは問題なわけですが)。それに対してサドルは接着すべきではありません(それは、主に「状態の変化に伴う調整」という観点からの話で、ナットの話とは論点の次元が違います)。

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1993 Martin D-18 ピックアップ取付

2011年06月16日 | アコギPU取付
93年製D-18をお預かりしました。以前、ナット・サドルの交換をしましたが、今回はピックアップの取り付け(交換)です。


取り付けてあったパッシブタイプ(メーカー不明)を


LR BAGGS elementに交換


トランスデューサー用の引き込み穴は垂直に開けられていますが


エレメントの場合は素材の特性上、斜めの穴が必要なので開けなおします


取り付けて


バランス調整をして完了


「完了」と、さらっと書きましたが「均一な音圧のバランス」を取るためには四苦八苦することが多く、場合によっては半日以上かかります。それについてはこちらこちらこちらを。

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Takamine TSA-10 ブレイシング剥がれ補修→完了

2011年06月15日 | ブレイシング剥れ補修
ブレイシングが計4ヵ所外れているので補修します


接着剤を注入し


ジャッキで固定


硬化後、周辺部をクリーニングして完了です


前の工程

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1998 Martin D-45 ナット・サドル作成→完了

2011年06月14日 | ナット・サドル作成・調整
ナット作成に入ります。樹脂製オリジナル↓


ナイフを入れて


ヒーティングブロックで過熱して外します


スロットのクリーニング


牛骨で作成します。弦間を割り出して


溝を切り込み


高さ調整し


磨きます


サドルも樹脂製ですが


牛骨で作成し


修理完了しました


前の工程

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1997 Martin D-28 ナット・サドル調整

2011年06月13日 | ナット・サドル作成・調整
97年製D-28をお預かりしました。ナット・サドル調整で弦高下げです。


まずロッド調整をして


溝加工と


高さ調整


サドル底は湾曲しているので、平面を出し


適正な高さにします


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