二段ベッド

学校ワークショップ最終日。一週間後に学習発表会を控えての５年生、６年生。午前に５年生、給食を挟んで６年生。

今年も給食をごちそうになる。この学校は本当に給食が美味しい。メニューはキムチチャーハン、サンマの塩焼き、野菜たっぷりと、白玉みたいなのが入ったみそ汁。
そしてほうれん草とかもやしとかいくつかの野菜が入った和え物、ピーナツの刻んだのが入っている。

で、牛乳にはミルメーク。

紙パックの牛乳なので、ストロー口に入るような形のチューブ状。コーヒー味。何とも懐かしいが、俺らの頃はびん牛乳だったので、粉だった。でも紙パックに変わったのは最近らしい。

給食が終わったら紙パックをすすいで開いてリサイクルするようだ。

感心したのは、サンマの塩焼きをほとんどの子がちゃんと骨を取って食べていたこと。いやもちろん骨ごとパリバリ食うヤツはいないんだけど、ほとんどの子がきれいに食べていた。そして、残飯も少ない。

確かに給食は美味しいのだが、これも担任Ｕ教諭の指導のたまもののようだ。
このＵ教諭、教諭などと書いたが、学生時代に芝居をやっていて、旧知のＵである。
全く芝いやってたヤツが、良い先生だという現状を見せつけられると、なんか釈然としない思いである。でも、明らかに良い先生だっけ。

んで、６年生にたっぷり稽古をしたあと、夕方家に戻ると、かねてから娘が希望していた二段ベッドが届いていた。完成型で来ると、組み立て費用が４５００円かかるらしく。それならばと、組み立ては自分でやることにする。

つまり、組み立てなければならないということ。

ええ、組み立てました。５時に家に帰って、６時から学校ワークショップの打ち上げだったので、超特急で２階に運び、組み立てました。寝相が悪いので、低いタイプの二段ベッドにした。

自慢じゃないが俺は実家の作りつけ二段ベッドから落ちたことがある。作りつけなのでもちろん高さはかなり高い。普通の二段ベッドよりかなり高い。そして、柵も高い。

そこで昼寝の最中に落ちたのだ。正確には落ちたらしいのだ。

正確には、らしいって、なんでかって？

落ちた瞬間を覚えてないからです。落ちて泣いていたらしいのだが、下に連れられて、そのまま米袋を枕に寝てしまったらしく。目を覚ますと、まあそういう状態だったわけだ。

で「なんでここにいるかわかっか？」（茨城弁）
「二段ベッドの上で昼寝しようと思ったけど、眠れないから下に来て寝た」

大嘘である。