ほぼ一週一ネタgoo

2016年の投稿を最後に滞っていたブログを提供元の閉鎖を機に引っ越し。今後の更新は不明瞭。

怒濤の三日間

2008-07-18 19:40:58 | ノンジャンル
16日から三日間、某中学校で、演劇ワークショップである。1学年130人くらいを相手に、俺と、東京からK氏、スケジュールは、16日午前中2時限、1クラスずつ担当し、午後にまた別のクラスで2時限。計4クラス。

2日目は、午前中2時限ずつ。そして本日、午前4時限、午後1時限。
つまりまあほぼ丸1日だ。

基本的なスタイルは、年齢、人数にかかわらず、短い芝居を創って上演する、というものだ。結構経験を積んできたものの、中学校の1学年を3日間連続ってのはなかなか無い。

中学生相手はなかなか緊張する。やはり、小学生とは違い、自我の目覚める時期に来ているし、男女の意識もずいぶんと過敏である。もう口の中は乾きまくりである。
なぜこれほど緊張するのかと考えてみると、やはり「失敗できない」というプレッシャーがあるからだろうか。

大人だったり高校生だったり小学生だったり、とにかく、演劇をやりに来ている人たちに対しては、そんなに感じないのだが、やる気があるのかわからないし、それをどのように導いていいのか、さすがに手慣れた経験はない。

いつも感心するのだがK氏は、その辺上手い。そつがない。やはり場数の多さと、彼の才能であろう。

まあ、そんなわけで必死に最終日の上演まで2クラスと一緒に芝居を創ってきたのだが、まあ、なかなか面白かったであろう。全く途中までは、話し合いにならず、どうなるものかとヒヤヒヤしていた班も、最終的にはかなり面白いことになっていて、なんというか、これを成長というのであれば、相当な成長を短期間でしていることになるのだろう。

でまあ、ワークショップの日程だけ見れば大したことなかったのだが、そこにいろいろと刺さってくるのである。

まずもってやられたのは、16日の夕方、翌朝までにラジオドラマ3分の原稿を2本上げなければいけなくなったこと。いくら3分とはいえ、2本をいきなり夕方発注で翌朝まではキツい。

でもしょうがないから、とにかく原稿を上げ、へろへろになって眠りについたが眠れない。大体こうやって無理して頭脳の回転数を上げると、クールダウンするまで眠れないのだ。

それでも大体5時くらいには、早起きの息子に目を覚まされる。二度寝をするも、深くは眠れない。そして朝からワークショップとなるのである。
幸いなことに、午前中で終了したので、午後は、とりあえず昼寝。
娘が学校から帰ってくるまで起きられなかった。

そしてその夜、ラジオドラマの収録である。まるで売れっ子な人みたいである。そんな自覚は全くない。まあ、この収録は予定に入っていたので、特に問題なかったのだが。

そして今日の最終日。午前中の4時限をゲームと芝居づくりに使い、午後は1年生全クラスが見守る中、発表会となるのである。なんだかんだといいながら、みんなやるもんである。大人しい子でも、元気すぎる子でも、やる気のなさそうな子でも、なんとか舞台に立ち、芝居をしてしまうのである。

当然、その課程には、班の中での話し合いがあり、何かを決め、役割を分担し体を動かして表現することになるのである。積極的であろうが消極的であろうが、話し合いをする課程から上演まで、すべてそれは、表現となっているのである。

やる気がなさそうだったり、どうしてもふざけてしまったり、同じことしかできなかったり、それでもそれは彼ら一人ひとりの表現なのだ。いつも思うのだが、学校ワークショップは本当に大変だけど、やっぱり面白いのだ。

で、夕方、うちに帰って、料理をし、ふとコンロの前の壁を見た、隅っこの方になにやら1センチ弱の丸いものがひっついている。

ん?

なんだろう? と思って取ってみた。

軽く粘ってそれは取れた。


カタツムリだった!

どうしてこんなところにカタツムリが!!