ほぼ一週一ネタgoo

2016年の投稿を最後に滞っていたブログを提供元の閉鎖を機に引っ越し。今後の更新は不明瞭。

咳をしても歯医者

2006-11-20 22:45:16 | 芝居
湯田のワークショップを終え、土曜日の夜六時から、西和賀町と近隣の市などでメンバーが構成される「座・さんらいず」の公演を見る。

これは、いわゆる高齢者演劇の地域横断型の劇団で、中心世代は70代あたりという、芝居は人生および人間力、みたいな事を思い知らされるような芝居である。

もうなんというか、自分がやってる、ちょっとした台詞回しだとか、立ち居振る舞いに細かい演出つけたりするのが、「もうどうでもいいや」と思えるような芝居なのである。台詞は忘れるは、台本置いてあるは、堂々とプロンプするわ………でもね、いいんだなぁ、それはそれで。

で、観ながらやたらと咳をしてしまったのだが、それもまあ、それほど気にしなくてもイイかなぁなどと感じる客席だった。

で、月曜日。

今日は仕事終了後、歯医者なのである。
昨日、あまりに咳がひどく「書く女」をパスした。(カミさんが見に行った。面白かったらしい)

で、咳をしても歯医者である。予約を取って歯医者である。
右上の奥歯ってほどでもないが前歯ってほどでもない、位置の歯が、多分欠けている。

舌でさわると治療した詰め物が浮き上がってるような感じだったのだ。

治療中、どうしても咳がこみ上げてくる。
「我慢しなくてもイイですよぉ」とは言ってくれるものの、ギリギリまでは我慢してみる。麻酔注射の時にどうにも我慢が出来なくなった。
恐らく顔色が変わっていたのだろう。先生は
「い、痛いですか?」と聞いてくれたが。「ヘキが……」と精一杯答えた後。
盛大に咳き込んだ。

咳出るときに歯医者に行くもんじゃねぇな。治療はあと一回。

おーんせーん

2006-11-19 13:02:51 | 温泉
湯田の温泉は効く。

ワークショップ講師、名古屋からはるばる来てくれたTさんは、北九州の劇作家大会で知り合ってからの長いお友達。今年岸田戯曲賞を取った。いいなぁー。

そのTさんのご先祖は、佃煮を開発したそうだ。なるほどね。元は大阪で、四国を経由し、大阪夏の陣かなんかで家康側をその、佃煮で支援し、江戸に一族で移住したらしい。で、その地名が佃島。

それ以上にインパクトが強かったのが、Tさんお父上の話。
道頓堀あたりにある、大阪といえばあの看板。

そう「グリコの看板」

あれを作ったのだそうだ。最初はタイル絵だったらしく、その下絵を描いたそうだ。

偉業だ!

そのお父さんをモデルに書いた芝居で、岸田戯曲賞!

偉業だ!!

当のお父さんは84歳。マフィンみたいなのを食べるとき、個包装の袋に入っている酸化防止剤をふりかけ「これかけると舌がぴりぴりしてうめぇんだ」といって、ちらっとのぞいた舌が、真っ黒だったこともある、ちょいと惚け気味のお茶目なじいちゃんらしい。

明日は湯田に

2006-11-17 23:43:02 | ノンジャンル
毎年恒例の行事となっている戯曲大会。今となっては西和賀文化創造館となってしまっている「銀河ホール」で、演劇ワークショップである。

いつものことながら、今年は特にいろいろと重なっていて、受講生が少な目。

今年岸田戯曲賞を取った人が来るなんてのは滅多にないのに、忙しい時期ってのは重なるものだ。

で、まあ、明日は湯田へ。天気は良さそうだ。はぁーっ良かった。

湯田で猛吹雪にあったことは少なくない。そしてその猛吹雪は、大体真冬に戯曲大会を企画したときにやってくる。

地元の人が「空ぼっこれたんでねぇか」というような大雪が降るのである。
一晩外に放置した車は、かまくら状態になっているような、そんな雪である。

以前銀河ホールにいた、とても面倒見の良い大きな声のNさんはこう言ったものだ。

「おめぇ来たからだ!」

違うとも言い切れないところが微妙だ。でもまあ明日は大丈夫そうだ。

高速で行く予定で、ふと思い出した。そういや錦秋湖サービスエリアの予定地を測ったことがあったっけ。クマの糞があったなぁ。そして、ラジオの人生相談では「妻が売春をしていた………」という沈鬱な相談事があったっけ。

厄年と同窓会

2006-11-16 22:16:38 | 健康
についてちょっと話した。仕事中、来年が大厄なのでってな話をしたら、Mさん(先頃還暦を迎えた)が「同窓会やった?」と聞くので、何でかなと思ったら、同窓会で厄払いなんぞをするんだそうな。

そういわれてみれば、夏に中学校の同窓会をした。

Mさんは「死んだヤツいた?」と聞くので、しばし熟慮の上「まだいないですね」と答えた。

「四人死んでた」

Mさんの中学校の同級生は50数人。うち死亡者が4人。還暦でこれは少ないのか多いのか。ちなみに、Mさんが先日行った同窓会では40人くらい集まったそうだ。

還暦過ぎるとヒマだな。

夏の同窓会では、この歳にしてケンカを始めた奴らがいた。日常生活では、きっと年齢相応の暮らしと感情の起伏で平穏なのだろうが、同窓会では、若返るわけですね。

おじさんのケンカなんてのは、どうにももの悲しいんだけど、そのシーンに出会えただけでも、同窓会に行った価値はあったな。

その中で、誰が一番先に死ぬかな。

前日のこと

2006-11-16 00:52:56 | 芝居
どうも前日、あるいはそれ以上前のことばかり書いているような気がする。
あと、子どもがらみのネタが多いとは妻の指摘。

大人的なネタと、今日のネタを書くべきかとも思うが、そんなのはどうでも良い。

で、劇団モリオカ市民ネタ。
知っている人は知っている、盛岡劇場の市民参加型舞台「劇団モリオカ市民」
「盛岡劇場」って入力すると、「守男歌劇場」って変換しやがる、いまだに。

そこに母子で参加しているSさん。稽古後に息子Yくんが「あの、くらもちさんに質問があるんですけど」とまじめな顔をして言う。

確かこのような質問は二度目。一度目は、トイレで並んで用を足していたときだったと思う。「くらもちさんは、いつ頃から演出とかされてるんですか?」真っ当な質問である。

でも連れション状態。

で、昨日の質問。

「くらもちさんは、のど仏を下に下げること出来ますか?」

「………ん? で、できるよ」

やってみせる。

「あ、ほんとだ、どうやってやるんですか?」

「低い声を出せば下がるよ」

で、高い声から低い声まで出してみると、まわりから「あ、ほんとだ、ほんとだ、下がってる」との声。

Yくんは、納得したようだったが、その質問の真意はどこにあったのだろう? 役者としての成長が楽しみである。