ほぼ一週一ネタgoo

2016年の投稿を最後に滞っていたブログを提供元の閉鎖を機に引っ越し。今後の更新は不明瞭。

子ども心

2007-08-10 08:18:28 | 家庭
月曜の明け方に、変な咳をし始めた3歳の息子。あんまり妙な咳と微熱のため、保育園を休ませて、近所の小児科に行った。いやまあ、その日俺は仕事だったので、カミさんが連れて行ったのだが。

え? リヤカーの菓子折はどうなったかって? Mっちゃんが新しいのを買ってくれたので、それを月曜に持っていってもらおうとしたら、そういうことになってしまい、結局は今日持っていった。

まあそれはいいとして、で、小児科での診断は「気管支炎」。いやあ、気管支炎は長引くんだよねぇ。なんか、風邪らしい風邪をひいていたわけではなく、なんだか突然の感じで「気管支炎」。

月火は熱が7度5分くらい。元気もいい。しかし水曜になって8度を超え、1日半くらい高熱が続いたのだが、木曜朝になって、ようやく熱が下がった。てなわけで、今日から保育園再開っていっても、金曜だから翌日は休みで、しかも来週は帰省だからお休みなのね。でもまあ、金曜はカミさんもG大に仕事に行かねばならないので、保育園にお願いしなければならない。

4日間も家で過ごしていると、なんというか里心というか、そういうモノがついてしまい「保育園行きたくない」と言い出しやがった。いろいろなだめたりすかしたりしても「保育園行きたくない」とさめざめと泣く。号泣ではなくさめざめと泣かれると結構効く。

とはいえ、やはり保育園に行ってもらわないと困るのだ。俺も子どもワークショップ午前中からだし。で、モノで釣ってみることにした。

「保育園行くときに塩キャラメルあげよう」


「行く」

……なんて、なんて安いんだ! そういえば前に俺の車に乗ったとき、塩キャラメルあげたら、異常に気に入ったらしく、さんざん「塩キャラメル」と言っていた時期があった。ま、そういう伏線もあったとはいえ、塩キャラメル1個に、どんななだめやすかしやおどしも負けてしまうのだ。

ま、前にもハイチュウで、釣れたこともあったんだけどね。

再開

2007-08-09 08:01:47 | 芝居
一週間の中断を挟んで、こども演劇ワークショップの再開。
中休みの間に、それぞれチームで担当することになった、イソップ物語に、新しい登場人物、新しいエピソードを加えて、それをセリフで書いてきてもらうという宿題を出していた。

まあ、書いてくる子もいれば、どうしても書けない子もいるだろうと思っていたのだが、意外にも、ほぼ全員、何らかの形で、書いてきたようである。
それを各グループで話し合って一本にまとめるのだ。

新しいイソップ物語を作ってもらおうってわけだ。
今回は、ある程度テキストのあるモノを使ってワークショップをしようという方針を立てたのだが、脚色というのは、実のところ意外なほどハードルが高い。
今日は、話し合いが多かったため、終了時には、子どもたちの顔が「ボーッ」としていた。いつも使わない脳の部分とか、神経とかを使うと、顔に疲れが出るということは、これまで何度も経験している。

ま、頭と気を使いすぎたんですな。



隣にいても

2007-08-08 00:18:00 | 芝居
来年1月の東京公演に向けて、稽古が始まる。

気の長い話だが、そうそうキャストが集まる機会もないので、早めに稽古をしておかなくてはならない。

まずなにするかって?

セリフ思い出すのよ。

墓堀

2007-08-06 00:15:25 | ノンジャンル
啄木伝の打ち上げは、姫神ホールで、比較的健全な一次会をした後、盛岡に戻って、二次会をした。

月曜が仕事だと、金曜日に連絡があった。
仕事の内容は、穴掘り。で、着替えと水分は準備してくるようにとのお達し。

うーむ、過酷な仕事の予感が・・。

んで、穴掘って参りました。どこかって? それは秘密。お墓です。墓地です。

なんでかって? 水はけが悪いのです。粘土質なのです。その調査です。

50センチと1メートルの穴を3カ所に掘って、水の出具合を調べると。
穴掘りはね、なんだかんだいって、大変です。

で、そこでは草刈りもやってたし、墓石の設置もしていた。最近の流行は横型なんですかね?

で、墓石に彫る文字もいろいろだね。そういや遠野で珍しい名字を見たっけ。

「唯是」これなんて読むかわかる?

やらかす

2007-08-05 00:41:03 | 芝居
長い長い秋浜悟史氏追悼企画が終わった。亡くなったの報を受けてから、約2年、当初1周忌で無謀にも計画された企画は、結局3回忌に上演され、終幕を迎えた。

いろいろとあって本当に大変だった。何しろ最後の選挙にはやられた。しかし、結局は、そうなるようになっていったのだなぁと思う。
キャスト、スタッフとも本当によく頑張ってくれた。お金集めに動いてくださった、実行委員会の方々も本当に感謝の気持ちで一杯である。

成功と言っていい成果を上げられたのは、結局どこかで秋浜さんが見守っていてくれたからだろうと思っている。しかし、難しい芝居ばっか書いてたもんだ秋浜さんは。

リヤカーを借りたG大の先生にチケットを渡してきたのだが、その先生は先週の盛岡公演に来てくれていた。んで、なんだかよくわからないまま、それなりに舞台は愉しんでくれたようなのだが、やはりなんだかよくわからなかったようで、秋浜さんの奥さんの「主人の芝居を理解するのは難しい」みたいな言葉に救われたと、のちの感想で述べていた。

んで、どうしてもわからなかったことを数点、質問してくださったのだが、それに対して俺が答えるのも難しい。何しろ全部わかってやってるわけではないので。なんでリヤカーに乗っているのか? と聞かれれば「何となくそれがいいんじゃないかと思ってたんじゃないでしょうかね? 寝せたまま運べるし」ってなことくらいしか答えられない。

んでまあ、そういうわけで、リヤカーを借りたお礼に菓子折を全体の制作のMっちゃんにお願いしたのだが、そして、渋民本番の日に持ってきてくれている予定だったのだが、俺はそれをうっかり忘れた。

何をやらかしたかというと、お礼の菓子折を開けてしまったのだ。俺が!

いやそれは、無造作にってほどでもなく、キャストもスタッフも全員が集まれる楽屋(それはみんながご飯を食べたりおやつを食べたりする部屋)に、机の脇にひっそりと置いてあったのだ。目立たぬように。

それをめざとく見つけてしまったのだ、俺は。そして「ああ、これは差し入れなのだなぁ」と勝手に解釈したのだ。

そして、その部屋にわずか1名ばかりいたKさんに「これ、開けてもいいですかねえ?」と訪ねてみたところ「いいんじゃねぇの?」と答えが返ってきた。

これに意を強くした俺は、バリバリと、菓子折を勢いよく開けてしまったのだ。
ふと、開けている途中に気がついた「もしかしてこれは、お礼の菓子折なんじゃないか?」

開けたあと何となくやっぱりみたいな罪悪感に捕らわれ、Kさんに聞いた「これ、開けても良かったんですよね?」そのとき、一番最初に菓子折に手を出したのは、朝食を食っていなかったKさんなのだ!

一応「これ開けたのはKさんってことにしとこう」と、言い残し、楽屋を出、しばらくして、戻る。Mっちゃんがどんな反応をしているのか気になる。

「なんでこんなことになってるの? 信じられない? どういうこと?」という反応のMっちゃんを横目に「ああ、やっぱりそうだったか」と思ったのもつかの間、一番最初にそのお菓子に手を出したKさんは「くらもち開けたっけ!」とバラシやがった。

裏切りものぉー。

ま、俺が悪いんだけどね。

その後、いつも穏やかなMっちゃんが本気で怒っていました。ああ、怒らせちゃった。
でも、ちょっとたったら、優しくなったっけよ。