気まぐれ猫と音楽だらけの暮らし

マイフェバレット満載!好きなことしかしない気まま気まぐれでもちょっとセンチメンタルな、お話ばかりですが、聞いて!

忘れられた震災

2012-03-12 06:50:46 | 日記・エッセイ・コラム
震災報道を見ながら洗濯物を畳んでいたら、隣では息子がパソコンで遊び娘は好きなアニメを観ている。趣味のボウリング大会に出場していたツレは留守で、[こうやってると被災者には見えないよね]と笑えるようになった。借り上げ住宅の民間アパートだから余計にそう感じるのかも知れない。
しかし、長野県や千葉県福島県の内陸部でも震災により死者が出たし、未だに復興していない地区も多い。崩れゆく土砂を止められないのだとか。ダム決壊の後片付けもされていない。山崩れの道路も何とか片側通行になっただけだ。浦安市の液状化し傾いた家は業者待ちでまだまだ復興には遠いという。
津波被害や原発事故だけではなく、そちらにも目を向けるべきだ。
和歌山の豪雨災害で相馬からカップ麺の支援物資が届き有り難かったと女性が涙していた。
ふとまだ何処に避難したか判らない知人・友人がいることに気がつく。伝を頼って連絡すると携帯はないしアドレス帳も持ち出してないしと言う。
表面的には普通の生活なのでそろそろ子どもたちも様々な事への感謝を忘れて来ているが、一周年を迎えて改めて自分たちがいかにか幸せで在ることを感じてほしくて、夕食は塩結びにしてみた。でも美味しく出来てしまったので意味が薄れたかな?
復興はまだまだ。
頑張らなくていい。此処等で少し一休みしましょうと司会者が言う。
頑張っている人にこれ以上頑張ってとはいえない。 一年頑張ったね。と振り返ってあの日の日記を読む。生かされている苦しみがそこにあったが、暖かい部屋、豊富な湯に浸かりながらでは苦笑いするしかない。
大きな不平不満もいわず頑張る家族。
息子が[母は強しってこの事かあ]という。そう子どもがいると泣く暇もない。有り難う!
さあ、二年目だ。



一年経って

2012-03-10 22:01:50 | 日記・エッセイ・コラム

 テレビでも震災の特別番組が流されています。改めて知らされたこともありますし、今更と思うこともあります。震災の日にだけ「ぽぽぽぽ~ん」のCMを見たいという気持ちもあって・・・。

 あれは酷かった。阪神淡路の震災でも中越沖地震でもあそこまで長々特番は組まれなかったし、CMも割合に普通だった気がする。

 当時はテレビの上下のテロップに目を走らせて、どこのスーパーが何時に開店するとか、ガソリンスタンドはとか、共同浴場はなどといろいろ情報が必要だったから、そのたびにメモ帳を片手に必死だった。

 避難所によっては早くから支援が来たところもあったらしいが、そのメニューを見てびっくり。やはり浪江町は悲惨だったんだ。早くに川俣町まで降りれば良かったのに・・・・。犬を置いてきたための決断の遅さだった。今更ながらごめんねって子供に謝ったら、それはその時の最善を尽くしただけだし、何も謝ることないよ。って言ってくれて。うん。強くなったな。

 一年って早いなあ。まだ夢の中の様だもの。ふと全部なんちゃって!って誰かが言ってくれないかなって思う。

 双葉郡は帰れないだろうし。もういいやって。いう気持ちとなんで?という気持ちと。

 それでもなしなしの宮城や岩手よりも良いかもって思う気持ちもある。放射能の恐怖はあってもだ。まだ賠償があるだけまし?結局お金がなければ何にも出来ないんだもの。悲しい。

 冬物が安くバーゲンになっていて、ああこの時期に買っておこうかなと思う物もあって、でも今更と子供がいうので、これからの買い物はもっと慎重にしなければと思った。

 亡くなった友人に花を。

 離れた友人にエールを。

 家族に感謝を。

 生きていることに・・・・・・。これからの決意を。


引っ越し業者との交渉

2012-03-08 21:25:53 | 日記・エッセイ・コラム

 新築をするにあたってどうしても「引っ越し」は必要になります。人海戦術でもいいのですがやはり業者に頼むのが一番。

 で、三順目の一時帰宅の前に見積もりを出してくれるように頼んだのですが未だに連絡がない。と不動産会社に伝えたら激怒。「どうしてくれるんですか!出来るって言ったから待ってるのに、もう一時帰宅済んでしまったんですよ。」と。そうなんです。簡単には警戒区域には入れないので、引っ越し業者や修繕会社を連れて行けるようになったこの三順目は良い機会だったのですが・・・・・家具の保管もあるし、難しいと思って早めに打診をしたのですが、どうやら無理っぽい。業者自体は警戒区域でも引っ越しの業務はすると云ってはいるのですが、保管が出来ないと。だったらアパートから新居への引っ越しの見積もりを出してくださいと頼んでもそろそろ二週間。まだ連絡もない。

 何故にこんなに焦るのかって、それはやはり予算ですよね。

 何もかも新しくしなくても良いのですが、やはり買うものは出てくる。予算をある程度決めておかないと動けないのですよ。

 で、自宅も補修修繕するとなると・・・・。う~む。賠償金だけじゃやっていけません。

 三月は仕事が無いという話。息子も高校の受験シーズンで在校生は休み。従って昼間からだらだらすることになる。ツレは案外働き者なので「なんかバイト探すかな」と言ってくれてますけど、旨くはいきません。

 とにかく。引っ越しってこれからの季節はもっと大変でしょう?だったら完成してから四順目あたりに行くしかないのかな。それとも家具は諦めて買うのか?それもチープな間に合わせの物は嫌だし。仮設だったら取りあえずという考えもあってなんでも良かったんですけど。さすがに新築の家に段ボール箪笥じゃねえ。

 終の棲家になるならある程度は気に入ったものを集めたい。それが自宅にあるのに。取りに行けない。ジレンマ。

 いっそ津波に持っていかれたら諦めるのに。

 バカだな私。踏ん切りがつかない!

 やっと会社の決算も終わり、清算書も決算書も出来たので、これでA/Cを打ち出して終わり。はあ…疲れたけどこれってテレワークなのかな。自宅で会社の仕事をPCと電話で済ませるっていうのはかなりお得な職場です。ありがたいけどけじめもつけないといけないのでそこのところが難しい。

 え~い、引っ越し業者!連絡頂戴!


意外な盲点

2012-03-02 08:00:43 | 日記・エッセイ・コラム

 アパートに暮らすのは学生時代以来なのですが、アパートにもいろいろありますよね。以前のアパートは豚小屋が近くにあり窓を開けなくても匂いが…きつかった思い出があります。駐車場も狭かったので技術が向上したのは良かったです。

 被災して親戚宅から移ったアパートは眺めとか設備は良かったのですが、いかんせん狭い。大人4人に2DKはちょっときつかった。ので今のアパートなんですが。一応3LDKなので(一応というのはDKが超狭いから^^;)生活スペースとしては申し分ない。駐車場も敷地内に二台確保できるので便利。コンビニもスーパーも前と変わらないから便利。

 でもねえ。壁が薄い。隣のトイレ利用時の音も聞こえるし、話し声も聞こえる。たぶんに向こうも聞こえているでしょうね。もっとも今悩まさられているのがエアコンの室外機の重低音。一晩中つけて眠るのかずっと聞こえていると、頭が痛くなるのですよ。朝方になってつける。これもグングングングンと音がする。仕方ないってそれはそうなんです。でもねえ。ここまで壁の薄いアパートも珍しいくらい。上下の音はそうでもないらしい。でも左右は大変。自分の部屋は角部屋だから片方に気を配ればいいのだけれど、両隣に部屋がある真ん中は大変だろうなあとか・・・。

 一度隣の話し声に閉口してベッドの向きを変えたり、家具を置いたり工夫はしたのですが・・・・。やっぱり聞こえる。気の毒なのは向こうは起床時間が7:30。こちらは5:30には起きてツレが出勤。その後6:40に長男。7:30に長女が登校。朝からばたばたとうるさいと思うでしょうねえ。一番眠たい時間だもの。起きる30分前って結構眠いですよね。すみませんと恐縮です。

 これはどこに住んでもあまり変わらないとは思いますが、騒音とまではいかなくても、何とか穏便に暮らせない物かと思います。

 仮設住宅はもっと大変なんだろうなあ。