しかし、長野県や千葉県福島県の内陸部でも震災により死者が出たし、未だに復興していない地区も多い。崩れゆく土砂を止められないのだとか。ダム決壊の後片付けもされていない。山崩れの道路も何とか片側通行になっただけだ。浦安市の液状化し傾いた家は業者待ちでまだまだ復興には遠いという。
津波被害や原発事故だけではなく、そちらにも目を向けるべきだ。
和歌山の豪雨災害で相馬からカップ麺の支援物資が届き有り難かったと女性が涙していた。
ふとまだ何処に避難したか判らない知人・友人がいることに気がつく。伝を頼って連絡すると携帯はないしアドレス帳も持ち出してないしと言う。
表面的には普通の生活なのでそろそろ子どもたちも様々な事への感謝を忘れて来ているが、一周年を迎えて改めて自分たちがいかにか幸せで在ることを感じてほしくて、夕食は塩結びにしてみた。でも美味しく出来てしまったので意味が薄れたかな?
復興はまだまだ。
頑張らなくていい。此処等で少し一休みしましょうと司会者が言う。
頑張っている人にこれ以上頑張ってとはいえない。 一年頑張ったね。と振り返ってあの日の日記を読む。生かされている苦しみがそこにあったが、暖かい部屋、豊富な湯に浸かりながらでは苦笑いするしかない。
大きな不平不満もいわず頑張る家族。
息子が[母は強しってこの事かあ]という。そう子どもがいると泣く暇もない。有り難う!
さあ、二年目だ。