特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

10月1日活動報告

2011年10月06日 01時23分31秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア
スタッフ石田です。

10月1日の活動報告をいたします。大変遅くなり申し訳ございません

今回、私が担当した場所は
瓦礫撤去というより石出しという感じでした

台風の影響で、山からお家の畑に大量の石と土がなだれ込んできてしまったそうです、


人海戦術、地道な手作業の開始です。


土砂の中に石が混じっているため、スコップで掘ると石が出てきます。
時々、大物(1人で持つのが大変な大きさ)が混じっていたりしました。


一方、その頃くぐなり食堂班は・・・。


総料理長の指示のもと、てきぱきと調理をしていました。

豚肉を切る
ねぎを切る
大根を桂剥きして切る
ワカメもどす
ご飯を炊く

等々のなどの手順でつくられていきました

そして、無事完成!
今回のメニューは

豚肉と大根の煮物
お味噌汁
ゆかりご飯
の予定でしたが

ワカメが余ったので
ワカメの酢味噌あえが追加されました☆

若干、薄味に感じましたが
『逆にそれがいい』
『酢味噌和えと味噌汁でバランスが取れている』
等々のお声を十八成の皆さんからいただき、今回も好評でした。

お昼休憩後は再び石取りです

他の現場で仕事をしていた方々も合流して、当初の2倍以上の人員で
力を合わせて作業を行いました。

時間いっぱいまで作業を行った結果

大変綺麗になりました。

このお宅の方から、「根野菜は無理かもしれないけど、菜っ葉の野菜は十分作れる様になった。根野菜はぼちぼちやっていくよ」と喜んでいただけました。

作物が作れるということは希望になり、そこからまた一歩一歩進んでいける活力に
そして、またその一歩のお手伝いができるようがんばっていきたいと思います

くぐなりの夕日~




追記

かなりボケボケですが、菅生PAのゴミ箱(111001撮影)です…
弁当のパックなどが山積みになっていました

そして↓は110709撮影の同ゴミ箱です


確かに量は減っていますが、まだまだこんな状態です

愛知ボラセンでは、「そうだ、ゴミ持って帰ろ」運動を実施しています。

みなさんのご協力のおかげで、愛知ボラセンからは各SAでも、現地でも、出解散場所の東別院でも、ゴミが出ていません。


皆さん、これからも自分のゴミは持って帰ろう!を実践お願いいたします。
そしてこのブログを見た全国のボランティアの皆さん、一緒にゴミについて考えていただきたいと思います!!

よろしくお願いします!!

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9 コメント

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Unknown (吉田 博樹)
2011-10-07 09:17:30
報告、ありがとうございます^^

台風の脅威、驚きです。
愛知ボラセンのチカラでひとつひとつ
キレイにしていきたいですね。

SA,PAのゴミ、あふれていますね。
普段から、ゴミの減量化、分別、
心掛けたいものです。

今週末の炊き出し、調理実習の気持ちですが、
自分で出来る精一杯のお手伝いして、
喜んでいただけるような活動してきたいです☆
返信する
くぐなり食堂班 (Hata)
2011-10-07 20:04:52
くぐなり食堂班奮戦記を長文すぎたのかエラーだったのかUPされていない(^^;;。今晩、再UPします。ちょっと内容絞らないと。。
返信する
くぐなり食堂班  (Hata)
2011-10-09 07:52:45
第26回 現地ボランティアの皆さん お疲れ様でした。

そして、第一版(食堂班)の皆さん。    
二代目総料理長(私の場合は食堂の親父です
が)させて頂きましたHataです。
そのつたない指示で、短時間の間によく出来たと
感謝しています。

ひとえに、食堂班皆さんの協力の賜だと思っています。


--------
食堂班について、少しご報告させて下さい
(ちょっと迷いましたが。。)
ボラセンへの参加申し込みでは、
食堂班(炊き出し)を希望される方は、
瓦礫撤去希望者より希望者が幾分少ない様です。


現地へ入り、瓦礫撤去の方が活動した達成感がある
イメージが強いからかもしれません。

でも、
皆さんで協力し現地の方に喜んで頂くと言う
部分では、手段は違いますが目的も達成感も
変わりがないと両方やって実感しています。


初めて体験した200人前後の食事を用意すると
言う事は、本当に大変であり楽しくもありました。

レシピを、一生懸命考えてくれる人がいて、食材を発注。

それを受けた業者さんも良い食材・安全の為に
工夫・多めの手配と
気を利かせて届けて頂いた中で、ハプニング。


ハプニング1
:レシピは一般スーパなどの家庭用食料品の
 大きさで豆腐25パックとか油揚げ1.5kgとか
 届いた食材は、スタッフ石田さんの写真に
 あるような超ビックサイズの油揚げ。

 8kgのバラ肉、保材の為に半冷凍。芯はまだ
 凍った状態。

:その凍ったバラ肉を、初めに切り出している
 所を撮られていた様です。(^^;;
 その後、1班の方にお願いし、しばらく
 立って、包丁が折れたーの声。。。
 <誰も、ケガが無くて本当に良かった~>

 油落としをかねてバラ肉の解凍と剥がしを
 して頂いたお二人さん。
 冷たい水の中、感謝です。

ハプニング2
:乾燥ワカメ。
 戻した時の量が想像出来ず。。。
 すべてできあがった所で、やっぱり多い。
 で、試しに作って1班の皆さんと試食会。 
 好評だったので一品追加。
 後から、お褒めの言葉を沢山いただき、
 ホットした次第。

ハプニング3
:具材の量に負けて、できあがったお味噌汁。
 寸胴にかなり残って、どうしようかと思案。
 海を眺めてひらめいた。のが、作業終了後の
 「ホット」なお味噌汁。。
 もう、冷たい秋風吹く中、汗を掻いた後では
 冷えているかと思って出しました。
 そうしたら、あっと言うまに無くなって、
 こちらも捨てずに「ほっと」した次第。
 
反省。
:食堂班の皆さん、時間の関係もあって休憩の
 間もなく作業を続けていた事に後で気がつき
 ました。

 食事の時も、コミセンや仮設住宅の狭い
 厨房でかたまって食べたり、憩いの家では
 立食。
 それはそれで、達成感の後の一時ででしたが
 もう少し配慮出来なかったかと。。

:結局、後片付け・部屋の掃除まで休み無し
 状態で、憩いの家に残って頂いた3名さん。
 変化した十八成浜を散策する事も出来ず、
 荷物番みたいな時間を過ごさせてしまい
 ました。
・入り口で、しばらく4人で海を眺めた次第。
・さらに、その3名さんには、最後の味噌汁
 作業と後片付けを、出立前まで手伝って
 頂き。。

と、まぁ大変な食堂班ではありますが、
大量の食材と格闘した後に、「おいしい」と
食べて頂く十八成浜の皆さんの顔を見ての
達成感。食堂班皆さんとの一体感。

又の機会に、ご一緒させて頂けると嬉です。
新しい食堂班志望の方、大募集です。
料理長もお待ちしてます。。。。

-----
現地参加の皆さんへ、お願い。
(スタッフさえちゃんにも話してありますが)

くぐなり食堂での汁物について、
割れない大きめのマグカップとかを用意
頂けると良いです。

理由は、3つ。
1.使っている容器のゴミ化を防ぐため。
2.ゴミ化防止が出来たら、ボラセンの
  活動費もコストダウン出来ること。
3.これから、寒くなっていく中で、
  今回の様に作業後のスープもカップなら
  提供しやすいから。

○ご飯物の、お椀・お皿の自前持ち込みも、
 大歓迎です。
(洗うのは各自にお願いする事になりますが)

返信する
「くぐなり食堂」の感想 (福嶋)
2011-10-10 19:44:31
自分は、初めての「くぐなり食堂」と3回目の300食でしかも断水のときにやっていますが、2回経験したなかでの個人的な感想としては、食材の量とバランスは想定していても、予定通りにはいかないということです。

食材の量が業務用であれば、人数分ちょうどの調達ができないのと、足りないということは絶対にあってはならないので、想定プラスαの量が必要となります。

例えば、米も一人茶碗1杯半(4名で3合)を想定した場合の米のキロ数は17キロ弱です。
1袋が5キロか10キロ単位になりますが、15キロでは足らないので、20キロの用意になります。

17キロちょうど用意が出来たとしても、やはり状況によって足りないケースもあるので、20キロになります。

20キロで約180人食になります。

十八成浜の方の人数約110名と参加者40~50名で約150~160食分になるので、20食分以上は余ります。

また十八成浜の方々も常に同じ人数ではなく、外出しているなどもありますので、余計に余るケースもあれば、食事が美味しかったと言っていただき、夕食に多く持っていく方もいます。


食材も野菜などは、大きさがまちまちで、前回と同じ大きさを想定していても、実際には小さかったりすれば、足りなくなる事もあります。


また、汁物も食材が多ければ量は増し、食材から出る水分によって全体の水分量も増します。
これは、どれだけ増えるのか想定はできないですね。

汁物は具沢山を基本としているので、恐らくは食材も多めに発注をいているのではないでしょうか?


私は学生の頃、スキー場のロッジで中学生から大学生まで約10年間、毎年バイトをしていて、多い時で120名くらいの食事を作ることもしていましたが、宿のお母さんも、汁物は毎回余ると言っていました。(余るようにしていると)



初めての「くぐなり食堂」では、誰も何もわからない状況で、ガス釜も使ったこともなく、無洗米も使ったこともなく米の水分量が正しいのかもわからずに、バタバタでした。

調理道具も何が足りないのかも、始める前まで一切わからずに、時間配分も一切手探りで始めました。

それもでも予定通りに出来上がったのは、炊き出し班の皆さんが積極的且つ、協力的に頑張っていただいたことに他なりません。

2回目に参加したときは、300食を作るというプレッシャーと、出発の30分前に断水という事実がわかり、メニュー変更を余儀なくされ、往路のバスの中で、メニューの再考と分量を再計算し、バスでは計算をずっとしていて、ほとんど寝られずにいましたし、到着するまで現地事情もわからないという不安もありました。

水道水が使えないということは、調理時間も、調理道具を使い回しするために、洗物をするにも時間がかかり、炊き出し班の方々は、13時半~14時近い時間からの食事となりました。

片付けも非常に時間がかかりましたが、本当に皆が協力したおかげで、無事に乗り切れたと思います。


1回目の参加も2回目の参加も、初めてのことばかりで手探り状態が続いていますが、いっそのこと、3回目もなにか新しい事ができたらなと思います。

「くぐなり食堂」は9月の第2週の週末から始まり、まだまだこれからなんだと思います。
地元の皆さんの希望も取り入れていけたらいいなと思います。

炊き出し班に参加する人も楽しめて、食事を食べる人にも喜ばれるのが最高だと思います!

これからも様々なことがありますし、ハプニングもあると思いますが、それも含めて楽しめるようになりたいですね。


返信する
くぐなり食堂 (Hata)
2011-10-12 05:50:51
福島さん。
第6回 よろしくお願います。
(金曜日、お土産持って行けると思います。
(お楽しみに。。

当面、仮説撤去までですが地域密着の新しい形の関わりあいの方法なので、
この絆を、よりよく長く続けられたらと思いますね。

支援活動と言う言葉ではなく、くぐなりへ里帰りして皆さんと食事会をするという
言葉の方が、自分としてはなじんできています。

限られた環境の中で、物をつくると言う点で多くの人の協力と知恵が不可欠。
(私の物作りの仕事と通じる点多く。。)

その過程が楽しいと言えるような食堂にしたい物です。

学生時代の白馬山頂で、毎日の宿泊客数百名を男子バイト仲間と朝3時から仕込んで
分担していた事が懐かしくもあります。
そこで、初めて料理したという子も山を下りるときは千切りの名手とかになってたりして。

くぐなり食堂班になって、初めて料理するような若い人が、料理を楽しく
思ってくれるようになるといいなーとも思います。

コスト・時間を考えつつ、簡単おいしいメニュー作り、またおこないましょう!!





返信する
Unknown (福嶋)
2011-10-12 10:11:53
Hataさんへ
お土産って、私が車内で食べるおやつですか?
えっ違います!?

そういえば山小屋でバイトしてたっておっしゃってましたね。
自分は白馬岩岳のロッジで中学1年から大学4年まで、冬休みと春休みに毎年、スキーやりながらバイトしてました。
受験勉強そっちのけで。

そこで教わったのは、『料理は味じゃない、心だ』ということです。←自分が失敗したときの言い訳を今からしておきます…(;^_^A

また、打ち合わせで金山ミスドでお会いしましょう!
マイカップは、先日にお会いしたときもお話をしていましたが、いい案ですね。
マイ箸運動もぜひ!

参加者のみなさんにも言いたいですが、
沢山の方に、一人じゃなくて、みんなで料理を作る喜びを知ってほしいと思います。
料理経験ない方も積極的に。
必ず料理経験者がいらっしゃり、みんな本当に協力的だから、心配しないで参加して欲しいです。


あと、以前からコメントしたり意見してますが、基本的にボランティアの食事は自前が普通で、8月までは皆さんが持参していたのですが、9月になってからボランティア参加者にも無料で提供されています。
ある意味で、これは不自然かなと…
作業によって昼食を提供されない方は別として、参加者から昼食代及び協力金として500円徴収することで、費用に余裕ができて、メニューもいろいろと広がるし、ボランティア参加は食事自前というのが原則だから、そういった観点からも、500円徴収案はボラセンに検討いただきたいですね。
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Unknown (Hata)
2011-10-13 01:58:02
今週末。よろしくお願いします。。

あっ。お土産はご期待に添える物では無いのでm(_ _)m

まぁ、Tシャツ含めてまたまた勝手に作っちゃいましたシリーズです。

私の回で、憩いの家残りになってしまった3名さんとの話でこれはと思ったものです。

まずは、初回シェフ福島さんへ、お渡し。
その後、バトンみたいに持ち回り出来たらいいなー。

シェフの店には、ミスマッチ?
食堂だから、良しとしてください。。。

邦子さんの感想も、ドキドキですが。。


後、
ボラセンメールでも、提案しておきましたが、
ボランティアの昼食有料化は今後の活動を円滑かつ、長く続けて行くには必要な事だと思いますね。

ただ食費を払う(払って欲しい)のではなく、
参加者によって「くぐなり食堂」は、直接・間接的に運営されるべきだと思うんですね。

「マイ箸」案も良いですね-。

ゴミを持って帰ろう!!も大切。
ゴミを出さない!!!  に
ステップアップ出来たら素敵です。。









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Unknown (福嶋)
2011-10-14 01:54:28
Hataさんへ

わかりました!
シェフが引き継ぐ『絆のフンドシ』ですね!
それ締めて調理するなら気合が入ります!

違うかな??

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本日の中日新聞朝刊に (藤井)
2011-10-17 18:42:12
私も参加した、第26回十八成浜の現地ボラに初参加された服部さんが投稿された文章が本日(17日)の中日新聞朝刊の「発言」欄のトップに載っています。
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