愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2025.1.29)
NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、
観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施しております。
【次回のワンコイン・サポーターズ事務作業】
2025年3月29日(土)13時~ 東別院会館地下106教室
※予定分が終わり次第解散となります。
NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、
観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施しております。
【次回のワンコイン・サポーターズ事務作業】
2025年3月29日(土)13時~ 東別院会館地下106教室
※予定分が終わり次第解散となります。
こんにちは。スタッフ徳倉です。
先週末、第4回能登島野崎町ボランティアを終えましたので活動報告をいたします!
この日の野崎町は雨!
その中でのボランティア活動になりました。
今回は家屋のお片付けや正願寺さんの清掃などが主な活動になりました。
また野崎町町内会より何かできないだろうか、、
と、ボランティア参加者へ婦人会のみなさまより美味しい手作りおにぎりがふるまわれました!
そして、いつも来てくださる名古屋の韓国料理ソウル家さんの美味しい炊き出しもあり、
雨の中でしたが大変長い行列によりあっという間に1000人分渡し終わることができました。
そんなわけで参加されたボランティアさんの感想や活動の様子をご紹介します。
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★1班
1班Aです。家主Nさんの指示のもと、午前は家財の移動や分別、清掃を、午後からは家の水拭きと納屋の米保管庫の整理を行いました。
最初は遠慮されていましたが、少しずつリクエストを出してくださり、ご家族のことなどお話しいただきました。
Nさんのご希望に沿えた活動ができていたらうれしいです。
その後、正願寺さんの活動に合流しました。
1班の皆さまと協力して活動できたことに感謝いたします。
次回参加時は、ボランティア側の安全を守りながら、大切な家に土足で入る時の配慮をしていこうと思います。
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1班のBです。
活動中と帰りのバスの中で思ったことを書きます。
1班はNさん宅の片づけと清掃を行いました。
崩れた壁の清掃,さらに崩れ残った壁をNさんが壊しては清掃と同じことを繰り返しました。
私は壁を崩してまで清掃することが疑問でした。家に対しての思いなのか⁇
黙って作業する班長に確認すると「清掃することで被災された方が前に進める」との回答、物や効率ばかりを考えていた私はハッとしました。
午前中は土足で上がっていましたが午後は靴を脱いでの作業でした。作業後Nさんから全員で写真を撮りたいと言っていただき大変嬉しかったです。
班長が時々ハートあるという言葉を使っていたのですが 愛ボラの活動は行政や大規模ボランティアには出来ない正にハートある活動だと感じました。
そんな活動のお手伝いができたこと 活動を共に行った皆さんにお会いできたことに感謝します。
東別院到着時 片付けなどで皆さんと挨拶できなかったことが残念です、この場を借りて・・ありがとうございました 。
翌日、体力には少し自信がありましたが かなりの疲労が・・
そうそう、午後納屋の片づけをし大型保冷庫から30㎏の米袋を何袋も出入れ 保冷庫の移動を行いました。納屋には竿がたくさんあり大きなアオリイカが釣れる話をしていただいたり楽しかったです。
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★2班
2班のCです。
先日はお疲れ様でした。
初めてボランティアに参加して多くのことを経験することができました。
家屋が倒壊していたり、ブロックの壁が崩れたりしているのを見て自分の生活が普通では無いということを改めて考えさせられました。
今回の活動で少しでも役に立てたと思います。
本当にありがとうございました。"
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2班Dです。
2班のみなさんには、道に迷ったりして色々ご迷惑をおかけしました。すみませんでした。
Tさんの奥さんに、ボランティアのみなさんは初対面?
仲が良いねぇ、初対面とは思えないとおっしゃって頂き、チームワークよく活動できて良かったなと思いました。
よかったらまた、みなさんとご一緒したいです。"
私の友人の実家が穴水にあるのですが、今回の震災で取り壊しになります。
お正月に帰省してそのまま避難所へ。名古屋に戻ったのは7日でした。
名古屋は被災地と180度違う、とても悲しいと言っていました。まるで地震なんかなかったような感じだと。
友人のためにも、現地ボランティアを続けて行きたいと思っています。
愛知ボラセンのスタッフの皆さま、バスを出して下さってありがとうございます。これからもよろしくお願いします
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Eです。
今回、この様なボランティア活動は初めて参加させて頂きました。
きっかけは日々の報道を通じて自分にも何か出来ないか?と模索していた所でニュースで愛知ボラセンの活動を拝見した事がきっかけです。
実際に参加させて頂き、現地の惨状を目の当たりにし、自然の脅威を肌で感じました。
またトイレの不便さなど体験した事で当たり前の日常のありがたみを強く感じました。
その当たり前の生活を失っても明るく前向きに現状を何とかしようとする現地の方々、また実際に行動に移している愛知ボラセンの方々と接して、今後も様々な形で出来る事を行いたい、貢献したいと感じました。
実際に作業を行う中で時間を無駄にせず自分に出来る事を少しでも多く行いたいと感じ、高川さんのお宅で限られた時間の中でその場での出来る限りの事を2班の皆さんと伴に行えたとは思います。
雨でずぶぬれの中で温かいトック・美味しいキムチを提供して頂いたソウル家の方々の心意気も飲食関係で勤務していた者としても感慨深く、考えさせられました。
現地のお米で作って頂いたおにぎりも非常に美味しかったです。
心も体も温まりました!
まだまだ復興が進んでいない中でボランティアに参加する人数が少しずつ減少しているというお話もありましたが私も少なからず、この活動を多くの方に知って頂けるように体験したことを伝えていく事が出来ればと思います。
愛知ボラセンの皆様、当日一緒に作業した2班の皆様、ほか接した方々に感謝致します。ありがとうございました。
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★3班
本日3班で活動させて頂いたFです。
まず、一軒家のお宅の乾燥機とタンスの搬出でした。
それが終わりお寺に案内してくれてるときに、
お宅の人が「ここも母親の家で傾いてる」とか
「ここは近所の人の家で一階が潰れてしまったので息子さんの家に避難してる」とか話してくれました、
その時に「地震が起こった直後は余震もあり町の明かりがほとんどなくて寂しかった」と言っていたのが印象的でした。
まだ町の明かりが平常には戻ってない状態なので、倒壊した家屋等を全てボランティアの力で復興させてあげたいと思えました。"
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3班のGです。
お疲れ様です。
能登島野崎町でのボランティア活動に参加させていただき、ありがとうございます。
長年暮らしてこられた野崎町の皆様にとって、安心して暮らせるまでには、まだまだ時間も人手もかかる状況で、参加した一人としてももどかしく感じました。
ボランティア活動の人員確保も、様々なところで課題となっている「人手不足」の社会的背景も大きいと思います。
阪神大震災の時、高校生ボランティアで参加した活動の主催者が、久田先生だったことを、数年前に参加した岡山の活動に参加した時に知りました。
「今度は息子を連れて参加します。」と感想を述べさせていただき、今回、高校生になった息子と参加しました。
時は流れても、高校生だった自分と、高校生の今の息子が同じ主催者の活動に参加していることにも、きっと意味があると感じています。
ボランティア活動に行って、おしまいではなく、その経験をどう生かすか、外部の人への発信や支援の輪をどう繋げるか、今後も考えて実行していきたいです。
炊き出しやおにぎり、フルーツヨーグルト等、お心遣い感謝いたします。"
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3班のHです。
本日はお疲れ様でした。
ありがとうございました。
今回息子と野崎町のボランティアに参加し、震災から2ヶ月経ちますが、まだまだ復興までに長い時間がかかるのだと感じ、ボランティアの力が必要なのだと肌で感じました。
震災報道の様な伝えるという側面とは異なりますが震災ボランティアは大事な事だ感じました。
ただ、今回災害ボランティアに初めての参加で始めるまでは不安な事が多かったのが実情です。
自分も出来るだけ愛知ボランティアセンターの取り組みを発信し、そのあたりのハードルが下げる事ができたらと思いました。"
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3班のIです。
皆さんお疲れ様でした。
能登島野崎町の方々はまだまだ困難な状況が続く中我々を温かく迎え入れて下さり、
その上自分達が精一杯のはずの皆さんで心温まるおにぎりを提供して下さりありがとうございました。本当に美味しかったです。
ソウル家さんが被災者の方々の為に炊き出しに来て下さった貴重な美味しいトックとキムチを我々にも提供して頂き被災地区ではあり得ない想いをさせて頂きました。
ありがとうございました。
愛知ボランティアセンターの皆さんは
地震発生直後から現地に赴き色々な現場を訪れ住民の方々の話しを聞き何が出来るのか何をお手伝いさせて貰えるのか、
口で言うのは容易いですが実際に行動に移す事は本当に容易ではない事だと思います。住民との信頼関係も築かなくてはなりません。そういった色々な方々の努力のおかげでこの度参加させて頂く事が出来ました。
ありがとうございました。
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★4班
4班Jです。
皆さん、お疲れ様でした。
第1回に続いて2度目の能登島ボランティアに参加して感じたことは、やはり被災者の方々の愛知ボラセンとの距離が確実に近くなっていることです。
焚き火をしながらのお出迎えや
楽しそうにおにぎりをにぎる様子は、久田代表が掲げる『共利』という形が成り立ちつつあるということだと思います。
ここまでの関係性をゼロから築いて少しずつ形にしてゆく久田代表の行動力と瞬発力にいつも敬服します。
また、第1回にはなかった班長専用のアイテムがとても助かりました。
副代表の田中さん、スタッフの徳倉さん、武内さんはじめ、名古屋でサポートしてくださる皆さん、ありがとうございます。
このLINEグループの趣旨とちょっと違うかもしれませんが、率直に今日活動して感じたことを書きました。
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4班のKです。本日は、ありがとうございました。
中学1年生のLさん、大学2年生のMさんが、正願寺の床や手すりを磨いたり、
中学1年生のNさんが、汚れたタオルをきれいにしたり、全力でがんばる姿に感動しました。
自分から進んで一歩を踏み出す行動力に、日本の未来は明るいなと思いました。
班長のJさんの、全体を見ての温かい心配りもさすがだと思いました。
たくさん学ばせていただきながら、私自身、少しでもお役に立ててよかったと思っています。
皆様、本当にありがとうございました。
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4班のOです。
本日はボランティアに参加させていただきありがとうございました。
今回のボランティアは、セブ島に続き2回目の参加となりました。
被災地を見て現地の人達の手伝いをして少しでも役に立てたかなと思いました。
今回ボランティアをして、遠くから早く復旧して欲しいというのではなく実際に現地に行って作業するのが大切だと思いました。
皆さん本当にお疲れさまでした。
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4班のPです。
本日はお疲れ様でした。
初めてのボランティア参加でしたが、被災地の方達への役に立てた達成感で胸いっぱいでまた行きたいと感じました。
友人にも沢山話そうと思います。
本日はありがとうございました。
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参加されたみなさん、野崎町のみなさま、ソウル家さん、名古屋でのお見送りお出迎えの方々、東別院さん
いつも本当にありがとうございます!
この活動は【赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」(ボラサポ)の助成を受け活動しております。】
募金へ寄付してくださった皆様ありがとうございます!!
代表の久田です。
2月月25日(日)に開催された能登島野崎町町内会総会で、私は愛知ボラセンの応援活動について報告しました。
報告の詳細は後日の活動報告でお伝えしますが、月曜になって依頼が増えたと聖川さんから連絡を頂きました。
1班 TRさん=家財の分別、搬出
TRさん宅では、残すものには黄色いガムテープでマーキングされています。それ以外の物は分別しながらお宅から搬出します。
TRさん宅も相当に広い家なので、おそらく1日かかるかと思います。
黄色ガムテープで残す物はマーキング
1月1日から時間が止まったまま
2班 IWさん=第4回に続いての活動です。家財を分別してお宅から搬出します。
MHさん=2階の荷物を1階に降ろします。2階に6畳と4畳半の部屋があります。その部屋にある家財を分別して1階にすべて降ろします。
棚等は廃棄するので外に出します。
MHさん宅2階
3班 TKGさん=第4回に続いての活動です。蔵の荷物を分別して搬出します。
4班 トラックチーム=HIさん、TKSさん、IWさんの「震災ゴミ」をトラックに載せて、七尾市の仮置き場まで運びます。
5班 正願寺さんで仏具直し。真宗大谷派のお坊さんが行います。
本日の事務作業報告です。
雨が続いた後の貴重な晴れの日に、わざわざ足を運んで頂いた4人
初めて参加の方もあり、説明をしてから1月の銀行入金照合をして
終わってから、初めて参加の方に参加のきっかけを聞きました。
長年ワンコインサポーターとして送金してきて、キャンドル作りに
能登半島地震の現地ボランティアバスの様子をテレビで知って、改
難しいことはしていませんが、サポーターの皆様からの入金を、き
地味な活動ですが必要な活動でもあります。
ぜひお力をお貸しください。
■次回事務作業
4月27日(土) 13時から16時30分東別院会館地下教室にて。
※3月はありません。
入金照合2ヶ月分と応援金申請書照合をします。
いつもよりお時間を多く考えて来て頂けると幸いです。
いつかボランティアに参加したい!と思っている方がいらっしゃいましたら、是非学びに来てください★
代表の久田です。
第3回能登島野崎町ボランティアを2月17日(土)~18日(日)に行いました。
参加したのは、14歳の中学生~76歳の看護師さんまでの42人とスタッフ2人の合計44人。
そのうち3人は、第2回にも参加されています。
今回も学生・生徒の参加が多く、中学生7人、高校生11人、大学生5人と半数以上でした。
メキシコの国立大学の先生もいらっしゃって、メキシコから参加申込をして、帰国後すぐにボランティアバスに乗られました。
これまでに10軒のお宅・お寺からの軽重いろいろな要望に応えてきました。
野崎町の世帯数は120軒。すべてのお宅でボランティアが必要ではありません。
私の推測では40~50軒くらい、最大でも半数くらいかと思います。
第3回では、8軒の要望に応えられましたので、これで合計18軒。
半数程度が希望されるとして、約30%の達成率と考えられます。
第3回の活動は以下の通りです。
⑪MUさん:家屋片づけ、蔵片づけ(輪島塗漆器などの取り出し)。前週にピアノ2台を取り出しています。
⑫NIさん:家屋片づけ、分別して、整理した倉庫へ。
⑬IWさん:家屋片づけ、分別して外へ。
⑭AKさん:倉庫片づけ、仏壇取り出し、米用巨大冷蔵庫取り出し。
⑮NRさん:タンス直し、納屋へ家具の運び出し。
⑯HDさん:半壊した蔵から米袋(20㎏)約10袋取り出し。
⑰OYさん:家財を100mほど離れた別の家へ移動。
⑱HYさん:布団など家財の片づけ。
⑫NIさんbefore
after
NIさん宅では、建物の崩壊は免れたものの、窓ガラスなどは割れ、土壁がはがれ、タンスが倒れるなど様々なものが散乱している状況でした。また、家自体の傾きも見られ、扉の建付けが全体的に悪くなってしまっていて、家の中のほとんどの引き戸は使用不能状態でした。NIさんより、お宅の中での長靴での作業を許可していただいたので、足元は安全に作業をすることができました。
まず、安全確保のために落ちているガラスなどの危ないものの回収を行いました。ガラスや土壁は土嚢袋に入れました。使用不能な扉や、家具などもNIさんに確認し、処分するものは納屋に移動し仮置きをしました。
家具の中にも大切にされているものもあることから、丁重に扱うことを心掛け、NIさんの意思を確認することを心掛けました。1時間ごとの休憩もはさみながら、班長さんの的確なリードのもと、午前中には7割程作業が完了しました。
午後からはNIさん宅の清掃を行いました。アルバムや卒業証書、各種賞状など大切なものもありましたので、アルバムや本などの表紙は水拭きし、きれいな状態で本棚に戻しました。また、もともと寝室のあった場所は扉が壊れ、崩壊の危険もあったため、ベッドを動かして配置換えもNIさんの要望の通りに行いました。寒い地域のため、寝具が大変多くあり(贈り物も寝具が多いそうです)寝具関連の収納に一部屋を要しました。
大変大きなお宅で納屋もあったため、処分するものはすべて納屋に運び込みました。途中で、納屋の柱の補強を地元の方々が声を掛け合いながら作業され、町内の結びつきの強さを改めて実感しました。地震のあった際、野崎町では幸いにも死者が一人も出ていません。これはの結びつきの強さで、生き埋めになった10数人の方々を救出されたと聞いてはいましたが、改めて体感しました。(3班副班長:TKさんの報告から)
⑬IWさん 1階がつぶれているIWさん宅。地震発生時には別棟にいらっしゃったためご夫婦とも無事でした。
IWさん宅は、左側二階が落ち、一階がつぶれていました。地上から屋根を登り二階部分へ。足元にガラスが散乱している中、ご要望の玄関裏の台所にある冷蔵庫を搬出(まだ使える物)しました。数名が二階部分のタンスの清掃、着物等大切な衣類を搬出しました。
IWさんからのご要望が複雑でしたが、皆がそれぞれできることを行い、無事に作業が終了できました。ここで光ったのは女性がお皿の仕分け等、IWさんに寄り添い一つ一つの食器を大切に、丁寧に仕分けをされたことでした。IWさん宅の台所はお正月のまま。1か月半、時間がとまったままでした。
⑭AKさん 悪臭のする倉庫から取り出した大型冷蔵庫
AKさんのお宅はなんと築260年。一間仏間(約200×150×80)の大きな仏壇を取り出し、向いにある元民宿の奥の仮置き場まで約100mほど移動させました。さらに3つある倉庫のうち2つの倉庫内の家具等を全て仕分けし。倒壊の可能性がある金属製のラックや、漬け過ぎた漬物等の非常に様々な物を丁寧に分別しました。そして最後に3つめの倉庫にある業務用巨大冷蔵庫を取り出し。肥料や冷蔵庫内の腐った食品による悪臭の中、搬出完了。さらに奥に冷凍庫もありましたが、仮置き場のスペース等を勘案して次回のボランティアに任せることとしました。
⑮NRさん
NRさんご夫婦でかなり片付けをされていました。いわゆる普通のお宅にお邪魔するような形で、長靴を玄関で脱いで上がりました。二階のタンスのズレの修正、一部の家具を納屋にいれる作業をしました。
⑯HNさん かなりずれてしまった倉庫
この倉庫の中からお米20㎏の入った袋を10袋ほど取り出しました。HNさんはなんとか取り出したいと思っていらっしゃいましたが、今回のボランティアで取り出すことができました。
⑰OYさんbefore
after
OYさん宅では家財を運び出しました。家から運び出すチームと、その家財を一時的に借りられた100mほど離れた家にリヤカーで搬入するチームに分かれて活動しました。ご主人の趣味のカメラや機材、アルバムなど、人となりを垣間見ることができました。またご夫婦がいつも側にいて下さって、家財をどう仕分けるかの的確な指示を頂き、事前にかなり片付けれていたこともあって、片づけはスムーズに終了。ヒビ割れたモルタル壁、ガラスの破片も皆で協力し短時間で土嚢袋に詰込み、こちらも終了。休憩時間にご馳走になったドリンクやお菓子、近隣にはスーパーなどないのに用意下さった心遣いのおもてなしが嬉しく、お菓子を頂きながら、OYさんご夫婦からお話を伺うこともできたのは、すてきな時間でした。
(2班班長:HSさんの感想を少し補足しました)
⑱HYさん
足元の散乱したガラスを片付け、台所の清掃、食器の清掃、家具などの搬出をしました。また二階部分からは終わりの見えないような布団、衣類等の搬出しました。HYさんのご厚意でペットボトルのお茶をいただきました。ありがとうございました。班としては二軒目の活動ということもあり、皆が作業に慣れてきて、お互いに声掛け合い、よりチームとしてボランティアができました。
◆「メキシコ鶴」の寄せ書き
ボランティアのSNさんはメキシコの国立大学の先生です。これまでにも石巻市十八成浜でのボランティアに参加されています。ボランティア出発直前に帰国され、地球半周する長旅の疲れもなんのその、野崎町ボランティアに参加されました。
メキシコ(人口約1.2億人)では新型コロナの犠牲者は約30万人(日本約7.5万人)。SNさんの友人が感染され、会いたいと連絡がありました。SNさんは感染を恐れて会いにいくのを躊躇しました。しかし、その翌日に友人は亡くなってしまいました。自責の念にかられたSNさんは「自殺」的な何かをしなければと、千羽鶴を15本以上作り、病院などに届けました。折り鶴文化のないメキシコでは、初めて見る愛らしい千羽鶴にコロナで疲弊している医療関係者はとても癒されました。SNさんには折り方を教えてほしいという多くの依頼がありました。そしてクラフト紙のようなもので芯を入れた大型の鶴も折られました。メキシコではカラフルな色に塗られ、それを展示している病院もあるそうです。
今回はボランティアの皆さんに、野崎町の皆さんへの寄せ書きを書いていただき、野崎コミセンに展示しました。
◆参加者の感想
活動を通じて、野崎町のみなさんは温かく、優しいということを実感しました。しかし、2軒目のお宅でお話を伺った際に、「日常はめちゃくちゃですよ」と投げやりにおっしゃってる姿を見て、物理的な被害の大きさだけではなく、心への傷の大きさも実感しました。最初に活動をしたNIさんは、次から次へと出てくる思い出の品に、想いを巡らせつつ思い出話に花を咲かせていました。NIさん宅には海難事故の際の感謝状やクレーンの技術力認定証など、様々な活動で活躍されていた一面も垣間見え、改めて”人生”に触れることができた時間だったと実感しています。現地の様子を直接見ることによって、ニュースで見た様子とはまた違う、生でしか感じ取れないような、言葉に表すことも難しいような感情になりました。そこには”人生”があり、”平穏な日常”があったということ。野崎町では幸い人命が失われることはありませんでしたが、平穏な日常は奪われ断水も続く中、生活を続けられています。自分たちが少しでも力になれて、何よりも精神的な支えになれたらと感じました。離れた所に住んでいても、”応援”という支援はいつでもできると思います。これから先も、多くに人に現在の状況が届き、多くの方の”応援”が現地に届くよう、微力ながら何かできればと感じています。
本日はありがとうございました。今回初めてのボランティア活動で、行きのバスから見た町の状況に、テレビの画面越しから観るものとはやはり訳が違い、愕然とし不安が多くつのりました。しかし、親身に接してくださる地元の方々や、ボランティアの方々に支えられながら、無事活動を終えることができました。名古屋に住んでいる身としては信じがたいほど深いコミュニティが野崎町で形成されてることに驚き、感心しました。また作業終わりに町の方が見せに連れて行ってくださった、野崎港から眺める北アルプスの絶景は決して忘れません。まだ高校1年生の僕なんかを復興支援のボランティアとして参加させ、貴重な体験をさせていただけたことに感謝します。今回の体験を様々な形で伝えていきたいなと思いました。行ける機会があれば、是非参加したいのでその時はよろしくお願いします。
皆さん、本日はありがとうございました。私自身、災害ボランティアは初めてでしたが、人が力を合わせると、これだけのことが出来るんだと目の当たりにし、改めてボランティア活動の大切さを実感しました。また、地域の方々はご自宅が大変な状況にも関わらず、我々にも明るく優しく接して頂き、改めて人の強さや、温かさを感じることが出来ました。中高生の皆さんが多数参加していることにも、とても感心しました。その若さで災害ボランティアに参加したこと、そして、こんな経験が出来たことは本当に素晴らしいことだと思います。次の機会には、中学生の息子を誘って一緒に参加したいと思います。
今回皆さんにご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ございませんでした。もともと酔いには弱いタイプで酔い止めも飲んだのですが、このような形になってしまったことを、深くお詫び申し上げます。それでも午後からは休憩しつつですが、作業ができるようになるまで回復し、みなさんとの関係を深くするために積極的に会話しようと努力しました。地域の方たちからも回復してよかったねー!と声をかけられるときもありました。
当然地域の方たちだけではなく、班長さん、3班のみなさん、そして久田先生、スタッフの田中さんなどが心配の声をかけてくれました。本当に感謝しています。みなさん本当にありがとうございました。
本題に戻ります。本日は初めてのボランティア活動でしたが、3班のみなさんが優しく接してくれたことによって、早く馴染めました。作業も思ったより楽しくて、充実した3時間ほど(先ほども言ったように午後参加なので3時間ほど)でした。見送りの時も地域の皆様がわざわざ出向いてくださったこと、本当に感謝しています。今回の経験を活かして、次に静岡、名古屋、三重、和歌山などを襲うと言われている、南海トラフ地震に備えていくために、能登半島地震の被害状況、そしてあなたが住んでる家の耐震性は大丈夫なですか?、あなたの住んでる家に防災グッズはありますか?などを、僕が住んでる地域のみなさんだけではなく、全国に発信していきたいなと思っています。今回はこのような機会を作っていただき本当にありがとうございました。これからも災害ボランティアに参加しようと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
本日はありがとうございました。久しぶりの災害ボランティアでしたが、初対面の方々と協力し、一緒に汗をかき、大変いい時間を過ごすことができました。中・高生も多く、積極的に仕事を取りに行く姿を見て、おじさん、純粋に感心致しました。久しぶりに大量の汗をかき、体は疲れておりますが、精神的な満足感、充実した休日を過ごさせていただきました。少しでも被災された皆さまのお役に立てたなら嬉しいです。是非、スケジュールを合わせ、また参加させていただきたいと思います。
被災地への支援の大切さ、地震の怖さや地震対策の重要さ、簡易トイレの使用のような、地震が起きた時に自分たちの生活がどうなるのかのように学んだことがたくさんあった。とても有意義な時間になった。現地の人のありがとうの言葉、最後のバスのお見送りにとても感動した。今回の経験を学校でも話し、ボランティア活動や募金活動のような被災地支援の大切さ、地震の怖さを伝えたい。
◆久田から
参加された皆さんは、ボランティア活動を通じて(わずか6時間であっても)、それぞれにいろいろなことを学び、考えていらっしゃいます。
中高生は大人に触発され、大人も中高生から触発を受けています。
ボランティア活動を一方的に被災者のための「労力」を提供をと思って参加される方が多いと思います。
活動を通じて、10人前後のメンバーがワンチームになり、予想外の活動をしていきます。
そして、ボランティアさんは野崎町の皆さんの人生を感じ、平穏な生活の大切さを学び、人間関係の大切さを学んでいます。
野崎の皆さんに見送られ、自分たちのわずか7時間の活動であっても、人から感謝されることの喜びを感じます。
こうしたことは日常生活ではおそらく体験できないことです。
そして、こうした経験を通じて、自己肯定感を少しずつ育むことができるようになっていきます。
ボランティアは被災者への「労力」の提供である「利他」だけではありません。
この感想にあるように、ボランティアの皆さんは人間的な成長のために大切なことを学んでいます。
ボランティアをする私たちにも「利」はあります。
そのことを、私は「共利」と考えています。
私が勤める東海高校は浄土宗の学校です。浄土宗には「共生(ともいき)」という考えがあります。
私は災害ボランティアを通じて、ボランティアと被災者の「共利共生」をめざしていきたいと考えています。
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この活動は【赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」(ボラサポ)の助成を受け活動しております。】
募金へ寄付してくださった皆様ありがとうございます。
こんにちは。スタッフ田中です!!
第5回3/1金~3/2土 のボランティアバスのお申し込みを開始しました!!
お申し込みはこちら→ https://www.aichiborasen.org/20240131entryform/
第1回、2回の活動がメディアにて特集されました。映像を見ると活動内容がわかりやすいと思います。→https://blog.goo.ne.jp/aichiborasen/e/8a131f2e0d2aeabce3b7d4ec1369a131
現在、第4回のバスはキャンセル待ちというカタチで受付をしております。(キャンセル待ちは2/17 11:00現在で1人)
実は第1回~3回まで、お振込みがない方、体調不良の方、都合が悪くなった方などなど、まあまあな数のキャンセルがありました。
今後も毎回どれくらいのキャンセルがあるかはわからないのですが
「キャンセルが出たら直前でも行くよ!!」という、キャンセル待ちの方々に本当に助けられております。
バスの定員数は43人です。
同じ1回の活動ですので、ひとりでも多くの方と一緒に、被災された方の力になりたいと思っています。
その、「1」のパワーは絶大です。
1軒でも多くのお宅を、1人でも多くの方の力になれるよう、どうか引き続きお力添えをよろしくお願いいたします。
■活動要項
愛知ボラセンHPからもダウンロードしていただけます。(ダウンロードできないブラウザもあるとのことです。)
ダウンロードできる要項の内容は、こちらのブログに記載した内容と同一です。
NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」を受け、以下のように活動を実施します。
【活動場所】 石川県七尾市能登島野崎町 ※被災地の状況に応じて活動場所は変更になる場合があります。
【参加費】 16,000円(税込み) ※事前お振込みのみとなります。ご了承ください。
【活動内容】 がれき撤去、家屋の片づけ 等
【集合場所】 東別院・お茶所前(名古屋市中区橘2-8-55 真宗大谷派名古屋別院境内)※東別院駐車場への車の停め置きはできません。
【日程】 第4回 2月24日(土)夜出発~25日(日)活動/夜帰名
【スケジュール(予定)】
1日目
22:00 集合、受付
22:20 資機材積み込
22:30 東別院前発
2日
00:05 東海北陸道ひるがの高原SA着(岐阜県) ※運転手さん交代
00:30 同発
01:40 東海北陸道城端SA(富山県) ※運転手さん交代
02:00 同発
03:30 越道県境PA(水洗トイレが使用できる最後のトイレがあります)
04:50 同発
05:30 セブンイレブン七尾和倉温泉店(昼食を購入できる最後のコンビニです。トイレは使用できません
06:30 野崎コミュニティセンター着/ミーティング
07:30 活動開始
10:30 昼食休憩
11:30 作業再開
14:30 活動終了
15:15 野崎コミュニティセンター発
17:00 道の駅万葉の里高岡着(夕食休憩) ※運転手さん交代
18:00 同発
19:30 東海北陸道ひるがの高原SA着 ※運転手さん交代
19:50 同発
21:30 東別院着/資機材を片付けて解散
【ボランティア活動保険】
当ボランティア活動に参加される方は必ずご加入ください。(天災Bプラン以上)
ランティア活動保険は、最寄りの市区町村社会福祉協議会の窓口で直接お申込みいただくか、全国社会福祉協議会のHPよりWEBでお申し込みしていただけます。
【持ち物】
・長袖長ズボン
・長靴(必ず用意してください)、踏み抜き防止中敷き
・ヘルメット
・ヘッドライト、懐中電灯(使用しないこともありますが、活動場所や天候によっては薄暗い場所もあります)
・マスク複数枚(防塵マスクが望ましい)
・バス車内用のサンダル、スニーカーなど(サンダル等を入れるビニール袋も)
・手袋(ラバー軍手などの厚手の物が望ましい)
・合羽(上下別のものが動きやすいです)
・朝食・昼食(途中のサービスエリアなどでも購入できます)
現地でのお湯の用意はありません。カップラーメンなどはお控えください。ガスコンロのバス内持ち込みも禁止です。
・緊急トイレグッズ→https://blog.goo.ne.jp/aichiborasen/e/c4d5e382d404c46f8565c4eea45e0069
野崎町での活動は自前のトイレになります。愛知ボラセンとして、トイレ用テントと椅子を用意します。
参加される皆さんは黒いビニール袋と凝固剤がセットになっている緊急トイレグッズを必ずお持ちください。
その他活動に必要な資機材は、当団体がご用意いたします。
【キャンセルについて】
出発日の前々日にあたる日以降のキャンセル:参加費の20%
出発日の前日のキャンセル:参加費の50%
出発日当日のキャンセル:参加費の100%
出発後のキャンセルまたは無連絡不参加:参加費の100%
保護者の同意がなく、乗車不可となった場合(未成年に限る):参加費の100%
※大雪警報等により、バスの運行が困難となる場合は、中止となることがあります。
【その他確認事項】
◎自らの過失により何らかの被害を被った場合、主催団体に対し責任は問わないこと。
◎主催団体が活動の様子を撮影した写真等は、活動に関わる資料及び広報誌等に使用する場合がございます。
◎参加者が未成年(18歳未満)の場合、保護者の同意が必要です。当日受付時に保護者によりご記入いただいた同意書をご提出ください。
【お申し込み】
以下、お申し込みフォームより、お申し込みください。
お申し込みはこちら→ https://www.aichiborasen.org/20240131entryform/
代表の久田です。
第1回(2/9~10)、第2回(2/10~11)は、私の予想以上に活動が進みました。
皆さん、お疲れ様でした。
さて、第3回は以下のような活動をします。
多くのお宅はいくつも部屋があり、倉庫、納屋、蔵もあります。
3LDK+物置の我が家なら、処分せざるをえないような物がたくさんあります。
多くはご家族の思い出の品です。
しかし、この地震で多くを処分せざるをえないとお考えです。
瓦礫とは違い、家庭の物の処分です。断捨離的な感じもあります。
が、少ないご家族での片づけは絶望的です。
とりわけ大切なものは残しつつ、事情をご理解いただき、皆さんのお宅の整理をおねがいします。
1班:野崎コミセン近くの瓦の移動。HRさん宅敷地のゴミ分別。
午前9時から、MUさん宅 衣類片づけ、部屋の整理、タンスだし、かなり暗い蔵の片づけ。ヘッドライトがあると便利です。
MUさんは能登島島外にお住まいのため、ご自宅等茶は午前9時頃の予定です。
コミセン付近。瓦を少し建物側に移動させます。
第1回で活動したHRさん宅の木材などのゴミの分別。
NTさん宅の蔵。2階から下をみおろした写真。ここから下に荷物をおろします。
NTさん宅2階はほぼほぼクローゼット。思い出のある衣類が大量にあります。思い切って断捨離されるものを片付けます。
2班:ISさん 不要な家財などを分類して外に出します。
90歳のISさんは豪快な一人暮らしの女性です。笑い絶えないISですが、リフォームされた暖炉のあるお部屋だけは片付いていますが、それ以外のお部屋はたいへんな状況です。
3班:NTさん 不要な家財などを分別します。庭が狭く、家財などを外に仮置きできないために、部屋毎に分別して仮置きします。
4班:IWさん 家具の移動、部屋の片づけ、不要な家財などは分類して外に出す。
正願寺さんのすぐ前のお宅。1階は完全につぶれていますが、奇跡的につぶれなかった部屋にいらっしゃて事無きをえられました。
要望は2台の冷蔵庫やタンスなどを取り出しです。ガラスの破片などがかなりあります。気を付けて活動してください。
活動後は、1班に合流します。
キッチンは1月1日のままです。
なお、活動は変更になったり、新たに追加したりすることもあります。よろしくお願いします。
代表の久田です。
能登半島地震発生から41日目。
初めて七尾市へ行って4週間。
ようやく被災地で、愛知ボラセンらしいボランティア活動を始めることができました。
ボランティア活動に関しては、能登半島地震では「ボランティア自粛」の声があがっていました。
特別な技能や能力を持つボランティア団体は早々に被災地で活動を始めました。
しかし、普通の市民による被災者応援活動をめざす愛知ボラセン。
私はすぐにいろいろと動きました。
そして、いろいろなところに「被災者応援ボール」を投げましたが、なかなかキャッチされませんでした。
石川県から出されている「ボランティア自粛」の「圧」を感じていました。
また、年末から右足が痛みしびれ、ひどいときには5mも歩けないと状況が今も続いています。
100㎞くらいなら平気で走れていたのですから、歩けないのはとてももどかしいですね。
これは誤った背筋の強化によって、30年近く前に患った椎間板ヘルニアから神経に炎症を起こし、
座骨神経痛になったことによるものです。
こういう私の個人的な病状もあり、石川県がそうなら、それこそ「自粛」しようかとさえ思いました。
しかし、「自粛」しなくてほんとうによかったと思っています。
能登島野崎町あげて、愛知ボラセンに期待されている実感があります。
町内会長の吉村馨さん、会長代理の高川秀次さん、町内会事務(実は影のボス)の聖川つぼみさん。
ボランティア希望のお宅の下見のために、聖川さんと一緒に町を歩きます。
聖川さんは勝手知ったるという感じで、お宅の中に入ります。
すると、女性からは「つぼみちゃ~ん」、男性からは親愛の意をこめて「つぼみ」と声をかけられます。
野崎の皆さんと実にいい関係をこれまで築いてこられたことがよく分かります。
また、野崎で出会う方々はどなたも魅力的です。
中でも、第3回で活動するISさんは90歳の女性。矍鑠とされ、頭脳明晰、言語明瞭(方言あり)。
私はISさんの家で続けていました。
聖川さんによれば、すごい人はたくさんいるとのこと。
どんなすごい人たちと出会えるのか、とても楽しみです。
前置きがずいぶん長くなってしまいました。
でもそう簡単に活動報告の前には、お知らせできないことがたくさあっての活動であることをご理解ください。
2月9日(金)午後10時30分。満員のバスは20人ほどの方々に見送られて東別院を出発しました。
いつも自発的に受付をしてくださる方々が何人もいらっしゃいます。ありがとうございます。
そして、午前7時に野崎コミュニティセンターに到着。
すでに10人近くの野崎町の方々が焚火をして待ってくださっていました。瓦礫が薪がわりです。
野崎コミセンでミーティングで活動について説明し、班別に自己紹介をします。
野崎コミセンのトイレはお借りしますが、水洗では流せません。
黒いビニール袋を便器にかけ、用をたし、凝固剤を入れて、所定の袋にいれます。
なお、これらは野崎町内会の方にゴミとして出していただいています。
また、愛知ボラセンの男女別2基の仮設トイレはコミセンから離れた正願寺さんに設置しています。
みんな慣れないので、ここに少し時間がかかります。
仮設トイレは、お一人が利用される時、別の方に外で安全を確保していただいています。
10日(土)も、11日(日)も作業開始は午前7時30分から。
それぞれのお宅の方が迎えにきてくださいますので、いっしょに現場へ。
町の中のあちらこちらに地震で倒壊したり、つぶれたりした家があります。
現場に到着して、家の中や納屋の中を見ると、皆さん絶句です。
一見すると大丈夫なように見える家でも、家の中が傾いていたり、床が盛り上がっていたりしています。
10日、11日
①光顕寺さん:倉庫からの分別して荷物出し。
②正願寺さん:本堂内片づけ、分別して荷物出し。
③ARさん:かなり暗い倉庫からの分別して荷物出し。
④HIさん:倉庫からの荷物出し。予定より早く終わったため、HIさんの本宅1階の片づけ、分別して荷物出し。
⑤YSさん:1階、2階からの荷物出し。貴重なのはビニールハウスへ、それ以外は分別して荷物出し。
⑥TKSさん:家の外にある重い瓦、瓦礫などを分別して整理。瓦礫に覆われていた高級車の取り出し。
⑦TKGさん:家の片づけ、分別して荷物出し。
⑧TKYさん:倉庫から米冷蔵庫の取り出し。
⑨AKさん:自宅から冷蔵庫の取り出し。
⑩KSさん:自宅からタンスの取り出し。
⑪MUさん:ピアノ2台、タンス出し。
なお、今回、各現場での具体的なエピソードを私は書けません。
右足が痛いため、聖川さんとの下見を以外は、私はずっとコミセンにいました。
現場で、皆さんと同じ空気を味わえなかったことは、すごく残念で、悔しく思います。
活動はおおよそ1時間に10分程度の休憩をはさみ、午前7時30分~午後2時30分。昼食休憩は1時間。約6時間の活動です。
活動に軽重はありますが、野崎町120世帯の約10%のお宅のニーズに応えることができました。
91人のボランティアの皆さんがいかに一生懸命に活動されたがよくわかります。
10日は、晴→曇→あられ・強風→晴→虹と目まぐるしく変わる冬の北陸特有の天候でした。
11日は、晴でしたが、震度3程度の地震が起きました。家の中で活動している人たちにすぐに逃げてもらいました。
作業を午後2時30分に終え、
10日はコミセンでミーティングをして、午後3時30分に出発しました。
11日は高速道路渋滞の予測があり、少しでも早く出発をと、ミーティングをバス内に変更して、午後3時10分に出発しました。
両日ともに、午後9時30分頃に東別院に十数人の方々に出迎えられて帰着しました。
出迎え・資機材片づけボランティアの皆さん、ありがとうございました。
なお、昼食、夕食に被災された七尾市のお店の商品を野崎までデリバリーしていただきました。
これも応援です。今後も継続する予定です。
昼食:パパンさんの「能登豚かつサンド」25食(大人700円、中高校500円)
夕食:リストランテ・リオさんの「オムライス弁当」15食(1,000円)
食券は、能登豚かつサンドは出発前、「オムライス弁当」は昼食時に販売しました。
今回、私が勤務する東海高・中学では、全校生徒に参加募集チラシを配布したため30人以上の生徒が参加しました。感想を紹介します。
〇東海高2年生
まず、想像以上に現地の状況はひどかったことが衝撃的でした。外から見ている姿と、実際に家屋の中に入って見た姿とでは大きく異なっていて、被害の大きさをしみじみと感じました。当たり前の日常を失った悲しさも、強く感じました。日頃はふざけあっている仲間も、被災地に入った途端、これまでに見たことがない姿で懸命になってボランティア活動をしている姿が印象的でした。被害を目の前に、自分自身も、また周囲の仲間も現地の役に立ちたいという気持ちで、思いは一つとなり、必死に頑張りました。高校生でもできることはあると思いました。
私たちが行った能登島野崎町は、被災地の中でも特に奥地で、私たちのようなボランティアが現地に行かないと、なかなか手が届かないという現実も知りました。この経験を通して、支援の仕方はいろいろあるので、これからも少しでも役に立てるように、力になっていきたいです。またこの経験を伝えていくことも、支援の一つになると感じています。
そして最後にこのような活動があることを教えてくれ指揮をとってくださった久田先生、班長さんをはじめとする2班の皆さん、今回の活動を一緒に取り組めたこと、本当にありがとうございました。
〇東海中3年生
人生で初めてのボランティア活動、1人での参加でした。学校でチラシが配られ、自分の将来に活かせたらなと思い、行ってみたいと思ったのが参加したきっかけでした。初めは少し不安もありつつ楽しみでした。
ぼくはこの2日間で支え合うのが大切だと学びました。被災者の方たちを支えるのは当たり前ですが、ボランティア同士でも支えあわないと上手く行かないものだと思いました。周りのボランティアさんは全員優しく接してくれ、ぼくも自分のできることで他の人のしてることを支えられたと思います。
最初は自分の将来に何かプラスになればと思っていました。ですがこの活動が終わってコミュニティセンターで会長さんらからの感謝の言葉をいただいた時に涙が出そうになりました。自分は全力で活動に尽力できたと考えていたので、感謝の言葉を聞いた時、自分が役に立ったんだなと思えました。人の役に立つことが自分にとっての幸せのひとつであるんだなと感じました。
そして初めて参加したボランティアで自分がどれだけできるのかを実感しました。意外と自分は結構できるんだなって思いました。この活動のおかげで成長できたと思います。みなさんのおかげで今までの自分では気づけなかったことに気づき、人として成長したと考えられるように変われました。本当にありがとうございました。
ボランティア活動について、私は利他と利己をあわせた「共利」という言葉を10年以上前から使っています。
「共利」は、生物学用語で、社会学用語としては使われていないようです。
生徒たちは「共利」を災害ボランティアを通じて実感として学んだと思います。
私はボランティアを「人間教育」の場でもあると考えています。
被災された皆さんのためにわずか一日でも懸命に活動すると、実は自分自身の人間的成長につながる学びがあります。
被災された皆さんのためにも、
そして、参加される皆さんのためにも、
能登島野崎町での活動を続けていきたいと考えています。
第3回は満席となっていて、現在は第4回を募集中です。
すでに5人以上の方々が、二度目の参加をされています。
どうぞ、皆さんご参加ください。
参加申込は愛知ボラセンHPから
愛知ボラセン - 特定非営利活動法人 被災者応援愛知ボランティアセンター (aichiborasen.org)
この活動は【赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」(ボラサポ)の助成を受け活動しております。】
募金へ寄付してくださった皆様ありがとうございます。
こんばんは。スタッフ田中です。
2月9日~10日、10日~11日と、91人のボランティアの皆さんが全力の応援活動されました。
本当にありがとうございます。
水も出ないため、普段と勝手が違うことが多く、大変だったかと思います。
参加された皆さんからいただいた感想をもとに必要な道具なども随時アップデートしております。
ボランティアの皆さんが繋いでくださった応援のバトンです。ありがとうございます!!
しかしながら一点、改めてお伝えします。
この活動は被災地応援ボランティア活動です。
水が出ないため手を洗えないので、持ち物にウエットティッシュの記載があった方がよかった。
マスクは替えも記載があった方がいい。
長靴を入れたビニール袋に名前を書くのは、事前に言ってくれればスムーズだった。
等、色々ご意見をいただいておりますが、必要だと思うものについては各自ご用意ください。
自分の持ち物には名前を書いてください。
これまでの活動の経験から、困る方がいないように、なるべく細やかにお声掛けをさせていただいておりますが、
ご自身のことはご自身で完結できるようご協力よろしくお願いします。
必要なものについては「持ち物」の箇所に記載してあります。
あった方がいいよね!というものは言い出したらきりがないため、記載しておりません。
皆さん想像力を働かせ、ご用意ください。
この活動は被災地ボランティア活動です。旅行ではありません。
活動の資機材についても、必要な道具は持ち込んでおりますが、活動場所によって必要な道具も変わっていきます。
そのため足りない道具があることもあります。
それが被災地です。
水も出ない場所で過ごされている方がいる場所です。
そこにあるものを使って、やるしかないわけです。知恵を出し合うしかありません。
もちろんスタッフとして、参加されるボランティアの皆さまがスムーズに活動できるように精一杯努めてまいります。
こういった背景をご理解いただき、ご協力をいただければと思います。
皆さまの知恵と体力と心を寄せていただき、大きな力に変えていければと思っています。
最後に。
詳細なご報告ブログは間もなく代表久田が更新する予定なのですが、私からも少しだけ。
1日目。倉庫の中にある物を分別しながらすべて外に出し、空になった倉庫に今度は自宅の中にある家具を移動するという活動の中で、
ただ移動するのではなくすべて綺麗に水拭きをしてボランティアの皆さんが移動されました。
しかも水がない中で、水拭きです。
降ってきた雨を利用してタオルを濡らし、水拭きをされました。
その知恵とあたたかい心に涙が出そうになりました。
愛知ボラセンは13年、ボランティアの皆さんと一緒にこういった「応援」活動をおこなってきました。
力を貸して助ける「支援」でなく、仲間を励まし元気づける「応援」。
それが私たち被災者応援愛知ボランティアセンターの名前の由来です。
あたたかい応援活動を行われた皆さま、本当にありがとうございました。
引き続きご協力よろしくお願いします!!!
持ち物等で不安なことがありましたら、いつでもお問い合わせくださいね(^^)
こんばんは。スタッフ田中です。
先ほど第1回の能登半島地震被災者応援ボランティアバスで帰名いたしました。
そして、入れ違いで第2回のボランティアバスが出発いたしました。
第3回(2月17日(土)出発)のボランティアバスは満席となり、先ほど第4回(2月24日(土)出発)受付を始めました。
お申し込みはこちら→ https://www.aichiborasen.org/20240131entryform/
第1回、第2回の活動については、活動終了後に改めてご報告させていただきます。
今回、テレビ局の皆さまが取材に入られました。
ありがたいことに、放送をご覧になられた皆さまからのお問い合わせやお申し込みをいただいております。
映像で見ると、どのような活動なのか、どんな人が参加されているのかがよくわかります。
中京テレビ様
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ac4dafb2b2cc07d2d1582a858f8731b3bc14eca
メ~テレ様
https://www.nagoyatv.com/news/index_amp.html?id=022869
読売テレビ様
https://news.ntv.co.jp/category/society/ktfead7fe7ee7e41cabcf2c2babe3b13b3
私たちが活動をおこなっている能登島野崎町は、お水が未だ使えません。4月まで続くそうです。
手を洗おうにも、水拭きをしようにも、もちろんトイレも、水がないというのは生活が大きく変わります。
今日、現地でお会いした聖川さんが「本当にひどいでしょ。でもね、毎日見ていると、見慣れちゃうのよね」とおっしゃいました。
少しでも、野崎町に住む皆さんの見ている景色を変えたい。そんな思いで愛知ボランティアセンターは活動を続けていく予定です。
しかしながら、想いだけでは景色は変えられません。1回でも多くのボランティアバスが出せるよう、どうかお力添えください。
■活動要項
愛知ボラセンHPからもダウンロードしていただけます。(ダウンロードできないブラウザもあるとのことです。)
ダウンロードできる要項の内容は、こちらのブログに記載した内容と同一です。
NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」を受け、以下のように活動を実施いたします。
【活動場所】 石川県七尾市能登島野崎地区
※被災地の状況に応じて活動場所は変更になる場合があります。
【参加費】
16,000円(税込み) ※事前お振込みのみとなります。ご了承ください。
【活動内容】 がれき撤去、家屋の片づけ 等
【集合場所】 東別院・お茶所前(名古屋市中区橘2-8-55 真宗大谷派名古屋別院)
※東別院駐車場への車の停め置きはできません。
【日程】 第4回 2月24日(土)出発~25日(日)活動・帰名
【スケジュール(予定)】
1日目 22:00 集合
22:20 資機材積み込み
22:30 東別院前発
2日目 0:05 東海北陸道ひるがの高原SA着(岐阜県)
0:30 同発
1:40 東海北陸道城端SA(富山県)
4:00 同発
5:00 能越道県境PA(水洗トイレが使用できる最後のトイレがあります)
セブンイレブン七尾和倉温泉店(昼食を購入できる最後のコンビニです。トイレは使用できません)
6:30 野崎コミュニティセンター着
7:30 活動開始
10:30 昼食休憩
11:30 作業再開
14:30 活動終了
15:30 野崎コミュニティセンター発
17:00 道の駅万葉の里高岡着(夕食休憩)
18:00 同発
19:30 ひるがの高原SA着
19:50 同発
21:30 東別院着
【ボランティア活動保険】
当ボランティア活動に参加される方は必ずご加入ください。(天災Bプラン以上)
ボランティア活動保険は、最寄りの市区町村社会福祉協議会の窓口で直接お申込みいただくか、全国社会福祉協議会のHPよりWEBでお申し込みしていただけます。
【持ち物】
・長袖長ズボン
・長靴(必ず用意してください)、踏み抜き防止中敷き
・ヘルメット
・ヘッドライト、懐中電灯(使用しないこともありますが、活動場所や天候によっては薄暗い場所もあります)
・マスク複数枚(防塵マスクが望ましい)
・バス車内用のサンダル、スニーカーなど(サンダル等を入れるビニール袋も)
・手袋(ラバー軍手などの厚手の物が望ましい)
・合羽(上下別のものが動きやすいです)
・朝食・昼食(途中のサービスエリアなどでも購入できます)
現地でのお湯の用意はありません。カップラーメンなどはお控えください。ガスコンロのバス内持ち込みも禁止です。
・緊急トイレグッズ→https://blog.goo.ne.jp/aichiborasen/e/c4d5e382d404c46f8565c4eea45e0069
野崎町での活動は自前のトイレになります。愛知ボラセンとして、トイレ用テントと椅子を用意します。参加される皆さんは黒いビニール袋と凝固剤がセットになっている緊急トイレグッズを必ずお持ちください。
その他活動に必要な資機材は、当団体がご用意いたします。
【キャンセルについて】
出発日の前々日にあたる日以降のキャンセル |
参加費の20% |
出発日の前日のキャンセル |
参加費の50% |
出発日当日のキャンセル |
参加費の100% |
出発後のキャンセルまたは無連絡不参加 |
参加費の100% |
保護者の同意がなく、乗車不可となった場合(未成年に限る) |
参加費の100% |
※大雪警報等によりバスの運行が困難となる場合は、中止となる場合があります。
【その他確認事項】
【お申し込み】
以下、お申し込みフォームより、お申し込みください。
代表の久田です。
能登半島地震災害ボランティアですが、第1回(2月9日~10日)、第2回(2月10日~11日)ともに、定員45人に達しました。
お申し込みいただき一緒に応援活動をしてくださる皆さま、ありがとうございます。
(現在第1回、第2回はキャンセル待ちフォームとなっています。)
第1回、第2回では中高校生の申し込みが多くあります。
2月2日(金)に私が勤務している東海中学、東海高校の生徒約1700人にボランティア募集のチラシを朝礼時に担任から配布してもらいました。
東海生がかなり参加しているのではないかと私は期待しています。
(申込フォームに学校名を記入する項目がないので所属は不明です)
新たに、第3回(2月17日~18日)の募集を始めました。
七尾市でのボランティアを希望される方は、第3回にお申し込みください。
なお、第3回以降も週末にボランティアバスでの応援活動を継続していく予定です。
お申込みは、愛知ボラセンホームページから
https://www.aichiborasen.org/
さて、本日(2月3日)七尾市能登島野崎町を訪問し、第1回、第2回でボランティアを希望される方々のご自宅を下見しました。
瓦礫撤去はまだで、倉庫の中の物を外に出してほしいという依頼がほとんどです。
①TYさん
倉庫内にあるものを分類して外に出します。
倉庫は少し傾いていますが、作業をするのに支障はありません。
②ARさん
やはり倉庫内のものを分類して外に出します。
入口が狭く中が暗いのが少し難点です。4枚目の写真のところに荷物をだします。
③TKSさん
外に出してあるゴミを分別して、空き地に移動させます。
釘がついている木材が多く、また大きな木材も多く、やや危険なためとりわけ慎重な作業が必要です。
④HRさん
倉庫内のものを分類して外に出してほしいというご希望です。
広い倉庫ですが、シャッターが開き、運び出しやすいと思います。
⑤TKGさん
家の片づけをご希望されています。
ガラスの破片が散乱しています。慎重な作業が必要です。
⑥YSさん
家の片づけ、仏壇の取り出しをご希望されています。
YSさん宅は2階建ての相当に広い家です。かなり時間がかかります。
第1回の活動内容
1班約10人①
2班約10人②
3班約10人⑤
4班約10人⑥
第2回の活動内容
1班約10人③
2班約10人④
3班約10人⑤
4班約10人⑥
それぞれのお宅では家主さんの指示のもとで、分類していきます。
大切な思い出の品もたくさんあります。
「瓦礫」といわれる被災物をゴミとは考えずに、できるだけ丁寧に作業をしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
能登半島地震ボランティアのお申込みは、
愛知ボラセンホームページから
https://www.aichiborasen.org/