愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2024.5.3)
令和6年能登地震 被災者応援ボランティアバス
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NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。
災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用対象となる地域について
令和6年能登地震 被災者応援ボランティアバス
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NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。
災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用対象となる地域について
代表の久田です。
愛知ボラセンは、岡山県矢掛町からの要請を受け、
お一人住まいの玉江さん(91歳)宅の土砂で埋まった台所からの土砂撤去作業を、8月4日から続けてきました。
4日=12人、11日=17人、18日=26人、26日=17人、合計のべ72人の方々が
玉江さん宅の活動にご参加されました。
昨日(8月26日)その作業が完了しました。
after 取り出した土砂の一部
before
私たちができることはここまで。
ここから先は業者さんの仕事です。
8月4日、玉江さん宅の台所は土砂で埋まり、まったく中に入ることができませんでした。
その状況から、かまどやシンク、入口を塞いだ戸棚を取り出し、
冷蔵庫の中身は腐って蛆がわいていました。
土砂には木の幹や根がからみ、スコップがなかなか入っていきません。
天井は低く、なんども頭を打ちました。
暑さとも闘いました。
息子さんの知行さんは15㎞ほど離れた総社市にお住まいです。
その知行さんも私たちといっしょに活動されました。
差し入れもたくさんいただきました。ごちそうさまでした。
玉江さんの笑顔に癒されて、活動を続けることができました。
私たちと記念写真を撮るために、美容院へ行き、髪も染められました。
「もう来んけぇ?」と聞かれ、「また来ます」と答えました。
玉江さんの涙を見ました。
名古屋では西日本豪雨水害の報道が減り、ボランティア参加希望者が減っていきました。
8月18日、26日はボラバス最低催行人数に達せず、名古屋からボラバスを出せませんでした。
そんな苦しい中で、愛知ボラセン「岡山マネージャー」(私が勝手に任命しました)の柳本氏が、
フェイスブックで玉江さん宅の活動を呼びかけました。
18日は21人、26日は8人、合計のべ29人の地元の方々(うち矢掛町3人)が参加されました。
誰もがどうすればいいんだろうかと考え込むような困難な活動を、
納得できるまで4回かけてやり切ることができました。
愛知ボラセンは宮城県石巻市中心部から車で約1時間離れた限界集落の十八成(くぐなり)浜で、
2011年6月25日から8月27日までの9週間、毎週土曜日に瓦礫撤去活動を続けました。
宿泊での活動も行いました。
ボランティア参加者はのべ約2,000人。
9週間かけて十八成浜から瓦礫を撤去しました。
あまり日の当たらない場所で、被災者に寄りそいながら、継続して、納得できるところまでやり切ることは
愛知ボラセンの活動の特徴の一つと思います。
そして今回特筆すべきは、地元の皆さんと一緒に活動できたことです。
のべ72人の参加者のうち、4割の29人が地元の皆さんです。
熊本地震の際、地元の増田さんがずっとお世話してくださいました。
熊本での活動が原型で、今回、岡山でそれが大きな形になりました。
愛知ボラセンとしては、
矢掛町での活動が一区切りし、
笠岡市では、民間ボランティアセンターのぞうきんプロジェクト@笠岡が、
8月25日午前で、北川公民館でのボランティアセンターを閉じました。
こうした状況を考え、岡山県笠岡市矢掛町での被災者応援活動は区切りをつけたいと思います。
しかしながら、倉敷市真備町や、広島県ではまだ深刻な状況が続いています。
いろいろな形で応援活動を継続させていかなければならないと考えています。
2018年8月26日
こんにちは。スタッフ田中です。
現在、関市ボラセン閉鎖後のニーズ対応をしていただける方を募集しております。
関市社会福祉協議会HP→https://www.i-tools-dc2.net/sekishi-shakyo/osirase/news_view.cfm?news_id=202
愛知ボラセンからバスを出す予定は今のところありませんが、愛知ボラセンを通すことで活動証明を発行していただけるので、
災害従事車両申請(高速無料)が可能となっています。
活動できるよ!!という方がいらっしゃいましたら、手続きをさせていただきますので、aichiborasen.genchi@gmail.com までご連絡をいただきたいです。
時間が経てばたつ程状況は悪化していきます。
お時間があるよという方がいらっしゃいましたら、どうかお力添えいただけないでしょうか。
愛知ボラセン通じ、今週末(25日)は5人の方が活動予定となっております。
被災された方の1日でも早い復旧、復興を願っております。
以下、関市社会福祉協議会より(8/16付)
【現状】
現在、知識を有する4つぐらいの団体等のご協力で、遠方からも来ていただき、床下の確認、泥だし、乾燥、消毒等の活動を進めております。
平日は6名程度、土曜・日曜日は25~30名程度で活動をしてくださっています。
しかし、想定は(懸念)したとおり、今まで遠慮をしてボランティアを希望されなかった方や、ご自身で対応をしようと考えていたが予想以上に大変な作業であり、またご自身での対応では不安を感じて、ボランティアを要請される方、さらに床下の処理がされていたお宅でも、ある部分の処理がなされていなかった等々で、復旧支援活動が必要なお宅も増えている状況であります。
【ボランティア派遣のお願い】
上記の現状下、より多くのボランティア(できれば経験者)の協力を得て、より多くのチームで各世帯の対応をしていく必要があると考えます。
つきましては、知識と経験豊富な皆様方のご協力をお願いしたく存じます。
既に全国各地域で活動を展開され、ご活躍のところ恐縮ですが、是非ともお力添えをお願い申し上げます。
代表の久田です。
岡山応援ボランティア第3陣は私を含めて総勢46人で実施することができませした。
ご参加の皆さん、夜遅い時間の見送り・出迎えの皆さん、おりがとうございました。
今回も、矢掛町役場からの依頼を受け、玉江さん(91歳)宅、Tさん宅、Kさん宅の3か所で31人、
ぞうきんプロジェクト@笠岡からKさん宅で14人が活動をしました。
玉江さん宅では、前週の有志の活動に参加した愛知ボラセンスタッフ武内をリーダーにして
引き続き、土砂撤去作業を進めました。
先週の活動によって、今週は裏口と玄関からの2か所から攻めることが可能となり、ずいぶん土砂を取り除くことができました。
特筆すべきは玉江さんの表情や雰囲気がずいぶんかわってきたことです。
先週は愛知ボラセンスタッフの田中に
「あと少しの命なのに、なんで今何だろう。なんで私何だろう。私がなんかしたのだろうか」と嘆いていらっしゃいました。
今回、参加できなかった田中は、前回の写真と玉江さんへの手紙を私たちに託しました。
玉江さんは何度もその手紙の文字をさすって読み返し、写真も何度もご覧になられました。
そして、「こんなにしてもらって、もっとがんばらとないかんね」とおっしゃいました。
十分にこれまでがんばってこられましたので、がんばらなくてもいいと思うのですが、
前向きは気持ちになられたことをとてもうれしく思っています。
作業後の集合写真も、先週はちょっとはにかんでいらっしゃいましたが、
今回は「写真を撮らないとね」と積極的。帰りも道路まで出てお見送りされました。
息子さんは先週1週間、仕事を休まれて、ご実家の片づけをされたとのこと。
玉江さんの家に少しだけですが、光が射し込んできたかと思います。
矢掛の他の2班は民家裏で重機の入りにくい場所での土砂崩れ現場で、取り除いた土砂を土嚢袋に詰め、
その土嚢袋を土砂崩れした箇所に積み返すという、暑い中ひたすら土砂と格闘する作業。
Kさん宅は第一陣からの継続、もう1か所のTさん宅は今回の新規の活動です。
継続箇所はこんな感じで土嚢を積むことができました。
前回、今回と、静岡県御殿場市在住の鈴木さんがリーダーとなり、皆さんの見事な活動でここまでできました。
ありがとうございました。
新規のKさん宅は継続になります。
ぞうきんプロジェクト@笠岡では、古民家といってもいい立派な部屋数11室のKさん宅の清掃。
水害の泥や砂はなんどもなんども水拭きしなければなりません。
小人数ではかなり絶望的な気分に襲われます。
14人に地元の方も加わって18人で活動。
このビフォーアフターの写真をご覧ください。
実に見事に自発的に皆さんの知恵と力でここまでできました。
もちろん他のところもピカピカです。
活動終了後、今回も地元のリーダーの方々にお見送りのご挨拶をいただきました。
加藤勝信厚生労働大臣(岡山5区選出)
現職大臣からのご挨拶は愛知ボラセン初です^^
小林義文笠岡市長
山野通彦矢掛町長
山野町長は涙ぐみ、言葉に詰まりながらご挨拶くださいました。
そして、ぞうきんプロジェクト@笠岡の皆さんのお見送り。
今回も「いってきま~す」「いってらっしゃい」
と、ここまではいい報告ですが、
残念なお知らせは、今週末の第四陣は最低催行人員に達する見込みがなく、
中止とせざるをえません。
お申し込みくださったみなさん、まことに申し訳ありませんが、ご了承ください。
が、玉江さん宅はまだ継続案件です。
愛知ボラセンのボラバスが無理でも、なんとかしたいとただいま検討中です。
先程、23時30分頃岡山へ向けてバスが46人を乗せて出発しました!
出発のサポートしていただいた皆さん、
お見送り頂いた皆さん、
ありがとうございました!
こんばんは。スタッフ田中です。
来週8月18日(土)・19日(日)の2日間、
日頃よりお世話になっている東別院(真宗大谷派名古屋別院)の御坊夏祭り(http://www.ohigashi.net/sanka/year/event/gobounatumathuri/)に
今年も出店いたします!!!
今年は、私たち愛知ボラセンがずっと応援活動を続けている、石巻の美味しいものを!!ということで、
東北産直プラザ みちのく屋の若林社長にご協力いただき、
【金華鯖の生ハム燻製】 と、東北のお酒3種 を、販売いたします!!
お酒は石巻と言えば!というぐらい有名な墨廼江と日高見。
そして民宿めぐろの若旦那一押しの<純米大吟醸吟醸ひと夏の恋>!!
もうなんていうかネーミングがね。仕入れ即決ですよね。
フルーティーな香味がフワッと広がり、爽やかな酸味と優しい甘さが特徴のこの夏一押しのお酒だそうです!!
金華鯖生ハム燻製と、お酒のセットで 500円!!(※ひと夏の恋は+50円)
お手伝いいただけるボランティアの皆さんが販売しやすいように、
そして、1人でも多くのお客様に石巻の美味しいものをご紹介できるように、
私たちの活動を知っていただけるように・・・と、
岡山ボラバス、でらえぇ~の準備と合わせて、地道~に容器にシールを貼ったり、
しっかりとお店目立つように、自分の背丈より大きな看板を夜な夜な作成しています。笑
(今回はそこも見どころです。気合入っているので是非購入しに来てください!!)
(※看板はまだ完成していないので途中写真ですが悪しからず・・・)
御坊夏祭りは、いつもお世話になっている地域の方、ボランティアの皆さんと会えたり、
お久しぶりのボランティアさんがお顔を出してくださったりと、私たちスタッフにとってもとても楽しみなイベントでもあります。
被災地応援の形もそれぞれです。
決して多くはありませんが、こういったイベントもひとつひとつ大切にしていきたいと思います。
また、御坊夏祭りと同日、8/17-18で岡山ボラ第4陣を募集しています。
(お申込みはこちら→http://ccc.sc/?catid=2&itemid=78)そちらへのご協力もどうぞよろしくお願いいたします。
代表の久田です。
今週末の第3陣岡山応援ボランティアバスは、大型バスいっぱいで発車します。
出発時の準備ボランティアさん、帰着時の道具片づけボランティアさんなど、
現地参加者と同じくらいの数の見送り出迎えの皆さんがいらっしゃることをいつも心強く思っています。
今回も、矢掛町役場からの直接の要請と、
もしかしたら日本初の地域住民主体で行政、社協が協力する民間ボランティアセンター「ぞうきんプロジェクト@笠岡」での活動です。
なお、私も設立スタッフに名を連ねています。
本日より、第4陣(8月17日~18日)の募集を開始します。
具体場所は、矢掛町と笠岡市です。
具体的な活動内容は今週末の活動を終えて、それぞれ地域の担当者と相談の上で決定します。
日程とスケジュール
17日(金)
23:00 東別院会館前集合、受付
23:30 同発
18日(土)
05:30 山陽道吉備SA 着替え
08:00 矢掛町役場着 矢掛町活動チーム下車
役場の車で活動現場(3か所)へ移動 活動
08:30 笠岡市 ぞうきんプロジェクト@笠岡 ボランティアセンター着
14:30 矢掛チーム 活動終了、矢掛町役場移動
15:00 矢掛チーム 大型バスで笠岡へ移動
笠岡チーム活動終了、ボランティアセンター集合
15:30 笠岡発
15:45 矢掛町着 入浴・夕食
入浴:矢掛屋温浴別館・湯の華温泉
夕食:矢掛屋・花鳥風月 旧街道の古民家の温泉と夕食で疲れを癒してください。
※矢掛は旧山陽道の宿場町で本陣、脇本陣ともに残る全国唯一の宿場町です。わずかな時間ですが、
ご散策お土産のご購入をどうぞ。はっかが矢掛の名物です。
17:00 矢掛町出発
23:00 名古屋・東別院着(金山駅経由)
最小催行人数:35名
参加費:17,000円
※矢掛屋さんので夕食1,300円(税込)、入浴料700円を含みます。
主催:株式会社 中部キャラバン(愛知県知事登録旅行業2-882号)
協力:特定非営利活動法人 被災者応援愛知ボランティアセンター
お申込み:株式会社 中部キャラバンHP
http://ccc.sc/?catid=2&itemid=78
岡山豪雨 災害ボランティアツアー:中部キャラバン
[準備していただく持ち物]
※ホームセンターなどで購入できます。
・ゴーグル
・マスク
・丈夫なゴム手袋
・長袖シャツ、長ズボン(危険防止のため活動中は必ず長袖・長ズボンでお願いします。)
・長靴
・バス内履物(泥のついた長靴は必ず履き替えてバスに乗ってください。
・着替え
・タオル
・熱中症対策グッズ
・水(または、経口補水液、スポーツ飲料。多めにご持参ください)
・昼食(活動場所の近くにはコンビニや食堂などはありません。熱い野外のため、腐りにくいもの)
※その他、活動に必要な道具:愛知ボラセンの道具を積み込みます。
☆ボランティア活動保険について
お近くの社会福祉協議会にて、ご自身でご加入ください。
ご加入は任意ですが、万一のため、愛知ボランティアセンターとしては加入を強く推奨します。
天災Bタイプ(掛け金500円)以上をお勧めします。※対象範囲が広いため、あってはほしくないですが、他の災害へも対応できるため。
※この保険は年度ごとの加入です。今年度未加入の方は改めて加入が必要です。お気をつけください。
※愛知県内各市町村社会福祉協議会の所在地についてはこちらでご確認ください。(愛知県社会福祉協議会のHPにリンクされます。)
http://aichivc.jp/volunteer/vc.html
東北から震災でお父さんお母さんを亡くした子どもたちを名古屋に招いての交流会
第12回「でらえぇ~友だちつぐっぺぇ2018夏」を8月15日(水)~18日(土)に開催します。
さらに、18日(土)、19日(日)はお世話になっている東別院さんで御坊夏祭りが開催され、
愛知ボラセンは今年も東北の地酒と旨い物のお店をだします。
そのため、17日~18日のボラバスをどうするかスタッフで総合的に検討し、実施することにしました。
私は15日~17日に「でらえぇ~」に参加し、17日~18日はボラバスで岡山に行き、
19日は御坊夏祭りの客になる予定です。
こんにちは。スタッフ田中です。
今週末(8/10-11)の岡山笠岡・矢掛地区ボランティア活動は予定通り決行となりました。
とてもたくさんの方にお申し込みいただき満席でバスを出すことが出来ます。
お申込頂いた皆さん、情報を随時拡散してくださった皆さん、本当にありがとうございます!!
先ほど、全ての方へ持ち物やスケジュール等のご連絡をさせていただきました。
ご確認頂き、万全な準備ものと全ての方に安全に活動していただきたいと思っております。
よろしくお願いいたします。
こんばんは。スタッフ田中です。
先週7/27-28に予定していた岡山ボランティア活動が台風で中止。
8月1週目は、夏休みのため大型バスが出払っていて借りれないため、次にボラバスで岡山へ行けるのは8/10-11・・・
前回ブログで活動すると皆さんにお願いしていた、玉江さんは今どうお過ごしなのだろう。
豪雨から間もなく1か月。
1か月そのままの状態のお宅がどうなっているのだろうか。
「そのまま」なわけは絶対になく、腐敗がすすみ、危険な状態のなかで玉江さんが暮らしていらっしゃることは考えなくてもわかる。
そう思ったら、いてもたってもいられなくなり、
8月3日(金)夜に名古屋を出発。
4日(土)に矢掛町役場で、矢掛町建設課の島村さんと合流し、狭い山道を案内していただき、
スタッフと岡山県矢掛町の玉江さんのお宅へ行ってきました。
愛知ボラセンの矢掛町での活動は、矢掛町役場からの要請に応えての活動です。
玉江さんのお宅のすぐ裏の山が豪雨で崩れて台所を押し倒していました。
(写真は代表久田です。)
(写真は玉江さんの掲載許可をいただいています。)
この日の矢掛町の気温は名古屋よりは低かったものの、猛暑!
田中のiPhoneが高熱で途中起動不可と表示が出る程でした。
(ちなみにこんな表示初めてみました。クーラーボックスに入れると復活しましたが・・・)
熱中症にならないよう、前半は20分に1回、後半は15分に1回の休憩を取りながら慎重に、丁寧に活動を進めました。
この日は玉江さんの息子さんもいらっしゃり、一緒に活動をし、途中ガリガリ君を差し入れてくださったり、
地区の民生委員さんからは、「本当にありがたいなぁ~」と甘~いスイカもいただきました。
私はたくさん玉江さんとお話ししました。
大雨が降った時、どうすごされていたのか。
土砂が流れこんできたときのこと。
このお宅で過ごされた時間(65年間)のこと。
亡くなったご主人のこと。
いろんなことを玉江さんから伺いました。
「26歳の時にこの家に来て65年、こんなことになったのは初めてだ。」
「あと少しの命なのに、なんで今何だろう。なんで私何だろう。私がなんかしたのだろうか。」
崩れた台所から仲間たちが丁寧に運び出したたくさんのお湯のみを見ながら、
「さびしいなぁ」「ありがとなぁ」と繰り返しおっしゃいました。
私たちは台所の裏側から土砂の撤去をすすめていました。
玄関から台所へ入る扉は、土砂に押し流された棚でふさがれています。
その棚の中のものを移動し始める玉江さん。
行ったり来たり。
中にあった物をどかした後、玉江さんは素手で奥の泥を出し始めました。
代表のお話の通り、とても91歳には見えないぐらい元気な方!!!
でも素手ではとても危険。
<玉江さんはここが気になるんだなぁ>と思い、
時間が経つとまた奥から泥が流れてきてしまうけれども、
見えるところだけでも、今だけでも、と思い、私も棚の泥をかきだしました。
しかしそのあとも、気が付くと何度も何度も玉江さんはその場所の泥を手で出そうとします。
この棚が玉江さんの【本当に何とかしてほしいと思っていた場所】なのだと私は思いました。
午後からは、 台所の裏側からの土砂撤去、棚の解体、中から出てきた家財や大切なものの整理と3チームに分かれて活動。
棚は壊してくれてかまわないと玉江さんがおっしゃるので、のこぎりで解体。
私たちが帰る前には棚は運び出し、向こう側がみえるようになりました。
私たちが到着した際の玉江さんも元気いっぱいな方でしたが、
解体した棚が運び出された後の玉江さんは、どこかほっとしたような安心したような表情をされていました。
ボランティア活動とは、
誰かの力になるのだということは、
本当に必要なこととは、
それが何かを考え知る、私にとって大事な時間を過ごすことができました。
「あんたが嫁や娘だったらなぁ~」
冗談交じりに笑いながら話す玉江さん。
誰かの力になるということは簡単ではありませんでした。
誰かの力になるということは、崩れてしまったものをどかしたりするだけの【作業】ではありませんでした。
玉江さんの笑顔が見られて本当に良かった。
玉江さんの心に触れることが出来て本当に良かった。
そして私たち愛知ボラセンと、そのボランティアさんたちが7年積み上げてきた、
この私たちのボランティア活動がもっと誰かの力になれればいいなと思いました。
帰り道、笠岡市のぞうきんプロジェクト@笠岡さんに顔を出し、冷たいかき氷をいただきました!!
笠岡市民の方々が中心になって立ち上げたボランティアセンターは、
とても雰囲気が良く、なんだかあたたかく、素敵な方ばかりでした。
矢掛町で【テンペ】という文字が気になって寄ったお店では、「どこから来たのー?」という会話から、
「食べながら帰って!私たちのために本当にありがとう」と美味しい串揚げの差し入れまでいただきました。
(テンペは岡山の生産率が日本1だそうです!!「テンペ」が気になる方は調べてみてください☆)
ボランティア活動をすることを「すごいね!」と言われることがしばしばあります。
でもすごいことじゃない。誰にでもできることなんですよね。
これからも、名古屋でも被災地でも、それぞれが出来る事して1つのチームで活動できる団体でありたいなと思います。
と、ご報告しましたが、、、
玉江さんのお宅、まだ終わっていません。どかした棚のうしろはこうなっています。
今週末も継続して活動を行います。
スタッフ武内は「また次の週末きますね」と玉江さんと最後に話していました。
次の土曜の活動で台所の土砂をなんとか取り出せると思います。
ご都合がつく方は、ご協力いただけないでしょうか。
大型バスは43人分の座席があります。
私たちは一人でも多くの方と一緒に、チームで活動することを願います。
どうかお力添えいただけないでしょうか。
今週末の活動で、玉江さんのお宅の裏の台所も、この棚の奥もきっと片付くと思うのです。片づけたいんです。
そして、その他にも困っていらっしゃる方のお力になりたいんです。
どうか検討をお願いいたします。
8/10夜出発 11日帰名のボランティア活動のお申し込みはこちら→中部キャラバンHP
こんばんは。スタッフ田中です!!
1年に2回、3月と8月に開催している、<でらえぇ~友だちつぐっぺぇ~笑顔プロジェクト>
今年は8月15日(水)~18日(土)までの4日間、東北の子どもたちを愛知へご招待し、第12回を開催する予定となっております。
当日を迎えるまで2週間を切り、ワクワクと不安や心配な気持ちが入り乱れる中、現在愛知の学生実行委員たちが一生懸命準備を進めています。
その中で、愛知ボラセンのボランティアの皆さんとお食事をともにする
【なごやか食堂】を行うことになりました!!!
メニューは、なごやか食堂定番の【なごやかれー】
なんと今回は、日頃よりお世話になっている森林を守るバナナくらぶの皆様が調理を担当してくださることになりました。
お忙しい中、本当にありがとうございます。
東北から来る12人の学生を一緒に歓迎していただければ幸いです。
一時ではありますが、食事をしたり、おしゃべりをしたりしてあたたかい時間を過ごせることを願っています。
なごやか食堂(ご協力:森林を守るバナナくらぶの皆様)
日時:8月16日(木)18:00~19:30頃
場所:真宗大谷派名古屋別院(東別院)本堂下大広間
会費:500円
定員:30名 ※人数に限りがあるため、要申込み
(お申込みはこちらから http://aichiborasen.org/?page_id=9765)
最後になりましたが、
お盆直後の大変な時期であるのにもかかわらず、調理施設、お部屋等を快くお貸しいただいた東別院様、本当にありがとうございます。
このプロジェクトが今も続けられているのも、陰ながら見守り、サポートしてくださっているたくさんのボランティアの皆さんのおかげです。
人数に限りがありますが、ご都合のつく方がいらっしゃいましたら、是非ご参加ください。
お待ちしております。
これまでの活動報告書はこちらからダウンロードしていただけます。